らんかみち

童話から老話まで

入院患者と看護婦さんの相性

2007年05月30日 | 暮らしの落とし穴
 ひと目合ったその日から~、なんて恋の始まりみたいなものを感じることがあるなら、こいつムカつくやつ! なんて場合も多々あるわけです。そういうのって相性というやつですから、理屈じゃなくて直感です。
 それと同じことが病院に入院していても当然あります。患者同士の軋轢みたいなものは今のところ無く、ぼくにとって目下の最重要関心事は、点滴してくれる看護師さんとの相性です。
 
 残念ですが、この病院で初めて採血されたとき「え? この人に針刺されるの!」と、震え上がりました。絶対にいやや! と思っても相手を選り好みできませんから、腹をくくりました。
 案の定「動脈刺したらえらいことになるな、アカン、血管が逃げていく!」などと口走りながら、何回も針を刺し直さないといけませんでした。これも相性なんです。腕前じゃないんです。ぼくの腰が引けているから上手くいかないのです。
 
 入院してから既に4回の点滴で、ぼくの両腕にはでっかい青あざが3箇所も出来てますが、それを見て、今日お見舞いに来てくれたテル爺と奈美さんが思いっきり笑わらってくれました。
 奈美さんが「あんた、やっぱり注射違反やってたんや!」と、ぼくをシャブ中扱いしてくれます。ちゃうって! 点滴液が漏れてるんやって。
 
 今朝も3回やり直して担当の看護婦さんが諦め、メンバー交代となったのですが、代わった看護婦さんは顔を見ただけでGOOD! と分かりました。これも相性なんです、勝手に血管が浮き出てきて、血管が針から逃げ回ったりしないんですね。点滴の跡が残ってないのは今日だけです。
 
 聴力検査とは依然として相性が悪くて、ちっとも聴力は回復していませんが、「とりあえずこのまま続けてみましょう」と、ドクターに言われました。それはいいけど、恥ずかしい跡が残らないような点滴は、また痛くも無いです。そこんとこよろしく。

点滴の内訳
◆SD3A(200cc)生理食塩水
◆アデホスコーワ
◆ナイクリン
◆ネオラミン3B
◆リンデロン(3)
◆メチコバール

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