hiroshi hara: saxophoniste

日々の思考の断片

板バネ

2017-06-30 06:40:55 | 東京音大
東京音大レッスンの前に、「ド#」のバネ交換。

見た目ではわからないが、やはり折れていて、交換途中に周辺のコルクも取れてしまったので、それも交換していただいた。


折れて油まみれの板バネ




新しく輝いた板バネ






東京音大では、今日も学食に入れずお弁当になった。







夜はサクソフォン交流会事務局の打上げに参加して、中東料理でお腹いっぱいになった。










疲労から

2017-06-29 06:19:34 | 洗足
洗足のいつものレッスン部屋から





学生が来る前に楽器を出して練習していたら低音「ド#」の板バネが折れて開かなくなっていた。




右側に傾けると開くので、「ド#」が出て来るときだけ体ごと右に傾いて対応して今日をしのいだ。

やはり楽器も疲れているのだろうか。

高ぶった

2017-06-28 05:20:37 | 尚美
昨日は打上げに参加できなかったこともあり、高ぶった気持ちのまま、なかなか寝ることができず、今朝は重い体を引きずりながら尚美へ。


教員控室に貼られた、真砂市場のはとやさんのチラシを見つけて、突然、一気に懐かしさが込み上げる。





レッスンと週末の静岡公演のリハーサル。








ホルンセクションだけハーモニーのバランスをとるため居残り練習。

シンフォニックウインズ東京 第十回定期演奏会

2017-06-27 04:52:10 | 日常
いつものオリンピックセンターでの本番。

ソリストに高橋敦さんを迎えて、ケンツビッチのトランペット協奏曲第一番、そしてマーラーの交響曲第五番だった。



クリーニングしたばかりの燕尾服が、すべて汗でビチョビチョになった。




セクションで







いくつかのセクションに在京オーケストラの首席奏者に入っていただき、そのメンバーが筆舌に尽くしがたい演奏で、輝かしい音楽の世界に導いてくださった。

尚美ウインドオーケストラ特別演奏会in山梨

2017-06-26 06:48:23 | 尚美
甲府コラニー大ホールに於いて、尚美ウィンドオーケストラ特別演奏会だった。


ゲネプロの写真




私はバーンズさんの「アリオーソとプレスト」でソリストとして共演し、さらにはその後の「交響曲第三番」にも乗せていただき、学生たちと一緒に演奏。
2000の客席数がほぼ埋まっていて、学校や同窓会のご苦労やご好意をありがたく感じた一日だった。



セクションで




楽屋が相部屋だったトランペットの砂川隆丈さんと。
砂川さんもソロとセクションで大活躍だった。





終演後、私はご挨拶もそこそこに会場を飛び出して都内へ向かい、シンフォニックウインズ東京のリハーサルへ。



こちらも本番を明日に控えて集中して臨んだ。

前日リハーサル

2017-06-25 06:38:18 | 尚美
午前中は洗足でレッスンし、午後から特急かいじに乗って甲府へ。








尚美ウィンドオーケストラの前日リハーサル。










甲府コラニーホール、今日は小ホールだが、明日は大ホールで本番。
すでに満席御礼とのこと。

学生たちは早朝からバス移動、お昼に到着して設営もして臨んでいたが、それでも疲れた様子も無く、はつらつとした演奏に浸りながら、私もリハーサルに臨んだ。

すてきな

2017-06-24 06:00:28 | 日常
洗足レッスンの後、バスに乗ってリハーサルへ。







午後から弦楽器を受け持つセクションの分奏、夕方から全員で。



今日からオーボエの広田さん、クラリネットの三界さん、テューバの佐藤さんにも加わっていただいた。
それぞれが在京オーケストラの首席奏者、「プロ中のプロ」の音と演奏に、全体の演奏に背骨が通って、他の奏者を牽引して、より良い演奏に導いてくださった。


二日目を終えて、まずまずといった仕上がりだが、希望を持てたし、本番を迎えることがより楽しみになってきた。



練習を終えて帰途へ。
最寄り駅では七夕の飾り付けがされており、ふと見上げると短冊に書かれた願い事に目が留まった。




コンクールで「良い賞」でも「良い演奏」でもなく、「すてきなえんそう」と願いを込めるところに感心して、かつて私もコンクールを受けて、結果的に本選で良い賞をいただいた時には、演奏しながらそんな心境になっていたなあと思い出し、たとえ時が経ってもその心持ちは見習うべきだなあと感じた一幕だった。

導きて

2017-06-23 05:07:07 | 日常
東京音大レッスン。




今日はいつもより時間が早く、昼食時間には学食が人で溢れていたので、隣の売店で豚肉弁当とマンゴープリンを買った。




夕方はシンフォニックウィンズ東京のリハーサルへ。
来週月曜日の演奏会に向けて、今日から始動。


私はクラリネットを吹く訳ではなく、これをソプラノで演奏する。




大好きな楽器に囲まれて演奏できて、とても幸せではあるが、時々襲われる疎外感と戦いながら、セクションの音をけがさない様、導かなければならない。

黄昏時

2017-06-22 04:57:52 | 日常
お昼に時間ができたので、久しぶりに下の階のレストランへ。









大雨の影響でお客さんは少なかったが、変わらず美味しかった。




今日も尚美でリハーサル。




尚美を出ると雨は止んでいたが、まだまだ風が強かった。




19時過ぎ、今年の夏至の黄昏時は洗足で。

二年振りの

2017-06-21 05:14:43 | 尚美
尚美ウインドとの初リハーサルだった。


バーンズ氏とは一昨年の北海道公演以来の共演で、その時のメンバーも数名いて、再びこの機会をいただきとてもうれしい。







「アリオーソとプレスト」は親友だったサクソフォン奏者、トーマス・リリー氏に捧げられ、webで彼の演奏を聴くことができるが、実はレッスン中に突然倒れ、そのまま帰らぬ人となってしまった。


曲の冒頭に少しだけジャズのテイストを感じられるのは、「彼はジャズが好きではなかったから」と、笑いながら話していた。


そんなことをするバーンズ氏の性格をうかがい知ることができるが、それでも二人はきっと気の置けない間柄だったのだろう。


その後に演奏する交響曲第三番も同様、バーンズ氏の作品は明るく、力強く、温かみのある中に、生と死を思わせるものがある。

尚美授業2017年度(第8回)

2017-06-20 05:07:59 | 尚美
*****************************
授業メモ

5限
本2年生 ベーシックトレーニング
・視聴CD: Pierre Jodlowski: Mixtion (Jérôme Laran)
・Exercices Mécaniques vol.3 p6(Jean-Marie Londeix)
・Exercices d'Intonation p1(Jean-Marie Londeix)
*****************************







尚美の先生は名札を付けているが、私の場合は高い確率で裏返しになっている。

調整

2017-06-19 04:55:01 | 日常
楽器調整へ。




ソプラノは一ヶ月半ぶり、アルトは二ヶ月半ぶりだった。
今回はバランスと、ソプラノのテーブルキーの連結の調整をお願いして、いくつかの本番をふんで感触を確かめたいと思う。



調整終了後、今度は整体マッサージへ。



こちらは七ヶ月半ぶりで、首と肩、肩甲骨周りをほぐしてもらいながら、私の骨の形や筋肉のつき方から、日頃のストレッチのやり方なども教えていただいた。

非日常

2017-06-18 05:53:54 | 洗足
今日も洗足へ。




お昼まで補講レッスン。


楽器を吹く際の呼吸は非日常的なものだが、練習の際には意識的に日常的な呼吸を保ち、その脱力した状態を実際の演奏でも維持できれば、その音も自然に良く響くものだ。

そんなことを高校生の頃、ミュールのエチュードを見て見出した。




それを学生に話して実践してみると、呼吸することを意識し過ぎて楽譜が読めなくなってしまい、実は難しく、奥が深いことなのかもしれないと感じた一幕だった。




レッスンの後は閉館まで練習。
陽がたくさん入る明るい部屋なので、一日中居ても苦にならない。




ようやくソプラノの練習を始めた。

付箋

2017-06-17 04:40:41 | 洗足
洗足へ。




夏休み前には合奏系授業の演奏会やゼミの発表会などを控えて学生たちは大忙し。
そんな中、私は水曜日、金曜日とも、仰せつかっていた担当授業の前期の出講を終えた。





そんな時期にこそ基礎力が大事なのは私も骨身に染みているので、レッスンではそんな学生と一緒に音階を吹いている。


いつも吹けているはずの音階も、順番を変えることでわからなくなったりする事もあり、それも学生と一緒に取り組んでいるが、その変更した順番に音階の本ですぐに探し当てられるよう、大量の付箋を貼り付けて臨んでいて感心してしまった。

破天荒

2017-06-16 04:31:29 | 日常
今日は東京音大へ。












レッスンの後は閉館時間まで練習。




パート譜だけで30ページに及ぶマーラーの譜読みは、ただ長いというだけではなく、私にとって初めてふれる複雑なオーケストレーションに、少し読んでは目が止まり、スコアを確認するという作業が続いていた。


今回、まずドイツ語で書かれた表情記号を読むことから始まり、次は自分が演奏する第1ヴァイオリンのパートが、全体にどの様に機能しているのか、そしてボウイングなども、スコアと元のパート譜を見ながら色々な演奏を聴きつつざっと確認、今度は我々が演奏する為につくってくださったパート譜との違いを確認、そしてゆっくり吹きながら指使いを決めて、今日になってようやくあれこれ確認せずに、ほぼパート譜だけで練習を進められる様になった。


吹奏楽でこれほど手間をかけているのは初めてのこと。

パート譜をつくってくださった伊藤さんの楽譜は丁寧でミスが本当に少ないが、マーラーの破天荒なこだわりに、スコアを二度見してしまう場面がいくつもあった。