hiroshi hara: saxophoniste

日々の思考の断片

アルス

2006-11-20 23:50:50 | 日常
今日はよく働き、よく考えた、そしてやや練習した。
尚美で試験前最後のレッスン。
来週は音階、初見、練習曲の試験があるのだ。

今日のレッスンはもちろん試験に向けられたものだったが、思いのほか音階ができず困ってしまった。
音階は無機質な練習を強いられるので、嫌になってしまうのだろうか。
とはいえ、今回の試験に留まらず、きっといつか音階練習の必要性を理解してくれるだろう。
練習曲も楽曲もどんどん難しくなるわけだし。

レッスン終了後は欲しい楽譜を探しにアカデミアで楽譜を物色。
この学校は近所に楽譜屋がありとても便利だ。いくらでも暇つぶしできる。

夕方は室内楽の発表会があり、ひと団体だけ聴かせてもらった。
学生も忙しい中、よく練習し、合わせしているなと感じた。

その後、貝沼君と会い、先日のディナンでお疲れのところ申し訳ないと思いつつ、ロバの「アルス」の譜読みのお手伝いと合わせをしていただいた。
この曲はグレゴリオ聖歌のようなモティーフが使われている。
とても美しい曲だが、速度が速く、めまぐるしく展開している。
ムルティフォニックの被せ合いなどあり、面白い響きがする。

本番は12/24のサクソフォーン・フェスティバルにて、ジェローム・ラランと共演する。