hiroshi hara: saxophoniste

日々の思考の断片

水戸から

2013-06-30 20:01:35 | 洗足
昨夜は水戸に宿泊し、今日は洗足の地方講習会へ。

宿の朝食はタリーズで、美味しいコーヒーをいただいた。


水戸駅から路線バスに乗り込んで会場へ。










昼食は近所のハンバーグ屋さんへ。


カウンター席だったので、料理の写真は撮らなかったが、懐かしい電話機が目の前にあったので、思わず撮影。


満腹になり外に出るとなんとあのATMホールが目の前にあり驚いた。


サックスはたくさんの受講生に集まっていただき、朝から夕方までレッスンし帰途へ。

受講生のレベルは高く、私の言うことだけが正解ではないので、迷うこともあるかと思うが、それぞれ良いと思う道を選択して頑張ってほしいと思った一日だった。

3号館、奏楽堂、ひたち

2013-06-29 22:18:41 | 日常
今日はまず洗足へ。





岡山の明誠学院から学校見学に来た生徒さんのレッスンを行った。



昨夜から深夜バスでこちらにやって来たそうだが、そんな疲れも見せず元気良くレッスンを受けていたのが印象的だった。

午後は藝大へ。

上野公園内の球場では少年野球の練習をしていた。



藝大チェンバーオーケストラの演奏会が奏楽堂で行われ、それを聴いた。
今回は野平一郎教授がピアノ、指揮をしてモーツァルトのピアノ協奏曲第29番、グリゼィのパルシエル、ラヴェルのマ・メール・ロワ等を演奏。
学生達のハツラツとした演奏、迷いのあるステージマナーが若々しくてとても良かった。

聴き終わったあと、サックス部屋で少しだけだけ練習させてもらい、明日の仕事のため上野駅から特急ひたちに乗り込んで水戸へ。




3枚重ねて

2013-06-28 23:46:12 | 洗足
今日は洗足レッスン。

いつものレッスン室からの中庭。


空き時間にソプラノを練習。
下の歯に被せる「あぶらとり紙」は、我々のように長時間練習するサックス吹きには必須アイテムといえるだろう。


今では「リップガード」と呼ばれる専用の製品も売られているようで、色々な材質があるが、やはりあぶらとり紙が手軽でそこそこ耐久性もあり、使用している人は多いのではと思う。

どのメーカーが良いか、一枚をそのまま折って使う人、半分に切って使う人、何回折ってどれくらいの大きさにして使うかなど、人によってこだわりも色々かと思う。
紙の厚さ、硬さ、大きさが、フィット感に影響するのはもちろん、そして吹き心地と、意外にも音色に影響してくる。

私も学生の頃からずっと資生堂のあぶらとり紙を使用しており、この大きさのものがなくなると、きっと困ってしまうと思う。

いつもは一枚をそのまま4回折って使用しているが、現代作品などの譜読みでフラジオや重音など、ツボを探りながら練習しているとどうしても下唇が痛くなるので、あぶらとり紙を3枚ほど重ねて使用することがある。
当然ながらあごの開き具合が変わり、吹き心地も大きく変わってしまうが、痛くなるよりはまだましだろう。

下唇が痛くなるのはアンブシュアが崩れて唇がバテてしまうこと、噛み過ぎてしまうことが原因に挙げられるが、それだけではなく、下歯のあたる部分の弾性の限界と、アンブシュア全体を張って吹くとどうしても下歯は食い込んでしまうので、痛くなる前に予防はしっかりとしたいものだ。

感動と驚きと

2013-06-27 23:54:04 | 藝大
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2013年度
第7回モーニングコンサート

・辻田 絢菜(作曲)
 Collectionism II / Monoceros for orchestra “一角獣”

・伊澤 悠(Pf)
 P.チャイコフスキー:ピアノ協奏曲 第一番 変ロ短調 作品23

指揮:ダグラス・ボストック
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今日は木曜日の藝大の日。
11時からモーニングコンサートを聴いた。


作曲の辻田さんの作品、構成が良く練られているだけではなく、色彩豊かで素晴らしい作品だった。
彼女は昨年度、副科サックスを履修してくれて、そこでも熱心に練習してくれてメキメキ上達し、年度末には主科の作品提出の傍らで、副科サックス用の3重奏曲を書いてくれてとてもうれしかった。

あの時、寝ずに書いていた作品が、今日のモーニングコンサートで披露されて、なんだかそれだけで感慨深いものがあった。

聴いた後は慌ただしくレッスンが始まる。
今日は学食に行く時間もなかったので、大浦食堂のサンドイッチを、物で溢れかえった机の上でいただく。


今日は違う門下の学生がレッスンを受けに来てくれた。
藝大は私立音大とは違って学生が先生を選ぶのではなく、先生方が担当する学生を決めており、学生によっては年毎に門下が変わることもしばしば。
それ故、門下間の風通しも良く、このようなことはよくある。

ピアノ付レッスンの際、ピアノの一つの音だけ異様に調律が狂っていて驚いてしまった。


そういえば先週、このピアノに切れたピアノ線の張り替えを行っていたが、1週間経って伸びてしまった様子で、写真の左から2番目の弦が四半音近く低くなっていた。

新しいモデル

2013-06-26 21:32:36 | sax_セルマー
セルマーから"Concept"という新しいモデルのマウスピースが発売されるそうで、セルマーのホームーページにも紹介されている。

開発にあたり、世界中の奏者に試作品の試奏を依頼し、私のもとにも送っていただきいくつか意見を述べさせてもらった。





リードを付けた状態でも立たせられる形状だそうで、切り口が斜めになっている。

オープニングは1.48mm、フェイシングは24mmのロング。
チェンバーの形は丸形。

ちなみにS90の170のオープニングが1.40mm、180は1.50mm、フェイシングはどちらも22mm。

アルトのみで、テナーやソプラノなどは出ていない。
これからアルトの売れ行きやニーズによって開発が進められるのではと思う。

高校の後輩

2013-06-25 23:12:28 | 尚美
午前中はアクタスに伺い、受験生のレッスン、午後からは尚美のレッスンだった。

気が付けばディプロマの実技試験が来週に迫っており、その準備も進めていきたい。
そのディプロマの学生は明日、文京シビックのランチタイムコンサートに出演するそうだ。

詳細はこちら。

レッスンを終え、教員控室に行くと高校時代の後輩とばったり出会い、思わず一緒に写真を撮った。

高校時代は吹奏楽部でアルトサックスを吹いていて、現在はヴォーカリスト、シンガーソングライターとして活躍し、今年度から尚美のヴォーカル学科の先生になられたとのことで、尚美においても後輩ということになった。

音楽の世界は狭いもので、思いがけないところで繋がることがあるものだ。
いつか共演する機会を持ちたいものだ。

尚美授業2013年度(第9回)

2013-06-24 22:39:16 | 尚美
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授業メモ

1限
本2、A2 ベーシックトレーニング
・視聴CD: Florent Schmitt: Quatuor(saxo: Quatuor de Saxophones Marcel Mule)
・音階:音域を固定した音階
・Exercices Mecaniques Vol.3 VI (Jean-Marie Londiex)
・Exercices d'Intonation p2(Jean-Marie Londeix)
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昨夜は遅い就寝で、今朝は1限からなので寝坊するかもしれないと不安だったが、このような日に限って眠りが浅く、いつもよりも早く起床し、そしていつもよりさらに早く来校し、他の先生や真砂市場のマダムに驚かれた。
そして、そんなに早くても真砂市場は開いていたのに私も驚いた。



教員控室に入ったら、冷蔵庫と電子レンジの配置が変わっていた。


今日の授業の板書。


今日は「ファ」から始まる1オクターヴの音階を色々な調性で吹いてもらった。

レッスン終了後、いつもなら閉館時間まで練習してから帰るのだが、今日は寝不足のため早上がり。
まだ日の出ているうちに学校を後にするのは久しぶりだ。

3本立ての日

2013-06-23 23:44:45 | 日常
昨日のアンサンブルの会の演奏会から一夜明けて、今日は尚美の体験入学ミニコンサートのためバリオホールへ。

今年度初のドリームカルテットだった。
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曲目
G.ビゼー(伊藤康英):カルメン幻想曲
P.ヴェローヌ:半音階的ワルツ
イギリス民謡:グリーンスーヴス
C.ドビュッシー:ダンス
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リハーサル風景。








お弁当はいつものホットモット。


今日は尚美同窓会が開催されたそうで、北九州から元生徒も駆け付けてくれて、昨日の演奏会と今日のリハーサルを聴きに来てくれた。
思いがけず会うことができてとてもうれしかった。

演奏終了後、慌ただしく片付け、ドルチェ楽器に伺って、新人演奏会を拝聴。
そこでは尚美の卒業生が参加し、難しい曲に取り組んでいる姿を見て感心した。

その後、夜は渋谷にてフェスティバル実行委員会の会合。


今度のフェスティバルでは、私も実行委員というだけではなく、演奏者として色々出演したいと考えている。

アンサンブルの会第29回演奏会

2013-06-22 23:50:52 | 日常
今日はサクソフォンアンサンブルの会第29回演奏会だった。

会場は、近年すっかり定着した牛込箪笥区民ホール。


会場到着次第、慌ただしくリード選び。


ゲネプロ。






今回、最後のシェラザードで、初めて指揮ありで行った。


「大河の流れ」の平清盛ではoffステージサックスで演奏した。






開演前の楽屋でのチューニング。


無事に演奏会終了。
各々反省を抱えつつ、打ち上げへ。

それでも

2013-06-21 23:10:08 | 洗足
今日は洗足レッスン。

前期のファンファーレオルケストの演奏会が終わったので、空き時間もできてずいぶん楽になった。

とはいえ明日は本番で、コンチェルトを吹くような本番の前にはリード選びなどしてゆっくり練習したかったのだが、そんな時間もなくいつも通りのレッスンをして、リード選びもできなかった。

それでもできる限りの準備をしっかりして臨みたいと思う。

副科用の楽器から

2013-06-20 23:45:10 | 藝大
今日は藝大レッスン。

キャンパスに入るとこの立て看板。


昼食はキャッスルの盛り合わせ定食。


久しぶりにキャッスルのハンバーグをいただくことができた。

今日は天気も悪いことも影響してか、体調を崩す学生が多く、今日も副科の学生数名が欠席した。
この機会に副科用の楽器を整理しようと思い立ち、各楽器のケースから誰もものかわからない小物類を取り出した。

送迎、選定、レッスンの日

2013-06-19 22:08:52 | 日常
午前中はいつもの病院送迎。



その後は野中貿易山田町倉庫の伺い、楽器選定。
札幌の三響楽器さんからご依頼いただき、ジュビリー2,3それぞれ選定した。



三響楽器さんを通じて購入予定の方から、「壇蜜さんのようにエロな楽器を」という要望があり、悩みながらもそれなりに時間をかけてなんとか選ぶことができた。

その後はセントラル楽器さんのスタジオをお借りしてレッスン。
終わったころにはすっかり日も暮れてしまい、温泉にでも行ってマッサージでもしてもらおうかと思ったが、今週末の本番の準備もあるので早々に帰宅した。

火曜日は

2013-06-18 23:13:04 | 尚美
今日も尚美のレッスン。

今年度の火曜日は第2専攻(副科)の学生、ディプロマの学生2名と3年生の計4名、他の曜日と比べて比較的楽な日となった。

レッスン前に部屋で準備していたところ、思いがけず卒業生が顔を出してくれた。
長野の楽器店のイベントで、尚美卒業生として演奏する機会をいただいたそうで、その打ち合わせに来校したとのこと。

レッスン後には少し練習。
写真は3年生からいただいたディズニーランドのお土産。
うれしかった。

尚美授業2013年度(第8回)

2013-06-17 22:54:53 | 尚美
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授業メモ

1限
本2、A2 ベーシックトレーニング
・視聴CD: Pierre-Max Dubois: Concerto(saxo: 佐藤 渉)
・音階:Fis
・Exercices Mecaniques Vol.3 V (Jean-Marie Londiex)
・Exercices d'Intonation p1(Jean-Marie Londeix)
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先週、エチュード試験が終わって、今日からまたいつも通りの授業が始まった。
あとは夏休みまで一気に行くことになる。

今年の2年生は比較的基礎力がしっかりしており、これから演奏すること、表現することに対してより積極的になってほしいと思う。

写真は2限、私の授業の後に同じ部屋で行う波多江先生の室内楽の授業の様子。

今年最後の音楽室

2013-06-16 22:00:08 | 日常
今日はアンサンブルの会の演奏会前最後の練習だった。

場所はいつもの八王子の中学校の第1音楽室。

ここの中学校吹奏楽部の楽譜が置かれた卓上には懐かしい楽譜が。


ここの音楽室に来るのも今年最後だろう。
穏やかな空気が流れ、居心地が良くて、大変お世話になった。






窓から校庭を望む。