hiroshi hara: saxophoniste

日々の思考の断片

勇み足

2016-09-30 00:09:16 | 東京音大
昨日ようやく気がついた金木犀の花は今日も同じく香っていた。




今日は東京音大レッスン。

昼食はカツ丼370円也。



家ではずっと減塩食なので、外では濃いものを食べたくなる。


帰宅したら、本体よりも後に注文したケースが届いていた。


本体はまだ入荷未定とのこと。
焦ってあまり選ばずに注文したが勇み足だったかもしれない。

香り

2016-09-29 00:21:31 | 尚美
実は今の今まで、「金木犀の香り」を知らなかった。

正確には、香りそのものは知っていたものの、なぜかこの季節に実感したことがなかったというか、意識したことがなかった。

今朝、外に出て、湿気と雨の香りも相まって、風と共に感じた、この甘重たい、私的には「モッタリ」とした香りに、これが金木犀かとようやく感じることができた。
やはり甘いながらも郷愁にかられる、深い思考に誘う香りだ。


閑話休題、今日は尚美バリオホールにて、ディプロマの追試と3グレード以上の試験だった。

オーボエ1名、クラリネット2名、サクソフォン4名、ハープ1名。
3グレードは15分、2グレードは30分の演奏をするため準備が、そして本番も体力や集中力を保つことが大変だが、特に今日の試験では3名の学生と共演し、リサイタル1回分以上の曲を弾いていたピアニストに脱帽だった。

また、今回初めてハープの試験を聴いたが、ペダル操作や弦に触れた際に生じる、生々しいノイズに興味津々だった。


写真は進行表にて、ハープの学生が「サクソフォーン」になっていた誤植を見つけ、思わず訂正してしまったもの。

幾時間

2016-09-28 00:08:33 | 日常
アクタスに伺い、尚美時代の友人のネックを選び、その後は自分のマウスピースを選んだ。

終わった後には久しぶりに入ったモスバーガーで、いく時間も過ごした。

グレード試験

2016-09-27 00:07:50 | 日常
今日は尚美の4グレード以下の実技楽曲試験だった。

M802で行うのは初めてかもしれない。



お昼で終了し、昼食は近くの「桂園餃子房」へ。

「豚肉パリパリ揚げ」
ボリュームがあり、とっても美味しくて750円也。



午後は明後日のハイグレード試験の補講レッスン、空き時間には自分の練習。
C.ロバが書いたグラズノフのカデンツを読んだ。



夜は珍しく、いただき物の日本酒を開ける。

巡る

2016-09-26 02:51:50 | 日常
久しぶりのお休み。

自宅での作業もそこそこに、やはり久しぶりに原付バイクに乗って、買い物ついでに近くを巡った。

妙本寺






光明寺






大崎公園

金管楽器

2016-09-25 00:06:37 | 洗足
昨日金曜日はレッスンに加えて、久しぶりにファンファーレの授業に伺った。




いつもの1階ではなく2階に変更になったそうで、高所恐怖症ならば、なかなかの恐怖を味わえる階段を登る。



新しいオリジナル作品に取り組み、楽譜を見ながら、作曲者はサクソフォンをきっと金管楽器と思っているに違いないと思った。
それはそれで光栄なことではあるが。



10年

2016-09-24 00:09:18 | 日常
2006年9月23日からこのブログを書き始め、今日でちょうど10年経った。

開設してから3652日、記事件数はこれを入れると3980件、大台まではあと20足りなかった。

書き始めた当時はスマホなどではなく、カメラ無しの携帯電話だったため、主に小さなデジカメとパソコンを使って更新していた。

開設した当時の動機は「日々雑多に考えいてることを整理したい」、「文章力をつけたい」等だったが、10年経ってそれらが向上したかは甚だ疑問で、昔の記事の方が細かなことまでよく考えていたし、文章の「てにをは」もしっかりしていたように思う。


2006年は私にとって忘れられない年で、春に尚美の講師となり、夏にはパリ音楽院第三課程にいたジェローム・ラランと一緒にスロベニアのコングレスに参加、鈴木純明さんに作品を委嘱し、「アンチエンヌ」が誕生、その後ジェロームと一緒にフランスや日本で公演を重ねて、彼と周囲の作曲家、そしてフランスの文化や慣習に触れて、彼らの能力の高さに愕然としつつも、充実し、大変刺激的だった。


当時の私が10年後のことなど考えていたは覚えていないが、当時の記事をいくつか見返すとこんなことを書いていた。
「歳をとるほどに、どうしても思考が固執しがちになるのに対し、若い子達の考え方は柔らかい。
私は40歳、50歳になっても若い世代の思考を理解できるような人になっていたい。」



いつまで書けるかわからないが、私が元気に生きている証として、これからも日々の思いを綴っていきたいと思う。

24本骨傘

2016-09-23 00:17:20 | 日常
今日は洗足にて、オープンキャンパスのレッスンだった。

秋分の日の今日は雨だったが、しかし新しい傘を使える機会でもある。






今日はいつものレッスン室ではなく、5階の広い部屋を使わせていただいたが、エアコンのあまりの威力に驚いた。



夏からずっと冷蔵庫に入れていた五一の貴腐ワインをついに開けた。

忘れ物

2016-09-22 00:01:05 | 日常
このところ朝がバッタバタの日が多く、今日もそうだった。

朝食をつくり、掃除をして母をデイサービスに送り出すため着替えをさせて荷物をまとめ、その後に自分の支度をする流れで、今日は自分の荷物を何か忘れるのではないかと胸騒ぎして、時間をかけて落ち着きながら考えて支度をしたが、その心配がずっと消えないまま出発した。


午前中は東京音大付属高校の実技試験。
初めての試験官だったので興味深く聴いた。



試験は午後まで続いていたが、私はお昼で失礼して横浜へ。
まずは昼食。



「横浜音祭り」の前夜祭で、イルミナートフィルの公演。



朝の不安がここで的中し、靴下を忘れたことに気づく。



ショッピングモールがすぐ近くなので、黒い靴下を買いに走ろうかとよぎったが、偶然、昨日の台風対策で予備の靴下がカバンに残っていた。



とは言え黒ではなかったが、走ってお店を探す気力もなかったので結局これで臨んだ。


剣の舞とボレロを演奏。
目黒先生のレスギンカとボレロが超絶にカッコよく、また有村くんのテナーを間近で聴き、右手の音域での猛烈な振動を肌で感じて、それもまた貴重な経験だった。

緊張

2016-09-21 04:55:43 | 日常
朝は尚美の補講レッスン。

来週は実技試験を控えており、それぞれの進捗状況を確認した。

午後はみなとみらいホールで、イルミナートフィルのリハーサル。
「横浜音祭り2016」前夜祭とのことで演目はボレロ。

イルミナートフィルは昨年12月にも機会をいただき、やはりボレロを吹いた。



このブライトコプフの楽譜が懐かしく、前回はテナーだったが、今回はソプラノを仰せつかった。


"in F"の楽譜を読み替えながら吹いているが、そんなことよりも、やはり私にとってこの曲はなぜか、寿命が縮むかと思うほど緊張してしまう。

蛇口

2016-09-20 05:11:52 | 日常
数ヶ月前から台所シンクの蛇口の先、浄水器との境目から水漏れするようになり、最初は気になるほどではなかったが、日に日に悪化して、いよいよ水を出すと真横に噴出すほどになってしまい、大家さんから業者を呼んでもらって、先日、まずは状態を診ていただいた。

交換部品を確認し、後日また来ていただくこととなり、その日は終了。
その業者さんは大家さんがひいきにしている方とのことなのだが、どうにも癖のある方で、なんともなれなれしく、第一印象はあまり良くなかった。

その約束した日にも色々あったが、なんだかんだしっかり修理してくださった。

結局、蛇口まるまる交換となった。



蛇口だけピッカピカになる。



これまでの蛇口はレバーを倒すと水が出ていたのに対し、新しい蛇口はその逆で、止めたいのに勢いよく出してしまうミスが頻発しているが、何はともあれ業者さんはとても親切な方だった。

買い物バッグ

2016-09-19 05:34:37 | 日常
午前中は尚美で体験入学レッスン。

本当は午後からなのだが、私の都合により時間を移していただき、朝から受講生3名レッスン。

レッスン終了後、お弁当もいただかずに飛び出し、午後は洗足へ。



こちらも秋期講習会のレッスンだった。

昨日の本番の疲れもあったが、それぞれに良いレッスンをすることができたような気がして、充実した一日だった。


帰宅してから買い物へ。
朝から納豆とビスケットしか食べていなかったので、どこかで外食でもしようと思っていたが、そんな元気も無く、いつも通り日用品を買って帰宅。


写真は、先日パリで自分への土産として買った、スーパーのレジ横に売られていた買い物バッグ。



大容量で丈夫で使い勝手が良くて0.99ユーロ(112円)也。

3つ4つ買っておけばよかった。

シンフォニックウィンズ東京 特別演奏会

2016-09-18 00:03:05 | 日常
今日は「シンフォニックウインズ東京」の本番だった。


9回目の演奏会にして、吹奏楽のオリジナル作品や、吹奏楽の世界で知られた名曲を集め、またゲストにアメリカを代表するトランペット奏者 レックス・リチャードソン氏を迎えての特別演奏会だった。


リチャードソン氏による委嘱作品であり、今回が世界初演となった新作では、ステージと客席にて、ウインドチャイムが26も配置されるという演奏効果があり、指揮者が手作りした釘製のウインドチャイムの音が会場中に、まさに風のように渦巻いていたのが印象的だった。


写真はウインドチャイム隊のミーティング。



今回は吹奏楽作品なので、いつもより安心して臨めると考えていたが、むしろいつもよりも立ち位置について考えさせられた。
曲によってクラリネットの楽譜を演奏したり、座り位置を変えたりと、吹奏楽では一つの楽器の役割がオーケストラよりも多いことが一因しているのだろう。

いつも下手側のクラリネットの席で、「木の楽器」の音色の中で勉強させていただいているが、今回、上手側のサクソフォンの席に移動した際には、周囲のあまりの大音量に耳が痛くなったが、妙な程の安心感があって楽しかった。



帰り道、今日も月が顔を出していた。

一輪

2016-09-17 00:51:49 | 日常
今日は洗足のレッスンから、いつもの風景。




道ができていた。
花一輪が目印。



夜はシンフォニックウインズ東京のリハーサル。
本番会場にて、ゲストも参加して、いよいよ明日。

愛でる

2016-09-16 00:15:58 | 日常
午前中は母を病院に連れて行きつつ、自宅では業者さんに来ていただき台所シンク水道蛇口の交換、お昼は別の病院で事務手続きしてから買い物、午後から東京音大、夜はシンフォニックウインズのリハーサルと続き、なんとも忙しい一日だったが、一日の最後で、月を愛でる気持ちの余裕は持ちたいなと思った一幕だった。