キーの名称は音大生以上ならおわかりいただけると思うが、中高生ならドイツ音名を覚えるので精一杯かもしれない。
私もかつてはそうだった。
日本では一般的にジャン=マリー・ロンデックスが著したエチュードやメソードに記載されたキーの名称を採用している人が多い。
フランスで出版されているほとんどの楽譜で、ムルティフォニックやフラジオ、微分音などの運指を表記する際にもこのロンデックスのキー名称が使われている。
ロンデックスの著書を見れば図解入りで見ることができるのだが、ここでは文章のみで書き出してみる。
左手
ホームポジション: 1,2,3
bisキー(1と2の間にあるシ♭の替え指に使う小さいキー): p(フランス語"petit"の略か?)
オクターヴキー: 8
フロントキー: ×(「F」と書くときもある)
左手サイドキー: C1,C2,C4
低音テーブルキー: G#,C#,H,B♭
右手
ホームポジション: 4,5,6
低音「ド」のキー: "7"もしくは"C"
レ#のキー: "D#"もしくは"E♭"
右手サイドキー: C3,Tc,Ta
ホームポジションとサイドキーの間にあるキー: C5,Tf
以上、サックスには基本的に23のキーがある。
あと、"Low A"(バリトンのみ)、C6("High G"キー、主にソプラノ)がある。
書き出してみると意外に多い。
Ta,Tcなどはトリルキーの略かと思われる。トリルの"T"とそれに関わる音の名称とがくっついたものかもしれない。
C1,C2などの"C"はフランス語"côté"(仏co^te'=英side)の略かと思われる。半音に準じて番号が付けられている。
技術の上達、またサックスを詳しく勉強するのならキーの名称と場所を覚えなければならない。
私もかつてはそうだった。
日本では一般的にジャン=マリー・ロンデックスが著したエチュードやメソードに記載されたキーの名称を採用している人が多い。
フランスで出版されているほとんどの楽譜で、ムルティフォニックやフラジオ、微分音などの運指を表記する際にもこのロンデックスのキー名称が使われている。
ロンデックスの著書を見れば図解入りで見ることができるのだが、ここでは文章のみで書き出してみる。
左手
ホームポジション: 1,2,3
bisキー(1と2の間にあるシ♭の替え指に使う小さいキー): p(フランス語"petit"の略か?)
オクターヴキー: 8
フロントキー: ×(「F」と書くときもある)
左手サイドキー: C1,C2,C4
低音テーブルキー: G#,C#,H,B♭
右手
ホームポジション: 4,5,6
低音「ド」のキー: "7"もしくは"C"
レ#のキー: "D#"もしくは"E♭"
右手サイドキー: C3,Tc,Ta
ホームポジションとサイドキーの間にあるキー: C5,Tf
以上、サックスには基本的に23のキーがある。
あと、"Low A"(バリトンのみ)、C6("High G"キー、主にソプラノ)がある。
書き出してみると意外に多い。
Ta,Tcなどはトリルキーの略かと思われる。トリルの"T"とそれに関わる音の名称とがくっついたものかもしれない。
C1,C2などの"C"はフランス語"côté"(仏co^te'=英side)の略かと思われる。半音に準じて番号が付けられている。
技術の上達、またサックスを詳しく勉強するのならキーの名称と場所を覚えなければならない。