午前中は鎌倉レゾナンスの最後のリハーサル。
本番は土曜日。
ハルモニウムの音色をなぜ懐かしく思うのか、それは小学校にあった足漕ぎオルガンから、その当時の風景を連想させるのだろう。
音程はもちろん、配置の問題でアイコンタクトを取ることもままならず、とても難しいが、しかし演奏していてとても楽しい。
プログラムの一つ、フランクの「パニス・アンジェリクス(天使の糧)」では、アルトで声楽のパートを演奏。
「天は、我々、卑しく憐れな者たちに自らを糧として与えられた」というテキストの、母音と子音、語句にかかる強さを考えながら演奏したいと思う。
ちなみに今回の演奏会ではソプラノ、アルト、テナーの3本を使用。
リハーサル場所より、午後からの東京音大まで、2キロほどの道のりを歩いて移動して大変だった。
レッスン室から。
昼食は「照りマヨチキン丼」だった。
本番は土曜日。
ハルモニウムの音色をなぜ懐かしく思うのか、それは小学校にあった足漕ぎオルガンから、その当時の風景を連想させるのだろう。
音程はもちろん、配置の問題でアイコンタクトを取ることもままならず、とても難しいが、しかし演奏していてとても楽しい。
プログラムの一つ、フランクの「パニス・アンジェリクス(天使の糧)」では、アルトで声楽のパートを演奏。
「天は、我々、卑しく憐れな者たちに自らを糧として与えられた」というテキストの、母音と子音、語句にかかる強さを考えながら演奏したいと思う。
ちなみに今回の演奏会ではソプラノ、アルト、テナーの3本を使用。
リハーサル場所より、午後からの東京音大まで、2キロほどの道のりを歩いて移動して大変だった。
レッスン室から。
昼食は「照りマヨチキン丼」だった。
洗足レッスン。
授業と授業の間、10分の休み時間にはここをたくさんの人が行き交う。
人だけではなく、打楽器や大型楽器など運搬される楽器もたくさん往来し、そんな中、大型楽器を2人がかりで持ち、小走りで急いで片付けに向かう学生を見かけた。
「大切に運べよー」とか、「転ぶなよー」と心の中でつぶやいたが、その瞬間、私もすっかり先生になったものだと感じた一幕だった。
授業と授業の間、10分の休み時間にはここをたくさんの人が行き交う。
人だけではなく、打楽器や大型楽器など運搬される楽器もたくさん往来し、そんな中、大型楽器を2人がかりで持ち、小走りで急いで片付けに向かう学生を見かけた。
「大切に運べよー」とか、「転ぶなよー」と心の中でつぶやいたが、その瞬間、私もすっかり先生になったものだと感じた一幕だった。
午前中は鎌倉レゾナンス演奏会の合わせ。
演奏曲と楽譜、進行も詳細まで決まった。
440Hzにもいくぶん慣れてきて、素朴で郷愁を感じる音がする。
午後は尚美レッスンで、学生と一緒に音階を吹く。
尚美の新入生は教科書販売の中に音階の本も入っており、350円という安価でありながら、種々の音階練習が掲載され充実した内容となっている。
エチュード試験の際にも、この本に沿って試験が行われる。
ところが臨時記号の付け忘れなど、譜ミスもそれなりに多く、間違えているのは学生なのか本なのか、わからなくなる時がある。
演奏曲と楽譜、進行も詳細まで決まった。
440Hzにもいくぶん慣れてきて、素朴で郷愁を感じる音がする。
午後は尚美レッスンで、学生と一緒に音階を吹く。
尚美の新入生は教科書販売の中に音階の本も入っており、350円という安価でありながら、種々の音階練習が掲載され充実した内容となっている。
エチュード試験の際にも、この本に沿って試験が行われる。
ところが臨時記号の付け忘れなど、譜ミスもそれなりに多く、間違えているのは学生なのか本なのか、わからなくなる時がある。
*****************************
授業メモ
5限
本2年生 ベーシックトレーニング
・視聴CD:Frank Martin: Ballade (Sigurd Rascher)
・Exercices Mécaniques vol3 p1(Jean-Marie Londeix)
・音域を固定した音階(長調、短調)
*****************************
朝は毎週の病院の待ち時間散歩。
妙本寺はこの一週間ですっかり風景が変わり、山の上からウグイスと、なぜか犬の鳴き声がきこえてきた。
八重桜のやさしい彩に色々なことをおもう。
尚美授業の後はレッスン。
机の上に置いた楽器の部品が、神社に祀られている鏡に見えてきた。
授業メモ
5限
本2年生 ベーシックトレーニング
・視聴CD:Frank Martin: Ballade (Sigurd Rascher)
・Exercices Mécaniques vol3 p1(Jean-Marie Londeix)
・音域を固定した音階(長調、短調)
*****************************
朝は毎週の病院の待ち時間散歩。
妙本寺はこの一週間ですっかり風景が変わり、山の上からウグイスと、なぜか犬の鳴き声がきこえてきた。
八重桜のやさしい彩に色々なことをおもう。
尚美授業の後はレッスン。
机の上に置いた楽器の部品が、神社に祀られている鏡に見えてきた。
鎌倉での演奏会が1週間後となった。
サクソフォンアンサンブルは魅力的ではあるが、他の楽器とのアンサンブルも同様で、勉強になるし、他の楽器を知ることができ、そこからサクソフォンの魅力を改めて感じることにもなる。
今回のような機会では、たいていサクソフォン用に移調された楽譜ではなく、他の楽器の楽譜もしくは実音で記された楽譜をいただくことが多い。
実音ならばそのまま読み替えできるが、今回はスコアでいただいた楽譜の、ホルンのパートをソプラノとアルトに持ち替えながら演奏することになり、演奏中の混乱を避けるため、今回ばかりはしっかりパート譜を作成しようと、本当に久しぶりに手書きでパート譜をつくった。
窓辺に机を持ってきて、陽を受けながら半日かけて書き上げた。
フィナーレを持っているにも関わらず、未だに使いこなすことができず、手で書いた方が早いというのがなんとも悲しい。
サクソフォンアンサンブルは魅力的ではあるが、他の楽器とのアンサンブルも同様で、勉強になるし、他の楽器を知ることができ、そこからサクソフォンの魅力を改めて感じることにもなる。
今回のような機会では、たいていサクソフォン用に移調された楽譜ではなく、他の楽器の楽譜もしくは実音で記された楽譜をいただくことが多い。
実音ならばそのまま読み替えできるが、今回はスコアでいただいた楽譜の、ホルンのパートをソプラノとアルトに持ち替えながら演奏することになり、演奏中の混乱を避けるため、今回ばかりはしっかりパート譜を作成しようと、本当に久しぶりに手書きでパート譜をつくった。
窓辺に机を持ってきて、陽を受けながら半日かけて書き上げた。
フィナーレを持っているにも関わらず、未だに使いこなすことができず、手で書いた方が早いというのがなんとも悲しい。
年に一度のマウスピース選定日だった。
この選定も今回が3度目だろうか。
朝から夕方まで、バリトンからソプラノまで、色々なサイズを吹いて、初めて引き受けた時には右腕が筋肉痛になり、リガチャーが壊れそうになり、首と腰が砕けそうになったものだが、さすがに3度目は慣れてきて、右腕は強くなり、リガチャーはほとんど使わずに右親指でリードを押さえて左手の音域である程度の選定を済ませ、楽器の構え方も工夫して、回を重ねるほどに私も学習し、また新たに勉強させてもらっている。
そしてここでいただく昼食も楽しみではある。
夜は地元で高校時代の後輩と食事をする。
最後に会ったのは15~6年前。
そんな時間を感じさせず、居心地良く癒された。
この選定も今回が3度目だろうか。
朝から夕方まで、バリトンからソプラノまで、色々なサイズを吹いて、初めて引き受けた時には右腕が筋肉痛になり、リガチャーが壊れそうになり、首と腰が砕けそうになったものだが、さすがに3度目は慣れてきて、右腕は強くなり、リガチャーはほとんど使わずに右親指でリードを押さえて左手の音域である程度の選定を済ませ、楽器の構え方も工夫して、回を重ねるほどに私も学習し、また新たに勉強させてもらっている。
そしてここでいただく昼食も楽しみではある。
夜は地元で高校時代の後輩と食事をする。
最後に会ったのは15~6年前。
そんな時間を感じさせず、居心地良く癒された。
4月29日(土祝)、鎌倉女子大学二階堂学舎で行われる鎌倉レゾナンス演奏会では、サクソフォン、トランペット、ハルモニウムという珍しい組み合わせとなっている。
先日、初めてリハーサルしたところ、ハルモニウムのチューニングが440Hzで、慣れている442Hzとは思いのほか違っていて苦戦している。
単にマウスピースを抜けば良いという訳ではなく、色々な要素を見直さなければならないだろう。
先日、初めてリハーサルしたところ、ハルモニウムのチューニングが440Hzで、慣れている442Hzとは思いのほか違っていて苦戦している。
単にマウスピースを抜けば良いという訳ではなく、色々な要素を見直さなければならないだろう。