ヤマハ銀座店に伺いマウスピース選定を行った。
生徒が野中貿易を通じて私の選定楽器を購入してくだり、それに伴って楽器付属のマウスピースを選定させていただいた。
180、C*の二種類を出していただき、吹き比べ、C*に決定した。
セルマーのマウスピース選定は久しぶりだったが、吹き心地等の個体差が激しい。
バンドーレンではあまり感じないが、やはり購入される方は試奏して自身に合ったものを慎重に選んだほうがよいだろう。
選定後は虎ノ門へ。
場所を確認したことろ距離が3キロ程、時間もあったので歩くことに。
途中、新橋辺りで方向がわからなくなってしまったが、なんとか1時間ほどで到着。
夜はJTアートホールアフィニスに伺い、林田祐和さんのリサイタルを拝聴した。
ソプラノサックスを見事にコントロールし、しなやかな表現がとても印象的だった。
石毛里佳さんの委嘱作品、アンコールでは林田さんのオリジナル作品など、プログラムも多彩で楽しめるものだった。
生徒が野中貿易を通じて私の選定楽器を購入してくだり、それに伴って楽器付属のマウスピースを選定させていただいた。
180、C*の二種類を出していただき、吹き比べ、C*に決定した。
セルマーのマウスピース選定は久しぶりだったが、吹き心地等の個体差が激しい。
バンドーレンではあまり感じないが、やはり購入される方は試奏して自身に合ったものを慎重に選んだほうがよいだろう。
選定後は虎ノ門へ。
場所を確認したことろ距離が3キロ程、時間もあったので歩くことに。
途中、新橋辺りで方向がわからなくなってしまったが、なんとか1時間ほどで到着。
夜はJTアートホールアフィニスに伺い、林田祐和さんのリサイタルを拝聴した。
ソプラノサックスを見事にコントロールし、しなやかな表現がとても印象的だった。
石毛里佳さんの委嘱作品、アンコールでは林田さんのオリジナル作品など、プログラムも多彩で楽しめるものだった。
昨日は洗足ファンファーレバンド勉強会が講堂で行われた。
稲垣征夫先生をお招きして、管楽器合奏の多様性やその魅力についてお話を伺い、また学生たちも試みとしてファンファーレバンドと吹奏楽の二つの編成で同じ曲を聴き比べ、最後には合同に入り混じって「雷鳴と稲妻」を演奏し幕を閉じた。
稲垣先生のお話の中で「ギャルド・レピュブリケーヌ吹奏楽団」が出てきたが、やはり大半の管楽器はフランスが中心となっているということを改めて知ることとなった。
そういえば昨年の秋にギャルドの演奏会を聴きに行ったことを思い出し、過去のログを読み返してみた。
当時の感動がよみがえる思いだった。
稲垣征夫先生をお招きして、管楽器合奏の多様性やその魅力についてお話を伺い、また学生たちも試みとしてファンファーレバンドと吹奏楽の二つの編成で同じ曲を聴き比べ、最後には合同に入り混じって「雷鳴と稲妻」を演奏し幕を閉じた。
稲垣先生のお話の中で「ギャルド・レピュブリケーヌ吹奏楽団」が出てきたが、やはり大半の管楽器はフランスが中心となっているということを改めて知ることとなった。
そういえば昨年の秋にギャルドの演奏会を聴きに行ったことを思い出し、過去のログを読み返してみた。
当時の感動がよみがえる思いだった。
先日、ドゥラングル氏来日公演の録音の一部をお譲りいただいた。
2001年11月のもので、野原みどりさんのピアノと共にカプレ、デクリュック、デザンクロが収められていた。
私もこの演奏会は会場で聴いていたが、その頃に抱いた印象とはまた違ったもので大変驚き興味深く拝聴した。
両者ともテンションが高く、表現の引き出しの多さに圧倒されて、その世界にどんどん引き込まれていく。
また会場では気づかなかったが、ライブならではのミスが散見され、しかしそのミスをマイナスとしないところに益々引き込まれていく。
それも氏の技術の成せるものなのか、経験から来るものなのか。
氏の特筆すべきところは、楽器を扱う総合的な技術にある。
デファイエのように甘味な音色を持っているわけでもなく、また氏よりも指の動く人は居るには居るだろう。
ただ幅広い技術を音楽へ活かし、バランス良く、またセンス良く表現できる稀少な奏者なのだと思う。
そしてその姿勢は私自身も目指しているものでもある。
昨年5月、氏はパリ郊外で私の演奏を聴いて「あなたは私のライバルだ。」と応援してくださったが、私も氏と同じ登山道を歩んでいるのかと思った一幕だった。
2001年11月のもので、野原みどりさんのピアノと共にカプレ、デクリュック、デザンクロが収められていた。
私もこの演奏会は会場で聴いていたが、その頃に抱いた印象とはまた違ったもので大変驚き興味深く拝聴した。
両者ともテンションが高く、表現の引き出しの多さに圧倒されて、その世界にどんどん引き込まれていく。
また会場では気づかなかったが、ライブならではのミスが散見され、しかしそのミスをマイナスとしないところに益々引き込まれていく。
それも氏の技術の成せるものなのか、経験から来るものなのか。
氏の特筆すべきところは、楽器を扱う総合的な技術にある。
デファイエのように甘味な音色を持っているわけでもなく、また氏よりも指の動く人は居るには居るだろう。
ただ幅広い技術を音楽へ活かし、バランス良く、またセンス良く表現できる稀少な奏者なのだと思う。
そしてその姿勢は私自身も目指しているものでもある。
昨年5月、氏はパリ郊外で私の演奏を聴いて「あなたは私のライバルだ。」と応援してくださったが、私も氏と同じ登山道を歩んでいるのかと思った一幕だった。
昨日まで久しぶりにいただいた3連休は、一日目はフランス語を、二日目は自転車で逗子と鎌倉を走り、三日目は箱根の温泉を堪能した。
元来、無趣味だった私がいつの間にかいくつかの趣味を持ち楽しんでいる事に気付いた。
学生の頃は時間的、金銭的余裕が無かったからというのが理由だが、その頃からこの「趣味」に憧れを抱いていたような気がする。
趣味とは自身の引き出しを増やして人間関係を円滑に、豊かにするものかと思っていたが、実際に趣味を楽しんでいるときには、自分自身にとっても精神的な余裕や心の逃げ道をつくり出しているのではと感じている。
なりわいとしている演奏やレッスンで思い悩んだときや壁に当たったときにも、それを認めて受け入れられるようになったことも、もしかしたらそのような心の逃げ道があるからなのかもしれない。
元来、無趣味だった私がいつの間にかいくつかの趣味を持ち楽しんでいる事に気付いた。
学生の頃は時間的、金銭的余裕が無かったからというのが理由だが、その頃からこの「趣味」に憧れを抱いていたような気がする。
趣味とは自身の引き出しを増やして人間関係を円滑に、豊かにするものかと思っていたが、実際に趣味を楽しんでいるときには、自分自身にとっても精神的な余裕や心の逃げ道をつくり出しているのではと感じている。
なりわいとしている演奏やレッスンで思い悩んだときや壁に当たったときにも、それを認めて受け入れられるようになったことも、もしかしたらそのような心の逃げ道があるからなのかもしれない。