浜床のふろしき

尾道市因島から日常を記します

牛乳100万本廃棄

2006年03月20日 | 日常

ショックを受けたニュースです。

高カロリー・高脂肪のイメージで健康ブームに乗り遅れた形の牛乳が大量に余り、廃棄処分される異例の事態になっている。「ホクレン農業協同組合連合会」では十八日から、千トン(一リットルパック百万本相当)の廃棄を始めた。昨夏の猛暑で牧草の生育が良好で生産過剰になり、飲料として余った牛乳を加工処理する工場がフル稼働しても追いつかない状況だ。さらに今後は春休みで給食がなくなり消費が激減、合計一万トン以上が廃棄処分される可能性が高い。

知りませんでした。牛乳がそんな状況だったなんて・・・・・。我が家は必ずと言ってよいほど、冷蔵庫に牛乳が入っています。牛乳の配達をしてもらっているからですが、これは僕が5歳くらいから続いています。(もう四半世紀以上かぁ・・・)

その頃、我が家は牛乳配達の手伝いをしていて、母親・兄、そして幼稚園に通っていた僕が早朝から牛乳配達をしていました。(その頃の僕はたった3件の配達でした)。もちろん我が家でも飲むために牛乳を購入していたのですが、それよりも幼かった僕が牛乳瓶を落として割った時のために余分に購入してくれていたのを覚えています。(当然ながら、何度も牛乳瓶を割りました・・・)その他にも、冬の寒い日に牛乳配達から帰って、砂糖を入れて暖めてもらった牛乳を飲んだとき、とても美味しかったと記憶しています。

僕の場合、牛乳はとても身近な飲み物でしたが、他の方にとってはそれ程身近な飲み物ではなくなっているようです。ジュースや健康飲料が沢山あるし、数年前に牛乳に関わる問題が起こったのも影響しているのかもしれません。

牛乳廃棄の記事を読んで淋しい思いが消えません。せっかくの恵みなんだから、もっと大切にしてください。