浜床のふろしき

尾道市因島から日常を記します

実るほど頭を垂れる稲穂かな

2006年07月18日 | 因島

7月16日(日)に大三島で行なわれた『鶴姫まつり』の櫂伝馬レースに、”ごんべ”の一員として参加してきました。因島からは他にも医師会病院有志の”はっさく兄弟”と女性の部に”はっさく姉妹”が参加していました。

一般の部は24チームによって競われましたが、”ごんべ”も”はっさく兄弟”も一次予選・二次予選・準決勝を1位通過し、3チームで行なわれる決勝戦に進出することが出来、さらに”ごんべ”は優勝することが出来ました。(詳しいことは「賢司です・・・blog」と「因島のあゆblog」で)

僕は今年から”ごんべ”に加入させてもらって、初レースで初優勝です。いきなりこんな経験をさせてもらって良いのでしょうか?しかし、興味深かったのは、優勝した”ごんべ”の打ち上げです。とても優勝したチームとは思えないほどの大人しい雰囲気でした(笑)。祝勝会というよりも反省会と表現する方が適切なのではないかと思うほどでした。チームの人たちは口々に「優勝することに慣れていないから、喜び方を知らない」と言っていましたが、果たしてそうなのでしょうか?

そんな中で、リーダーの修ちゃん(僕がこんな呼び方をするのはおこがましいですが・・・)が、「優勝して、良いプライド(自信)を持つのは必要なことだけど、勝ったからといって天狗になってはいけないんだよ。『実るほど頭を垂れる稲穂かな』だよ。謙虚さが大切だから」と話してくれました。僕はこの言葉に共感しましたし、ごんべの人たちの姿を的確に表現しているので、納得しました。

優勝して尚、自分の漕ぎ方を反省し、また今よりも上手くなりたいと考える仲間をみて、嬉しく、また頼もしいです。