らんかみち

童話から老話まで

北京バイオリンの少年に教わる人の生き様

2007年06月19日 | 暮らしの落とし穴
 ドラマ「北京バイオリン」を、少年がお父さんと北京に出たところまで観て「このバイオリニスト役の少年はなんと演技が上手いんだろう。バイオリンを弾くシーンなんてオレよりバイオリンが板についてるじゃないか!」なんて驚いたもんだけど、ものの本によると実際に彼はバイオリニストらしいと分かって納得したのです。
 
 しかし良く考えてみたら、あの少年役の実年齢は役どころをかなりオーバーしているにもかかわらず、童顔の上に端整な顔立ちも手伝ってはまり役だなと思うのです。
 それよりもバイオリニストのくせに演技の上手いこと。そのうち日本にやってきて、かつて一世を風靡したヨン様並の人気を勝ち得るんじゃないかと期待します。
 
 そんなことを考えていた折も折、YAMAHAさんから「バイオリンの試奏会と弓のメンテを安くしてあげるからおいで」と案内が来ました。弓の毛替えは1年ほど前にやったんですが、関西風の毛替えをされてムカついていたところなので、是非行こうと思ったらバイオリンは田舎に持って帰っており、今ある楽器はフルートだけだと思い出してがっかりしました。
 
 それにしてもぼくが引っ越したら、HONDA、YAMAHA、阪急、パール楽器、上新電気とかその他もろもろの定期的に来る郵便物はどうなるんでしょう。郵便なら転送してくれそうですが、それも1年くらいのはず。
 だったら「送ってくるな」と先方に言えば良いのかも知れませんが、それで本当にストップがかかるかどうか疑問です。それに思い出したように来る日産自動車の案内なんてのは防御のしようが無いではありませんか。
 いやそんなものまだしも、10年も前に注文した事のあるアダルトビデオなんかのカタログだったりしたらどんな恐ろしいことが待ち構えているんでしょうか。
 
「この部屋の前の住人ってどんなやつかな、ちょっくら名前を検索してみたろやないか」と、新しい住人がぼくの名前が書かれた郵便物を受け取って「あ、こいつかい!」なんて知られた日にゃ、ぼくのメンツは丸潰れではありませんか。
 日ごろから品行方正に生きてこなかった罰が当たったんだねと、今頃になって気が付いても遅かりしというもんですが、他人に迷惑かけたわけでなし、何とか凌げるだろうとは考えているのですが。

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