洗足の教員ラウンジで開催されている演奏会に出演させてもらった。
学生と一緒に演奏できるのは貴重な機会で、いつも先生として発言していることが、自分自身でできているのかどうか、それに対して共演している学生たちがどう思うのかというのは気になるところだが、実際にはそんなことを考える余裕もなかった。
写真はアンコールの楽譜。
学生と一緒に演奏できるのは貴重な機会で、いつも先生として発言していることが、自分自身でできているのかどうか、それに対して共演している学生たちがどう思うのかというのは気になるところだが、実際にはそんなことを考える余裕もなかった。
写真はアンコールの楽譜。
前から興味を持っていたe-cafeコンサートに私も出演させてもらえることになり、その合わせだった。
出演できることは嬉しいが、しかしサクソフォン奏者なら誰でも知っている、往年の巨匠たちによる数多の名演奏、名録音が存在する作品を演奏することは少々気持ちが重い。
結局は自分のできることをやるだけなのだが、果たしてそれを聴いて喜んでくれる人がいるのかどうか、期待されるほどに幸せを感じる反面、恐怖も襲ってくる。
出演できることは嬉しいが、しかしサクソフォン奏者なら誰でも知っている、往年の巨匠たちによる数多の名演奏、名録音が存在する作品を演奏することは少々気持ちが重い。
結局は自分のできることをやるだけなのだが、果たしてそれを聴いて喜んでくれる人がいるのかどうか、期待されるほどに幸せを感じる反面、恐怖も襲ってくる。
都内の高校吹奏楽部にて、部内ソロコンテストの審査と講評と演奏を仰せつかった。
プログラム表紙など、今の時代ならば高校生でもパソコンでチョチョイと作れてしまうだろうが、手書きにしているところに気持ちとこだわりを感じる。
私は野田燎さんのMAÏ を演奏し、全体評で「吹奏楽部においての3つのモチベーション」についてお話をした。
同じく審査をしていたホルンの先生の講評の中で、「何十年とオーケストラをやってきて、緊張しなかったことはなかった」との言葉に感服し、頭が下がる思いだった。
プログラム表紙など、今の時代ならば高校生でもパソコンでチョチョイと作れてしまうだろうが、手書きにしているところに気持ちとこだわりを感じる。
私は野田燎さんのMAÏ を演奏し、全体評で「吹奏楽部においての3つのモチベーション」についてお話をした。
同じく審査をしていたホルンの先生の講評の中で、「何十年とオーケストラをやってきて、緊張しなかったことはなかった」との言葉に感服し、頭が下がる思いだった。
ミューザ川崎の市民交流室に於いて、洗足の学生や卒業生のアンサンブル演奏会で、私もカルテットでベルガマスク組曲と、そして最後に全員でトマジのバラードを演奏した。
トマジは、道化師の憂鬱な心情をあらわしたマラールの詩から着想を得てこの作品を書いたというのは有名な話で、楽譜にもその詩が書かれているが、それはピアノスコアやオーケストラ譜にではなく、サクソフォンのパート譜にのみ書かれているのが、私としては興味深い点だ。
今日はサクソフォン奏者だけによる演奏会で、それだけが理由ではないが、今日は共演者に対して演奏で色々な抵抗をしながら臨んだが、共演者や聴衆はどう思っただろうか。
家路につきながらそんなことを考えた。
トマジは、道化師の憂鬱な心情をあらわしたマラールの詩から着想を得てこの作品を書いたというのは有名な話で、楽譜にもその詩が書かれているが、それはピアノスコアやオーケストラ譜にではなく、サクソフォンのパート譜にのみ書かれているのが、私としては興味深い点だ。
今日はサクソフォン奏者だけによる演奏会で、それだけが理由ではないが、今日は共演者に対して演奏で色々な抵抗をしながら臨んだが、共演者や聴衆はどう思っただろうか。
家路につきながらそんなことを考えた。
洗足にて、フィリップ・ガイス客員教授の公開レッスンと演奏会だった。
演奏会では私も2曲参加させてもらい、ガイス先生の演奏、自作自演の凄さはもちろん、聴衆、共演者を楽しませて心地良くさせる気配りは本当に素晴らしかった。
公開レッスンでは私の生徒も受講して、私とは違った目線で教示してくださったこと、そしてやはり私と同じことを話していたことも興味深く、なんだか心強くも思えた一幕だった。
演奏会では私も2曲参加させてもらい、ガイス先生の演奏、自作自演の凄さはもちろん、聴衆、共演者を楽しませて心地良くさせる気配りは本当に素晴らしかった。
公開レッスンでは私の生徒も受講して、私とは違った目線で教示してくださったこと、そしてやはり私と同じことを話していたことも興味深く、なんだか心強くも思えた一幕だった。
洗足へ。
フィリップ・ガイス客員教授とのリハーサルで、公開レッスンと演奏会を開催することに。
いつも秋に来日されていたが、今回は別のツアーが入ったため、この時期になったとのこと。
演奏してはクラシック、ジャズ、ロック、コミックに、そして演奏、作曲、教育という、ガイス先生の「クロスオーバー」という言葉だにおさまらないキャパシティの広さに驚愕した一幕だった。
私もガイス先生との演奏会を皮切りに、ほぼ連日の、そして演目の違う本番が続く。
フィリップ・ガイス客員教授とのリハーサルで、公開レッスンと演奏会を開催することに。
いつも秋に来日されていたが、今回は別のツアーが入ったため、この時期になったとのこと。
演奏してはクラシック、ジャズ、ロック、コミックに、そして演奏、作曲、教育という、ガイス先生の「クロスオーバー」という言葉だにおさまらないキャパシティの広さに驚愕した一幕だった。
私もガイス先生との演奏会を皮切りに、ほぼ連日の、そして演目の違う本番が続く。
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授業メモ
E限
本、総2年生 ベーシックトレーニング
・【読み替え】Amazing Grace
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成田空港からインチョン空港へは2時間半、その逆は偏西風に乗って2時間くらい。
往路で最後まで見れなかったボヘミアンラプソディを復路で続きから最後まで見ることができた。
尚美でも授業が終わり、明日から実技試験が始まる。
授業メモ
E限
本、総2年生 ベーシックトレーニング
・【読み替え】Amazing Grace
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成田空港からインチョン空港へは2時間半、その逆は偏西風に乗って2時間くらい。
往路で最後まで見れなかったボヘミアンラプソディを復路で続きから最後まで見ることができた。
尚美でも授業が終わり、明日から実技試験が始まる。
講習会の最後は保養施設をチェックアウトし、インチョン市街地へと移動して、Elim art center に於いて講師陣による演奏会だった。
前回はピアノと受講生アンサンブルとの共演もあり、今回も同じかと思っていたら受講生は参加せず、講師陣とピアニストとの演奏会で、我々は一曲演奏すれば良いが、ピアニストにとっては、まるでリサイタルのようなボリュームとなってしまい、そうと知っていたら、もう少し選曲を考えるべきだったと反省した。
私は吉松隆のファジイバードソナタを演奏、ステージに出た瞬間に、これまでになかった大きな拍手と、それだけではなく大きな声援もいただいて、私への期待と作品の魅力に改めて驚かされた。
アンコールは講師陣と、セルマー社のミヨー氏も加わってニューシネマパラダイスを演奏して幕を閉じた。
前回はピアノと受講生アンサンブルとの共演もあり、今回も同じかと思っていたら受講生は参加せず、講師陣とピアニストとの演奏会で、我々は一曲演奏すれば良いが、ピアニストにとっては、まるでリサイタルのようなボリュームとなってしまい、そうと知っていたら、もう少し選曲を考えるべきだったと反省した。
私は吉松隆のファジイバードソナタを演奏、ステージに出た瞬間に、これまでになかった大きな拍手と、それだけではなく大きな声援もいただいて、私への期待と作品の魅力に改めて驚かされた。
アンコールは講師陣と、セルマー社のミヨー氏も加わってニューシネマパラダイスを演奏して幕を閉じた。