昨今のノロウィルス報道を聞くと、福祉施設関係者としては怒りを通り越して笑いさえしてしまいます。やれ、何人のノロウィルス患者が出ただの、ノロウィルスの感染の危険性があるから、牡蠣の出荷を取りやめるだの、食中毒はノロウィルスが原因だの、本当に猫も杓子もノロウィルスのせいにされてしまいます。
かくいう、僕の勤める施設もこの数日、嘔吐・下痢症状のある利用者が数人出ています。もちろん、感染が広がらないように出来る限りの手段を講じるために職員が頑張っていますが、うわさというのは恐ろしいもので、「嘔吐・下痢の症状の方がいる」という話は「ノロウィルスが広がっている」という言葉になって僕の元に返ってきました。
たしかに嘔吐の人もいれば、下痢の人もいるから、僕たちはノロウィルスの疑いということで対応はしているけれど、何が原因なのか、今の段階で特定は出来ていないんだけどなぁ・・・。本当に、マスコミの取上げ方が異常だから、喉にモノをつめて嘔吐してもノロウィルス、お腹を冷やして下痢をしてしまってもノロウィルスだといわれてしまいます。本当に困りものです。
そもそもノロウィルスなんて、今までだってあったじゃないですか。何を今更といった感じなんですが・・・・。それほど大げさに考えること無いと思うんだけどねぇ。
いや、これは単なる愚痴だから、聞き流してくれたらいいですよ。
マスコミに踊らされるより、よっぽど良いと思います。
まあ、僕らも大人だからねぇ(笑)