浜床のふろしき

尾道市因島から日常を記します

負のエネルギー

2006年07月13日 | 福祉

「元気な人が病院に入院すると病気になる」という冗談のような本当の話があります。病気の人の治療を行い、元気にすることを目的とする場所なのに、元気な人にとっては適した場所とは言えないようです。

これには色々な説があります。病院はあくまでも病気の人を治す場所だから、生活基準の目標が低めに設定されます。そうすると皆がその生活基準に合わせようとするから、本来なら十分にその基準をクリアできている人が、自分の生活基準を低い方に修正してしまうそうです。

また或いは、刺激の少ない環境、非日常的な時間の流れ、またベッド上生活が基本の生活動作の制限により、心身の能力が低下することも考えられています。

でも僕が考えるのは、「負のエネルギー」です。僕は今日、精神病院に用事があって訪問しましたが、そこにはやはり負のエネルギーを感じました。入院している人、そして関わっている職員の方、家族の方、殆どの人から重たさを感じるのです。そうすると、僕自身も何となく、重たい気持ちになります。こういうことって、日常で結構あります。

だから本質的に明るい性格とか、前向きな性格の人と一緒にいると、その負のエネルギーから影響を受けることが少なくて済みます。「病気は気の持ち方次第」と言いますが、まさにそんな感じですね。明るい雰囲気の病院であれば、元気になれるでしょう。

頑張ってください。王監督。忌野清志郎さん。&たくさんの人々。