hiroshi hara: saxophoniste

日々の思考の断片

満開

2008-03-31 22:50:32 | 日常
北九州では桜が開花直前だったが、こちらでは既に満開で、やや散り始めている。

今年度あずかった受験生が、皆無事に進路を決めた。
高校までは、色々やっている中の余暇に音楽していた生活だったが、これからはほぼ音楽だけの生活になるだろう。

今年度も今日で終わる。
明日から新しい気持ちを抱きながら自身を高めて行きたい。

写真は自宅の部屋の窓から見える桜。

鼓笛講習会3日目

2008-03-30 22:08:59 | 日常
最終日の今日は朝から合奏練習。
披露演奏の後、閉講式、昼食、解散となった。

フルートの牧野さんからの総評で、「アンサンブルは思いやり。」というお言葉がとても印象的で、私自身にも重く響いた。

写真は閉講式で受講生からいただいた寄せ書き。
こういう経験はあまり無いもので、とてもうれしかった。

鼓笛講習会

2008-03-28 20:20:26 | 携帯
九州の小倉に来ている.

本来なら東京佼成WOメンバーが講師として赴くはずで,初めてだった私は,勝手もわからず若干の疎外感すら感じてしまったが,夜のバーベキューでは受講生ともうちとけて楽しめた.

小学生の受講生から歳をきかれ,正直に答えたら「年齢よりも若く見える.」と言われてうれしかった.

そんなことで喜んでしまう時点で,もう歳なのだろうか.

フランス語入門編最終回

2008-03-27 22:18:16 | 日常
NHKラジオ「フランス語講座入門編」最終回だった。

入門編とは言え、半年であらゆる文法を網羅したため、終盤はかなり難しかった。
1月のジェロームCD録音の際、一行を乗せた車が秩父へ向かうところでの会話で、フランス語の「大過去形」が話題にあがった。

フランスに移り住んで10年程になる人でも「使ったことが無い。」と話していた。

大過去形は英語の過去完了なのだが、それも先月出てきた。
日常会話でそこまで使いこなせれば、入門編だけでも十分通用するのではないだろうか。

来週から新しい構成でスタートする。
また新し気持ちでがんばりたいと思う。

うららかな気分に

2008-03-26 21:36:38 | 日常
先週末の金沢でいただいた昼食のお弁当。
芝寿しのさくら弁当。

おいしいだけではなく、彩りもすばらしい。

自宅裏の桜も咲き始めてきた。

一年前の今頃、春は嫌いになりつつあると書いたことがあるが、相変わらず同じような気持ちに苛まれている。
昨年は体調を崩し、周囲の方々に迷惑をかけてしまったので、暖かくなってきたこの時期こそ体調に気をつけたいと思う。

四重奏の並び方

2008-03-25 21:39:17 | sax関係
サックスの四重奏の並び方は、一般的にはSTBAもしくはSABTとなっている。
これは弦楽四重奏の並び方に準じており、それぞれの楽器の役割を考えてもこれが適切だと思う。
ちなみに弦楽四重奏も昔はVn1,Va,Vc,Vn2、現代ではVn1,Vn2,Vc,Vaとなっている。

これはオーケストラの弦楽器の配置も同様だった。
昔はヴァイオリンが左右前側に配置されることで、旋律のかけ合いが左右から聴こえてきたりステレオ効果に聴こえたりしていたそうだ。

この並び方が変遷した経緯は諸説あるが、ことに現代ならば作曲者が並び方まで念頭に置いて曲を書くということもあるだろう。

先日、中日個人重奏コンテスト石川県大会を審査しながら、そんなことを考えていた。

並び方が変わればアンサンブルのやり易さ、聴こえかたも変わってくるだろう。
まずは基本的な並び方を守り、それぞれのアンサンブルの特徴を考えながら、必要であれば変更することを考えて、試してみると良いのではないだろうか。

日本人学生

2008-03-24 23:54:50 | sax関係
先月の話になるが、パリ音楽院の入試が行われていた。

課題曲はブラームスのクラリネットソナタ、シュトックハウゼンの「友情に」(最初の2ページ)、イベール第一楽章と内容の濃いものだった。

パリ音楽院はサックスのクラス全員の定員が12人と決められてる為、卒業する人数分だけ入学することができる。
例年では2~3人が卒業し、入学している。

今年は誰が合格したのかはわからないが、日本人はいなかったそうだ。
平野さんからずっと続いていた日本人学生が遂にいなくなってしまった。

仕方無いことではあるが、パリ音楽院の情報が入ってこなくなるのではと少し心配ではある。

尚美会合

2008-03-21 23:13:48 | 尚美
年度末の金曜日の夜は送別会などでやはり外が慌しい様子になっている。
そんな中、今日は尚美追いコンだった。

実は尚美に勤め初めて二年経ち、門下生が集うと言うこと自体、初めてのことだった。
「追いコン」というよりは門下の会合といった趣で、焼肉を食した。

私の門下だからなのか尚美の学生だからなのかは定かではないが、皆と話していると終始和やかなもので、師弟の感覚でもあり、先輩後輩のような感覚もあり、とにかく不思議な感覚をおぼえた。

在校生たちが気を利かせてくれて卒業生と、私にまでプレゼントをいただいた。
Tシャツ、ボールペン、日光のお土産。

当日のリード選び3

2008-03-20 22:04:17 | sax関係
度々続いたリード話の続き。

前回書いた内容はリードの箱に日付を書き、それぞれのリードに番号を書くことで、当日のリード選びが格段に早くなるということだった。
リードそれぞれに個性がある訳だが、みずみずしさと硬さを軸にして管理していくことで日々の練習で、どのリードをどの程度使用すれば良いかというペース配分や、自分自身のコンディションも把握できる。

以下は私の持論であり確証はない。
私は市販のリードケースを使用せず、買ったときのままプラスチックのケース、箱に入れて保管している。
そして保管するときには、なるべく縦置きする。

縦置きすることで、使用済みリードなら水分が均等に蒸発し、使用していないリードも内部を水分が均等に行き渡るので鮮度が長続きし、先端の波打つ状態も少なくなる。

大石賛

2008-03-19 20:51:00 | 日常
大石くんの昨晩の演奏会の感想を書こうと思っていたが、私は客観的に聴くことができなかったので控えようかと思う。

私は尚美で2年間勉強してから藝大別科へと進学した。
大石くんは現役だったので、学年は同じだが年齢は私が二つ上ということになる。

人知れず練習しているタイプで、何でもそつなくこなしていたが、とはいえ達筆なのに当時誤字が多いという、人間らしい一面もあった。

一年生の学年末実技試験で、私はM.ConstantのMusique de concertを、大石くんはレオ・サママ(Leo Samama)のカプリチオだった。
彼のレパートリーも当時から一味違っていた。

終演後は挨拶できなかったので、帰宅後すぐに彼にメールを送っておいたら、今朝早々に返事が返ってきた。

「勝手ながら、原くんに聴きに来てもらえるような気がしてました。」

このコメントも大石くんらしい。

魚のように

2008-03-18 23:18:31 | 日常
午前中は洗足卒業式。
卒業生たちは大海原へと旅立っていく。

教員による奏楽が行われた。
我々サックスの教員は10重奏でラプソディー・イン・ブルー、ボレロ、スカラムーシュ1,3を演奏。
豪華だった。

夜は藝大で同期だった大石将紀君の演奏会を聴きにオペラシティーへ。
詳細はまた後日書きたいと思うが、水を得た魚のような演奏は圧巻だった。

奏楽練習

2008-03-17 22:46:59 | 日常
今日は尚美の卒業式だったそうだ。
そして明日は洗足の卒業式があり、我々サックスの教員は少しだけアンサンブルを演奏することになり、今日はその練習を行った。
いつもの演奏会とは違い、演奏時間に厳しく、小品を数曲演奏予定。