hiroshi hara: saxophoniste

日々の思考の断片

尚美授業2015年度(第10回)

2015-06-30 00:09:18 | 尚美
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授業メモ

C限
本2年生 ベーシックトレーニング
・視聴CD: George Bizet: L'Arlésienne suite n°1 (saxo: Marcel Mule)
・J-M.Londeix: Exercices Mécaniques vol3 p7
・Exercices d'Intonation p4(Jean-Marie Londeix)
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昨日、演奏旅行から帰って来て、今日はいつもの授業とレッスンだった。

教員室に顔を出すと、色々な先生方から労いの言葉をいただいた。
もちろんうれしかったが、私はただ演奏しただけであり、準備に携わった先生方や学生たちの労力を考えると、おこがましい気持ちだった。

次はコングレスに向けて、いよいよ譜読みをしなければならないが、そんな中、今日は卒業生が会いに来てくれた。
先週も卒業生が来てくれたが、今日は別の2名だった。

久しぶりにネパール料理「マリカ」でカレーをいただき、ゆっくり流れる時間の中で卒業生の近況を聞き、疲れの癒えた一日だった。

尚美北海道演奏旅行四日目(最終日)

2015-06-29 01:51:27 | 尚美
北海道演奏旅行も今日が最終日。

宿の朝食


部屋からの風景





会場の北見市民会館に到着。
まずは楽器の積み下ろし。



ゲネプロ
会場ごとに音響が変わるため、バランスを微調整する。


今日の楽屋は外囿さんと相部屋だった。



昼食には会場近くの食堂「三福」にて、かつ丼をいただいた



楽屋口前の空き地
至る所に、縦型で紫の花が咲いていた。



開演前


開演



本番では、早く帰りたい気持ちと、まだ終わらないで欲しいという気持ちが入り交じりながら、最後の曲を吹き終えた。

思いがけず、花束をいただき、とてもうれしかった。



終演後、帰りの飛行機までの空き時間で、尚美北海道後援会の皆様がパーティーを開いてくださった。



サックスパート



共演したジェイムス・バーンズさんと
真ん中に小澤先生も写りこむ奇跡が起きた



後援会の皆様からの花束



後援会長から、このプロジェクトは実に4年前から準備していたこと、3公演で合わせて5千人ものお客様がお越しくださったことを知り、その成功の安堵と喜びを、目頭を押さえながらご挨拶をいただいた。

僅かな時間、後援会の方々や学生たちと語らい、その後はバスに乗り込んで女満別空港へ。
6月下旬なのにこのこの寒さ、そして美味しい食べ物とが相まって、思い出に残る演奏旅行だった。

尚美北海道演奏旅行三日目

2015-06-28 01:07:42 | 尚美
昨晩は旭川の宿に泊まった。

朝は、メンバーが出かけた後にゆっくり朝食をいただいた。



会場までは徒歩で



通りでは市場が開催、そういえば今日は土曜日だった。



今日の会場



ゲネプロ





今日のバンダは旭川商業高校、旭川凌雲高校の生徒さん



本番
やはりこの張り詰めた雰囲気が心地良い



終演後、昨日同様に慌ただしくバスに乗り込んで移動。



休憩の際、せっかくなのでガラナを買った



今日の宿は温根湯(おんねゆ)温泉大江本家
大変豪華



ツインをイングル使用


夕食会


大浴場


北海道最後の夜は、とても充実して楽しかった。

尚美北海道演奏旅行二日目

2015-06-27 00:00:21 | 尚美
宿をチェックアウトし、中島公園を歩きながら会場へ。






改装オープンしてまだ間もないキタラ大ホール。
その昔、ここで吹奏楽コンクール全道大会の審査をしたことはあったが、演奏するのは初めてだ。



ゲネプロ
バンダは東海大学第四高校の皆さん



夕食のボリュームに肝を抜かれた



開場
完売御礼は本当だった



本番



そういえば今年度の尚美ウインドを初めて聴いた。
こじんまりとして室内楽的な、よく整った演奏だと思った。
本番直前でもペース配分など構わず、気になる箇所を鬼練していて、それは若さのなせるものなのか。
そういえば尚美の学生はずっと昔からそうだったなと、懐かしくも感じた瞬間だった。


終演後、楽屋や楽屋口で思いがけず友人などに会う事がてきて嬉しかった。
ずっと喋っていたかったが、後ろ髪引かれる思いでバスに乗り込み旭川へ。

緊張した本番の後は気持ちが高ぶってなかなか寝られないので、バスの中で気持ちを落ち着けようと窓の外を眺める。

22時半、真っ暗な高速道路を走る



後ろを振り返ると学生たちは爆睡していた

尚美北海道演奏旅行一日目

2015-06-26 04:52:31 | 尚美
今日から尚美創立90周年記念プロジェクトの北海道演奏旅行が始まった。

実は私も、学科長から「この日程を空けておくように」と、なんと2年前から押さえられていた。

羽田空港にて




鳥海山(山形県)



十和田湖(青森県)



新千歳空港から貸切バスに乗ってお弁当をいただく。



会場近くのホテルに荷物を置き、中島公園を通ってキタラへ。



大リハーサル室にて練習






リハーサル終了後も、私だけ居残り練習



夜になり、ホテルへの帰り道でラーメン屋さんに立ち寄る。



宿周辺は、なぜか半径100メートル圏内にセイコーマートが3軒もある激戦地だった。

緑、香、小鳥

2015-06-25 00:39:14 | 日常
午前中はいくつかの宅配便を待ちつつ、掃除や荷支度などをこなす。

天気が良かったので、お昼は買い物がてら散歩へ。

妙本寺本堂。
先日会った元生徒のこれからを祈念する。


一面の緑、新緑と線香の香り、小鳥の鳴き声。
辺りは観光客で溢れているのに、この祖師堂だけは、いつも静かに保たれている。


夕方は洗足レッスン。
今週末はファンファーレオルケストの演奏会ということで、指揮をするマニュ・メラーツ先生も来日して練習している。
今日はトランペット、フリューゲルホルンパートのレッスンに当てられた。


今日の午前中に編集されたCDが届いた。
これから聴いて、また熟考して決めていきたい。

完売御礼

2015-06-24 00:05:41 | 尚美
今日も尚美レッスン。

午後からは尚美ウインドとの合わせで、今日はカデンツも吹いて通し練習もした。

あとは現地でゲネプロと本番。

チケットも完売御礼。
ありがたいことだ。


1号館もいよいよ鉄骨を組み始めたようだ。

尚美授業2015年度(第9回)

2015-06-23 00:20:43 | 尚美
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授業メモ

C限
本2年生 ベーシックトレーニング
・視聴CD: Ida Gotkovsky: Concerto (saxo: 中島諒)
・J-M.Londeix: Exercices Mécaniques vol3 p6
・Exercices d'Intonation p2(Jean-Marie Londeix)
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部屋のCDのケースを開けたら中身が入っていなかったということがよくある。
お気に入りであり、授業でもしばしば取り上げて、もう販売していない貴重なCDが、実は前々からそんな状態になって困っていたのだが、今日取り上げたCDのケースに一緒に入っていて驚いた。


授業後の長い空き時間、今日は卒業生が私に会いに来てくれて、遅めの昼食を取るべく、その卒業生が在学中にアルバイトしていたステーキ屋さんへ。




私は初めて入ったお店だったが、眺めが良く、また居心地も良く、色々なことを話しこんでしまい、時間の経つのがあっという間だった。

回を重ねて

2015-06-22 00:16:29 | 日常
今日は「サクソフォンアンサンブルの会 第31回演奏会」だった。



開場


故 圓田勇一ご夫人からいただいた差し入れ。
思わず2つもいただいてしまった。


打ち上げ




私は第25回から参加しており、今回が7度目の出演だった。

毎年続けて31回ということ、この会を創設した故人の楽器を私が引き継いでいるということ。
今いる人たちが、まったく気負わず、今できることをしているだけなのだが、時の重みを感じる一日で、私自身も本番中にジーンとくる瞬間があった。

新作

2015-06-21 00:00:31 | 日常
今日はバリオホールへ。



来週はいよいよ尚美ウインド北海道ツアー。
私もソリストとして同行することになり、今日は初合わせだった。

合わせを首尾良く終えて、その後は洗足で補講レッスン。
その後はそのまま部屋に残って練習。

来月のコングレスに向けて新作の譜読み。
アルトサックスと現代音楽アンサンブルとの協奏曲を鈴木純明さんに委嘱した。


純明さんとは2006年からのご縁で、その年、スロベニアでのコングレスで、ジェローム・ラランと一緒にソプラノサックスのデュオ「アンチエンヌ」を委嘱、初演した。
それ以来、純明さんを通じてフランスの文化や作曲家のものの考え方を知って、とても影響を受けている。

今回のコングレスの公募が出て、真っ先に純明さんに連絡してこの作品を書いていただいた。

やはり大変難しいが、忙しい中書いてくださった純明さんの為にも、また、この作品を今の時点では世界中で私しか取り組んでいないのだから、時間をつくって準備していきたい。

ソプラニーノの会

2015-06-20 00:01:55 | 洗足
今日は洗足レッスン。

ファンファーレオルケストでは演奏会を来週に控えている。
古典舞曲をサックスで演奏することに。
ノンヴィブラートで臨んでおり、学生たちにとっては知性とセンスを試される機会となった。


レッスンを終えて、夜は2号館にてサックスオケのソプラニーノパートで分奏をした。


演奏したのは少しだけで、ソプラニーノを吹く際の心構えや奏法など、この機会に、私にとっての秘伝の書を披露したが学生たちには伝わっただろうか。

ハワイ大学サクソフォーンアンサンブル交流演奏会in洗足

2015-06-19 00:33:41 | 洗足
久しぶりに午前中は何も予定がなく、少しゆっくりできた。

クリーニングを取りに行きがてら、こちらも久しぶりに近所を散歩。

妙隆寺の門の改修が殆ど済んだようだ。




妙本寺の紫陽花。




ゆっくり廻って夜の演奏会の無事を祈った。


道には人力車が。


至る所に人力車。


夕方から洗足にて、ハワイ大学との交流演奏会だった。


学生がつくってくれた、こだわりぬいたプログラム。


ハワイ大学にはハイビスカス、洗足にはシルバーマウンテンをあしらっている。


曲目


リハーサル


ハワイ大学のトッド・ユクモト先生と、学生時代からの友、エリック宮城さんが驚きの友情出演。


エリックさんも語っていたが、ハワイ大学の皆さんの大らかで、演奏を楽しんでいる姿に、聴いているこちらも和やかになる素敵な演奏だった。
今回はリハーサル場所や時間の制約は甚だしく、厳しい条件だったにも関わらず、余計な音出しを一切せず、チューニングもそこそこに、突然演奏を始めるハワイ大学の皆さんは、洗足の学生達とは対象的で、洗足の学生達もこの機会に何か得たのではないかと思う。

終演後に。


帰宅して一人打ち上げ。

合同練習

2015-06-18 04:19:14 | 洗足
今日は洗足。

ハワイ大学サクソフォンアンサンブル一行がやってきて、合同練習をした。


明日の夜、シルバーマウンテンにて交流演奏会が開催される。

夜の練習は無くなったので、思いがけず早目に帰宅。
洗足ではバケツをひっくり返したようなどしゃ降りの雨だったのに、自宅は雨が降った形跡すらなかった。
実家に行き、買い物。

今日も昼食を食べておらず、少し風邪気味なので、体力を付けるべく肉を食べに外へ。
自宅下の階のお店は定休日だったため、とても近所ではあるものの、いつもは行かないカフェに行き、フレンチトーストに牛肉ワイン煮込みを乗せた料理をいただく。

視点を変えて

2015-06-17 00:00:13 | sax関係
いつもの火曜日の尚美レッスン。

先週、エチュード試験が終わり、今度は夏休み後の楽曲試験に向けて、それぞれ曲も聴かせてもらう。

そんな中でもエチュードは並行して進めていくが、どの分野でも、ある程度できるようになってくると、そこから伸び悩む学生が散見される。
些細なことに引っかかっていたり、環境の変化から目線(価値観)が徐々に変わって、今の状態が衰えてしまったと感じることもある。

原因は様々だが、視点を変えてみることで解決に向かうこともある。
学生とエチュードを吹きながら、そんなことを考えた一日だった。

例えば、アーティキュレーションが複雑な曲であれば、まず全てスラーにしてしまって、音符を読むことに専念すると全体像を早くつかむことができる。

実演動画その1

スラーで練習して、フレーズがある程度、身体に入ってきたところで、楽譜通りに練習を始めていく。

実演動画その2

休符の無い曲ならば息苦しくなってしまうので、適当な場所で止まり、ゆっくり深く呼吸しながら、ブレスの都合が音に出ないすることも大事なことだ。

尚美授業2015年度(第8回)

2015-06-16 00:05:57 | 尚美
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授業メモ

C限
本2年生 ベーシックトレーニング
・視聴CD: Robert Planel: Burlesque, Dmitrievich Shostakovich: Festive Overture (はやぶさ四重奏団)
・J-M.Londeix: Exercices Mécaniques vol3 p5
・Exercices d'Intonation p1(Jean-Marie Londeix)
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授業からレッスンまでの空き時間、後楽園の中で買い物。
天気も良くて楽しそうだった。


昼食はパンを買って公園でいただいた。


陽ざしは強いが、日陰に入れば暑くはなく気持ち良かったが、真砂市場がなくなって路頭に迷い、さみしいと思った一幕だった。