浜床のふろしき

尾道市因島から日常を記します

薄れゆく記憶

2006年10月06日 | 日常

先日、現像していなかった写真を約300枚ほど現像し、アルバムに整理していました。(その殆どが息子の写真ですが・・・)。その時に本棚に立てかけられている中学校と高校の卒業アルバムが目に留まりました。

開いてみると、懐かしい顔が並んでいます。随分大人だと思っていた先生たちも、今の自分と同じ年齢だと思うと若く見えます。同級生には、芸能界で活躍している者もいれば、若くして逝った者もいます。皆がそれぞれ僕の知らないその後を過ごしています。

写真に写った顔たちを眺めていくと、あれっ・・?  名前が出てこない。顔は知っているんだけど、名前が出てこないや。そんな同級生が何人もいることに気付きました。少なくとも10年前にはそんなことは無かったのに・・・。

たしかに僕の中学校では同級生が160人くらいいましたから、一度も同じクラスになっていない人もいます。でも顔と名前が一致しないことなんて無かったのになぁ。

もちろん、一緒にサッカーをした仲間や遊んだ仲間のことを忘れているわけではありませんが、少なからずショックでした。果たして、みんなの記憶の中に僕は存在しているのでしょうか?