浜床のふろしき

尾道市因島から日常を記します

沢村賞

2006年10月23日 | スポーツ

プロ野球の沢村賞が発表され、今年は斉藤和巳投手(ソフトパンクホークス)が選ばれました。今回の選出に関して、異論を挟む人はいないでしょう。

斉藤投手は今季、最多勝(18勝5敗)、最優秀防御率(1.75)、最多奪三振(205個)、最高勝率(7割8分3厘)のタイトルを獲得し、さらに投球回数(201回)、登板数(26試合)、完投数(8試合(うち5完封))であり、沢村賞の審査基準7項目のうち、勝利数(15勝以上)、奪三振数(150個以上)、防御率(2.50以下)、投球回数(200回以上)、登板数(25試合以上)、勝率(6割以上)の6項目をクリアした。残る1項目の完投試合数(10試合以上)には2試合及ばなかったものの、堂々たる成績でした。

先発完投型の投手のみが対象であり、かつ5人の選考委員によって選出されるということで、どれほどの価値があるかは分かりませんが、それでも彼が優秀な投手であることは間違いないでしょう。


柿の皮

2006年10月23日 | 日常

すっかり秋らしくなってきました。日中はまだ暖かさも残っていますが、朝晩は冷えるので長袖の服が要るようになりました。

景色も山が徐々に色づき始め、店先には早生みかんが並んでいたり、家の軒先には干し柿が吊るされるようになってきました。この干し柿の風景を見ると、冬が近づいていることを感じます。

僕の母方の実家では、この干し柿が吊るされているのをよく見かけたのですが、それと同時に、剥かれた渋柿の皮も茣蓙(ござ)に並べられて干されていました。

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ずっと不思議に思っていたのですが、何年か前に母親に聞いたところ、干した柿の皮を漬物を漬けるときに一緒に入れると漬物の味が良くなるのだと教えてくれました。昔の人は色々と工夫をして、無駄の無いようにしていたんだと教えられました。

僕にとっては日常のこの風景も、テレビでは懐かしの風景として取上げられるようになってしまいました。干し柿も買う時代ですから、仕方ないのかもしれませんね。