hiroshi hara: saxophoniste

日々の思考の断片

アンブシュアについて

2008-08-31 05:46:30 | sax関係
ここ数日、アンブシュアを見直しながらの練習を行っている。
基本的であり多岐にわたる奏法のバランスを考えつつ以下の項目だけ少し変えて試行している。

・くわえる深さ
これまでよりも浅くくわえるようにした。
下唇への負担が大きくなり、いささか倍音が貧弱になったが、音の跳躍への対応や、以前から苦手意識のあった低音域の操作が容易になった。

・タンギングの舌の位置、リードとの接点
低音域のアタックは舌の先端に近い部分で、またリードの先端ではなく少し奥の面の部分にふれるよう意識し様子を見ている。

室内楽

2008-08-30 07:36:51 | 携帯
昨日は洗足高校授業。
大学はまだ夏休み中でキャンパス内は閑散としていたが、高校は既に今週から授業が始まっていたようだ。
文化祭で演奏するアンサンブルを聴かせていただいた。

写真は昨日とは関係がないが、先日の合宿からのひとこま。
四重奏は練習にも時間が掛かり面倒な作業も多いが、豪華な響きと演奏した後の達成感はまた独特なのかもしれない。

多様化

2008-08-29 07:25:42 | 携帯
昨日は尚美補講。
9/16(火)に実技試験があるためその準備に余念がない。

夏休み明け初レッスンということで、各々少なからず変化が見られ嬉しくかったし、先日の合宿の影響もあり、私自身もより生徒に対し親身になってあげたいと思うようにもなった。
この学校は私の母校だからなのか、学生の考えていることが手に取るように理解できる。
世の中は私が学生の頃よりも多様化し、学校や今の学生も様変わりしたように見受けられるが、根本的な精神や思考はどの時代も同じなのではないだろうか。

写真は尚美のレッスンノート。
毎回各々のレッスンの記録を書きとめていく。

合宿の雰囲気

2008-08-28 08:37:07 | 携帯
昨日はやはり高速を使わず御殿場、箱根を通って帰宅。
ずいぶん時間がかかってしまったが息抜きにはなった。

この数日間はおもいきり遊んで楽しんだ日々だった。
今回、野原さんとその生徒たちの合宿にお邪魔して、私にとっては教え方や奏法に新しい風が吹き込まれ新鮮な気持ちになり内容の濃いものだった。
野原さんは、生徒に対し実に面倒見がよく優しい先生で、また音楽や奏法に対しても確固たる信念があり、生徒たちも生き生きと過ごしていたのが印象に残った。

発表会で演奏していた生徒たちの演奏は素晴らしいものだったが、特にゴトコフスキー、トマジでは更にみどりさんのピアノが圧巻だった。
音量や音数の問題ではなく、全ての指が独立して歌っていて、もはや「発表会」という雰囲気から抜け出して息をのんだ場面だった。

楽しい合宿に参加できて、また先日の富士登山もあり、よき思い出と共に私はこの土地が大好きになった。

写真は合宿中に行った室内楽。

尚美授業2008年度 13日目

2008-08-25 16:38:03 | 尚美
*****************************
一年生、二年生
・楽曲アナリーゼレポートについて
・CD:J.Rueff:Sonate (F.Moretti)
・音階:全調
・Exercices Mécaniques (J.M.Londeix)(第一巻、第二巻から)
*****************************

今日から尚美は始業した.
とは言え来月中旬に試験があり、その後は秋休みに入る.

久しぶりの学生を見て、皆少しずつ何かしらの変化があった.