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浜床のふろしき

尾道市因島から日常を記します

猫も杓子も

2006年12月20日 | 福祉

昨今のノロウィルス報道を聞くと、福祉施設関係者としては怒りを通り越して笑いさえしてしまいます。やれ、何人のノロウィルス患者が出ただの、ノロウィルスの感染の危険性があるから、牡蠣の出荷を取りやめるだの、食中毒はノロウィルスが原因だの、本当に猫も杓子もノロウィルスのせいにされてしまいます。

かくいう、僕の勤める施設もこの数日、嘔吐・下痢症状のある利用者が数人出ています。もちろん、感染が広がらないように出来る限りの手段を講じるために職員が頑張っていますが、うわさというのは恐ろしいもので、「嘔吐・下痢の症状の方がいる」という話は「ノロウィルスが広がっている」という言葉になって僕の元に返ってきました。

たしかに嘔吐の人もいれば、下痢の人もいるから、僕たちはノロウィルスの疑いということで対応はしているけれど、何が原因なのか、今の段階で特定は出来ていないんだけどなぁ・・・。本当に、マスコミの取上げ方が異常だから、喉にモノをつめて嘔吐してもノロウィルス、お腹を冷やして下痢をしてしまってもノロウィルスだといわれてしまいます。本当に困りものです。

そもそもノロウィルスなんて、今までだってあったじゃないですか。何を今更といった感じなんですが・・・・。それほど大げさに考えること無いと思うんだけどねぇ。


ウェズレイ残留

2006年12月20日 | スポーツ

サンフレッチェがウェズレイ選手の残留を発表しました。今年の活躍を考えると、チームとしては当然の選択だと思います。殆どのサポーターも彼の残留を喜んでいるでしょう。そしてチームメイトも・・・。佐藤寿人選手なんて、彼がいるだけで、随分と助かっている部分がありますし、パスを繋いで人が動くサッカーを目指すサンフレッチェにとって、前線でボールを失わないウェズレイ選手の存在は大きいでしょう。

ウェズレイ選手の決断に感謝します。ありがとう。

しかし、これで来年も前田俊介選手が試合に出る機会は減るのでしょう。彼の場合は、とにかく試合に出ることが必要だと思います。今季の後半戦を見る限り、元々彼が持っていたはずの技術の高さが全く見られず、それどころか他の選手と比べてもトラップ、キックは見劣りをしました。天才肌の選手ですから、プレーに波があるのでしょうが、彼はこのままでは埋もれたまま消えていってしまう気がするのです。

もう一度、技術の基本的な部分と、試合経験を重ねて欲しいと願います。