hiroshi hara: saxophoniste

日々の思考の断片

生花

2015-01-31 00:02:35 | 日常
午前中は楽器調整のため関内へ。

ソプラノはオーバーホールしてから初めてだったので、一部フェルトがつぶれて狂いが生じていたようだ。

午後は洗足にて音楽教室のレッスン。
午前中は雪が降ったようだが、大して積もらず一安心。


3号館5階のトイレに入った瞬間、花の香りがして、よく見たら洗面台に生花が飾られていた。


清掃員が飾ってくださったのだろうか、はたまた趣味の良い教授が持ってきてくださったのだろうか。
ペットボトルというのがいささか残念だが、しかし水仙の上品な香り、そして梅の甘い香りが相まって、空気が浄化されているようだった。

夕方からピアノ合わせを予定していたのだが、諸事情により中止になってしまい、個人練習して過ごした。

牡丹と浮世絵

2015-01-30 00:28:59 | 日常
少し前から牡丹が見頃になり、朝の散歩のついでに出かけた。


















思いがけず、梅も咲き始めていた。


お昼まで、まだ時間があったので、やはり前々から気になっていた浮世絵を見に行く。


浮世絵を見たのは初めてではないが、やはり西洋の絵画とは違った、繊細ながら奥行きや広がりを感じる世界にふれて新鮮な気分だった。
良いものを見た。

午後は練習。


ソプラノを長時間練習したので、唇と右親指が痛くなり、読み替えているヴァイオリンの楽譜の「ミ#」が、もうろうとして、いったい何の音か一瞬わからなくなってしまう時がある。

勝負

2015-01-29 00:28:27 | 洗足
毎日という訳ではないが、ほぼ毎日、無理せず朝散歩を続けている。





今日は洗足3年生の実技試験だった。




洗足サックスの今年度実技試験は今日で終了。
学生たちはこの後も色々な行事を控えてはいるが、これから長い春休みとなる。

4年生の卒業試験のみ聴くことができず残念だったが、学生たちの勝負している姿を見て、疲れと共に清々しい気持ちになった。

リードを開けて

2015-01-28 00:02:48 | 尚美
今日も尚美レッスン。

乗り換えの東京駅には誘惑がたくさんあり、今日はついに「エキナカ限定」という文句に負けてしまった。


真砂市場では、ATM前に鎮座していたぬいぐるみが、ついに「ご自由に市」に並んでしまった。


その姿がなんだかいたたまれなくなり、つい持ち帰ってしまい、現在はひとまず教員室に置いておいた。

学生2名が体調不良でお休みしたので、自分の練習時間に充てて、久しぶりに新しいリードを開けた。


11月のドゥラングル氏来日の際に、私のリード感や管理法がすっかり吹っ飛んでしまった。

尚美授業2014年度(第26回)

2015-01-27 00:11:47 | 尚美
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授業メモ

C限
本、A1、2年生合同 ベーシックトレーニング
・視聴CD: Pierre Vellones: Deux pièces (saxo: Quatuor saxophones de Marcer Mule etc)

D限
ラージアンサンブル
・Alexander Borodin: Polovtsian Dances
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今日の真砂市場。


ラージの練習では、フェスティバル前の最後の練習だった。
写真は土曜日の臨時練習から。

尚美ソロ・アンコン

2015-01-26 00:02:06 | 尚美
今日は尚美にて、高校生のためのソロ・アンサンブルコンテスト本選会だった。



今回で第31回とのこと。
今は年に一度だが、始めたばかりの頃は年に2~3度開催していたようだ。

これだけ長く続いたことで全国の高校に浸透したようで、今回の録音審査には、全国からソロ部門89名、アンサンブル部門98団体、総延べ人数606名の高校生がエントリーしたとのこと。

吹奏楽連盟などが主催しているコンテストとの主な違いは、ソロ部門での伴奏はピアノでもカラオケでも可、アンサンブル部門では3~12名という大編成室内楽も可、2校以上との合同演奏でも、そして個人的にうれしいのは、弦楽器のソロや弦楽アンサンブルも可能とのこと。

今日も弦楽アンサンブルでホルベルクとセントポール組曲を、ソロでもメンコンなど聴いたが、弦楽器ならではの広がりある響き、そして音域の広さと機動性に舌を巻いた。
この様なコンテストは、他の音楽大学などでも開催しているのだろうか。
今日の本選会も北海道や長崎など、全国から集まって来たので、これからも多くの高校生にとって、モチベーションを上げるきっかけとして、そして目標の一つになってもらえることを願っている。

また他の管楽器や打楽器の演奏を聴くことで、その奏法や主要なレパートリーを知る貴重な機会となる。
今日は聴かれなかったが、私はアンドレ・メサジェのソロ・ド・コンクールの中間部の上品なアルメニア民謡のような旋律が大好きで、未だ中高生の演奏しか聴いたことがないが、プロ奏者の演奏を聴いたら、きっと涙が出るほど感動すると思う。

夜に帰宅。
自宅近くのパティスリーが閉店15分前だったので、思わず買ってしまった。


左のフロマージュ・クリュは甘いだけではなく、少し塩気もあってチーズの香りと甘みが引き立っている。
右はアプリコットのムースが入ったケーキとのことで、明朝いただく予定。

祈りつつ

2015-01-25 00:38:06 | 日常
今朝も散歩に出かけた。







数日前から報道されている人質事件を、身につまされる思いで見ていたが、私自身もいよいよネットすることが怖くなり、早い解決を祈りつつ、気持ちが落ち着くまでSNSをお休みしたいと思う。

今日の洗足

2015-01-24 00:18:10 | 洗足
今日は洗足レッスン。

来週、3、4年生の実技試験なので、彼らのレッスンをして、今年度最後のレッスンを終えた。

練習棟改修のため、今月初めから使えなくなって学生たちの練習場所がなくなってしまい、一時は学食にまで試験前に練習する学生で溢れていたが、実技試験が始まって、日に日に練習する学生が減って来た。


レッスン棟も学生の練習に開放され、空いている部屋は学生が使用することがあるが、3号館のローカルルールを知らずに、金管用の水抜きにリードの個包装の袋などのゴミを捨ててしまう学生も散見される。


練習の合間に私も練習。
先日、ソプラノのサムフックに親指が食い込んで痺れて困っていたが、サムフックを上方向に位置調整できて、ずいぶん落ち着いた。


夜の2号館。


夜は急に風が強くなり、学生の自転車も大変なことになっていた。

じっと座って

2015-01-23 00:18:34 | 洗足
昨日から洗足の実技試験が始まり、昨日は1年生、そして今日は2年生だった。

毎年の流れだが、ひと学年一日がかりとなってしまう。

そして学生だけではなく先生も多く、10名以上の先生がずらりと揃って聴き、まるで国際コンクールの本選のような豪華さで、演奏する学生はさぞ緊張するのではと思ってしまう。

久しぶりに演奏を聴いた他門下の学生の上達ぶりにうれしくなったり、ピアニストによっても、同じ曲を同じピアノで演奏しているのに、また違った印象を持ったりと、一日中じっと座りながら色々なことに考え巡らせていた。

写真は採点用のiPad。
昨年から使用されるようになった。

まさゴリさん

2015-01-22 00:03:48 | 尚美
写真は真砂市場入口に鎮座する「まさゴリさん」(私が勝手に命名)。

真砂市場が営業しているサインでもあり、落し物の耳あてや帽子、そしてお店で用意した衣装などをまとい、季節折々のオシャレな姿を見ることができる。

ここに鎮座して何年経つのか、もはや定かではないが、いぶし銀の哀愁が漂っている。

いつの間にか

2015-01-21 00:04:08 | 尚美
月曜日、尚美のレッスンを終えた後、学生時代の友人たちと会った。



メールやSNS等、折々連絡取っていたが、何だかんだで会うのは卒業以来だった。

今の生活は、いつの間にか周囲の人に必要以上に気を遣い、言わなくても良いこと、言ってはいけないこと、言葉を吟味しながら発していたということに気が付いた一幕だった。

何でもないことを思いつくままに話し、特に私はたくさん励ましてもらって胸のつかえが下りた。
そして何よりも、楽しくて時間があっという間に過ぎていった。




尚美授業2014年度(第25回)

2015-01-20 01:50:25 | 尚美
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授業メモ

C限
本、A2年生 ベーシックトレーニング
・視聴CD: 鈴木純明:Falaise(saxo: 原博巳)
・ヴィブラートのこと

D限
ラージアンサンブル
・Alexander Borodin: Polovtsian Dances
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今朝の散歩








尚美に行く前にいつもの真砂市場へ。
今日の「ご自由に市」はお皿、卓上カレンダー、そしてビンゴマシーンだった。


D限のラージアンサンブルは中村先生にご指導いただき、私もバランスを客観的に聴くことができた。

食生活

2015-01-19 00:32:25 | 日常
昨日のYASの興奮のあまり、眠ることができなかったが、そんな中で今日は尚美に行き、体験入学レッスンだった。



尚美の体験入学は、いつもバリオホールに於いて講師持ち回りでミニコンサートをするのだが、今日は誰だろうかと来てみたら、講師ではなく、卒業生のユーフォニアムの高橋美奈子さん、武藤卓さんの両氏によるステージだった。
お二人は同級生で、しかも管打コンに同時に入賞したそうで、みずみずしい音と前傾姿勢な流れに聴き惚れてしまった。
武藤さんは3月の尚美とシエナの合同演奏会にもソリストとして出演されるとのこと、そちらも楽しみだ。



尚美でのレッスンを終えて、今度は場所を変えてセントラル楽器でレッスン、夜に帰途へ。
駅から自宅に歩いている途中、急に甘いものが食べたくなり、ただこの辺りで夜まで開いているケーキ屋さんなんてないだろうと思っていたら、意外に実は自宅のすぐ近くにあって驚いてしまった。




本格的なパティスリーで、お値段もなかなかだったが、しかしそれに見合ったお店だと思う。
自宅が近所ということで、イートイン限定のケーキも包んでいただき、店員さんのお気遣いにも感謝したい。

タルトショコラとシャンティ


その後に実家にも行き、用事を済ませて一日終了。
今度はすっぱいものが食べたくなり、食生活の乱れた一日となった。

第1回YSA本番

2015-01-18 01:56:13 | 日常
今日もあまり時間が取れなかったこと、本番なので長丁場な一日になるだろうと思い、朝の散歩も近場の鶴岡八幡宮だった。



午後から戸塚へ行き、YSA本番だった。
とてもローカルでありながらハイレベルで充実した演奏会だった。
とは言え、お聴きいただいたお客様にとっては、あまりにもてんこ盛りだったので、もし次回がある時には、もっと構成をコンパクトにしなければと感じたイベントだった。

演奏会の、私の偏った目線で撮った写真はFacebookにアップロードした。

前日に

2015-01-17 00:03:29 | 日常
朝はあまり時間が取れなかったので、散歩は近場へ。



楽器3本持って電車に乗り込み、まずは洗足で補講レッスン。
来週は1,2年生の実技試験があり、いよいよ試験曲の仕上げとなる。

夕方からはYSAの練習。
いよいよ明日本番で、豪華なメンバーと一緒に演奏できることへのうれしさと、それに対する重圧を同時に感じて寒気が襲ってきたが、実は人口密度が高くて空調が冷房になっており、若いメンバーとのジェネレーションの差異を感じた一幕だった。


大型楽器のケースはひとまずお部屋の外に。
ナウシカでこの様な風景を見た気がする。


練習が終わり帰宅。
会場から自宅まで3駅という近さは、本当にうれしい。

自宅下に見たことのない猫が香箱座りしていた。