hiroshi hara: saxophoniste

日々の思考の断片

笑みと甘いもの

2013-10-31 23:29:57 | 携帯
今日は本番直前の合わせ練習2本立てで、藝大レッスンも吹っ飛んでしまった。

まずは尚美の最も新しい校舎の5号館へ。


今度の月曜日が本番の尚美教員クインテットでの合わせ。


その後はアクタスへと移動し、ピアノと3本のサックスによる演奏会の初合わせ。




笑みの絶えない練習ができて、こちらは来週木曜日が本番。


合わせの後はふみえさん、貝沼くんとで少しお茶して解散。
今日は初合わせということもあり、楽譜の読み替えとパート選び等で、目と頭が疲労し、甘いものをしっかりいただいた。

呼吸を合わせて

2013-10-30 23:15:05 | 尚美
先週に引き続き、夕方からバリオホールに於いて、サイバーバードのオケ合わせ。

この作品のソロパートは楽譜に書かれたリズムをその通り演奏しても雰囲気が出ないので、これまでの練習ではかなり自由に演奏していたのだが、今日の練習ではオケの音をよく聴きながら敢えて楽譜通り吹いて臨んだ。

協奏曲は、指揮者、オケとソロとの距離、温度差を埋めて呼吸を合わせるのが本当に難しい。
特にこの作品はソリストが3名なので、そうした意味では入念な練習が必要になるだろう。

写真は私の立ち位置から。


バリオホールはステージが狭いので、ソロ打楽器がピアノの蓋に隠れてしまい、覗き込まないと見えない。

鳥の歌

2013-10-29 23:19:26 | 尚美
今日も尚美でレッスン。

お昼休みにピアノの大岡くんに来てもらって、サイバーバードの練習を行った。

この作品をご存知の方には有名な話だが、作曲者の妹が癌で闘病中、連日徹夜で看病しながら病室でこの作品の書いていたそうで、作曲者は、「<今度生まれてくる時は鳥がいい>と言って死んでいった妹の名を第2楽章に刻印した。」という文を残している。

写真は第二楽章の中間あたりで、フルートによる鳥の歌の中でサックスがそれに応える場面。
混濁した意識の中、病室の機器に囲まれて、「最期まで自由な空を飛翔する鳥を夢見た」という情景が思い浮かぶ。

尚美授業2013年度(第19回)

2013-10-28 23:26:40 | 尚美
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授業メモ

1限
本2、A2 ベーシックトレーニング
・視聴CD: Claude Pascal: Sonatine (saxo: Marcel Mule)
・音域を固定した音階
・二重奏
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風邪が流行りだす季節になってきたが、今日の授業は全員出席で、1限からみんな清々しかった。

午後からのレッスンは1号館の7階で。


立ちながらピアノの譜面台に書き物をしていたら、お気に入りのボールペンを鍵盤の蓋の奥にうっかり落としてしまった。
どこから手を入れてもまったく届かないので、初めて蓋を取り外してみた。

カッコいい曲

2013-10-27 22:30:05 | 尚美
今日は尚美へ。

11月4日(月祝)にバリオホールに於いてコンサートをすることになり、その練習だった。



朝から練習し、昼食をまた練習。
昼食はメンバー皆さんでマリカへ。


マトンカレーをいただく。


宮崎さんは午後から別のお仕事で退席、練習エキストラに小林くんが参加してくれた。


本多さんの作品が中心になるが、どれもカッコいい曲ばかりで、本多さんのプレイだけではなく、作曲のセンスにも舌を巻いた一日だった。

第八回 私たちの演奏会

2013-10-26 23:52:35 | 音教、非公開演奏会
今日は渋谷のアクタスに於いて「私たちの演奏会」だった。

夏以来の開催で、秋の演奏会シーズンの真っ只中に半ば強引に行ってしまったが、とは言えいつも通りの和やかな会だった。

開演前に甘いものをいただく。


最後に出演者の皆さんと。


今回は学生と卒業生が半々で、どの参加者も興味深いプログラムだった。
そしてピアニストが大変豪華でもあった。

旧式サイドキー

2013-10-25 23:49:23 | 洗足
今日は洗足レッスン。

午後はファンファーレオルケストの練習。


今回の定期演奏会では、なんと秋山和慶先生に指揮していただくことになり、学生、指導教官共々いつにも増して緊張感を持って練習している。

定期で演奏する「ローマの祭」ではソプラニーノサックスを使用するが、学生の使うソプラニーノに懐かしい楽器を見つけた。


このタイプのサイドキーはマークIVのソプラノでも見られたが、現代のサイドキーと押さえ方が違い、
C1: 中指
C2: 人差し指
C4: 薬指

となる。

夜もレッスンなのだが、講堂にストラスブール音楽院教授で、洗足客員教授でもあるフィリップ・ガイス先生がいらして、明日の演奏会のためのリハーサルを行っていたので、少しだけ見学させていただいた。

サンドイッチを食べて

2013-10-24 23:57:19 | 藝大
今日は藝大レッスンの日。

昼食を食べに行く時間がなかったので1年生にお使いを頼み、大浦食堂でサンドイッチを買ってきてもらった。

夕方までレッスンし、その後は一昨日に引き続き、「私たちの演奏会」の合わせ。

ベストは演奏ができるということは勿論なのだが、台風が近づいているので、無事に開催できることを祈りたい。

音、余白、間、タメ

2013-10-23 23:11:41 | 尚美
水曜日はレッスンはお休み。

朝から原稿書きで、サイバーバードの曲目解説を書いている。

この忙しい時期に原稿書きは大変なのだが、実は尚美の学科長に自ら執筆を立候補した次第で、作品を演奏するだけではなく、文章からも表現して理解を深めたいと思った。

合間にDVDを鑑賞。

夏に2回ほど指導に伺った大田区アプリコ・ミュージックアカデミーコンサートの本番のDVDをが届き、メンバーの渾身の演奏を拝聴してとてもうれしかった。

午後から病院に行き、その後にはサイバーバードのオケ練習のためバリオホールへ。
病院で思いの外時間がかかり、また思いの外の渋滞に巻き込まれてしまい、練習に遅刻してしまった。
プロオケならクビになってもおかしくない失態。
メンバーの皆様は笑っていたが、このような失敗は二度とないように肝に銘じたい。


練習しながら気づいたが、この作品は実はとても日本的で、例えばイベールやグラズノフ、6月に演奏したデュボワなどはプレイそのものに集中しなければならないが、それらに比べて吹いている部分ではなく伸ばしている音、余白、間やタメの感じ方がとても重要なのだと感じた。

練習終了後には真砂市場へ。


この真砂市場は再来年3月に営業終了してしまうのこと。
とてもさみしい。

それぞれのお店が、また新しくお店を開いてくださることを願っている。

三名で

2013-10-22 23:30:03 | 日常
今日はまず尚美へ。

最近、東京ドームやラクーアの地下駐車場は平日最大料金が設けられたと、昨日、尚美の教員控室で昼食中に専任の先生から教えていただいたので、今日早速利用した。


学生との会話も楽しいが、やはり先生方と情報のやり取りをするのも良いものだ。

いつものレッスンの他、今日はサイバーバードのソリスト三名で分奏を行った。
サックス、ピアノ、打楽器と、それぞれ発音の仕方や音の質感、この曲での役割も違うため合わせることも難しいのだが、ここで密に合わせておくことがとても重要だと、先週のオケ合わせで痛感した。

その後には藝大に行き、「私たちの演奏会」の合わせを行った。
こちらも三名での合わせ。


こちらは昔から勝手知ったる仲間同士での合わせということもあり、私にとっては初めて取り組む曲だったが、首尾良く終了。
どちらも本番が楽しみだ。

尚美授業2013年度(第18回)

2013-10-21 23:23:18 | 尚美
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授業メモ

1限
本2、A2 ベーシックトレーニング
・視聴CD: Pierre Jodlowski: Mixtion (saxo: Jérôme Laran)
・音域を固定した音階
・二重奏
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月曜日の2限は空き時間となる。
今日は教員控室のパソコンを使って原稿書き。
午後の空き時間はあまりないので、この間に真砂市場で色々買い込んでくる。

昼食にはロコモコ丼。


おやつ。
「シベリア」は生まれて初めて購入、食したが、甘くておいしかった。


午後のレッスンでは、学生の一人がリガチャーが切れてしまったとのこと。
頑丈で有名なオプティマムが切れてしまうのを見て、私も少なからずショックを受けた。


夕方、学生の一人が体調不良で欠席。
思いがけず空き時間ができたので、温かいコーヒーとできたてのパンプキンパイを買っていただいた。


思いがけずゆっくりできた一日だった。

余裕があったので

2013-10-20 21:42:50 | 日常
今日も洗足へ。

数年前から受験生レッスンのためにレッスン室を利用することができ、手続きを踏んでレッスンした。
藝大も入試課題が発表になったそうで、受験生もいよいよ本腰で取り掛かる段になった。

今日は時間に余裕があったので、前々から行きたかった温泉へ。

日曜日ということでやや混んでいたが、久しぶりにゆっくりできて良かった。

唇のコンディション

2013-10-19 23:54:43 | 洗足
今日も補講のため洗足へ。

ここ最近、乾燥が甚だしくリードの調子だけではなく、唇もガサガサになってしまった。

先日リップクリームを買ったが、楽器を吹く際には塗ることができないので、ついつい塗り忘れてしまう。

3号館のレッスン室には各部屋に加湿器が置かれているので、この季節にはとてもありがたい。


バルトークのルーマニア民族舞曲は思いのほか音が高く苦戦しているが、ひとまず来週の本番に向けて唇のコンディションを整えていきたい。

替え指の判断

2013-10-18 23:47:59 | 洗足
今日は洗足レッスン。

事務関係の部署のほとんどが正門前の新校舎eキューブに引っ越してしまい、がらんとした1号館1階を通ると、そんな中にも掲示板にはたくさんのチラシが貼られていた。


これらはすべてシルバーマウンテン竣工記念演奏会のチラシで、この写真の手前にもまだまだ貼られていて、カメラに収まりきらなかった。

今日、学生の一人がスカラムーシュを持ってきて、そこで替え指のセレクトで面白いと思ったことが一つ。


写真中央、レとミの装飾音を奏する際、レの運指プラスc3だけで対応する人が多いのではと思うが、同じ音で、例えばグラズノフの協奏曲の第三楽章終盤に出てくるレとミのトリルでは、c3だけでは音程の幅が狭く感じてしまう。

おそらくフレーズの流れ、和声の違いから来るものなのかと思うが、トリルや装飾音での替え指は、運指の都合や音程だけではなく、そのフレーズの流れや雰囲気など、バックグラウンドを考えて判断しなければならないなと思った一幕だった。

選定、調整、定食、休憩と

2013-10-17 23:56:47 | 藝大
午前中は野中貿易山田町倉庫に伺い、アルトの選定、ソプラノの調整をお願いした。



選定したアルトは山野楽器本店、札幌の三響楽器さんにのところに行くとのこと。

その後は藝大へ。
到着したらすでにお昼になっていたので、まずは昼食をと大浦食堂へ。


あまり時間はなかったのだが、それでも少し休憩したくなり、大浦の奥の広場に座ってコーヒーをいただく。


その後は夜までレッスン。
実はソプラノのネックコルクを新しくしていただき、息もれもなくなって、気分も新たに秋の演奏会に向けて練習した。