らんかみち

童話から老話まで

大阪 童話教室の陣

2006年10月20日 | 童話
たった2枚の童話が書けなくて、苦しんだ末に酒びたりになっている毎日が続く。もちろん何でもかんでも書こうと思えば苦しむこともないのだが、書いていて自分で嫌になるともうだめだ。モチベーションが下がって転がり落ち始めると早い。人間いったん底まで落ちると這い上がるのに苦労するもんだと思う。

 そもそもこれは、童話教室のだれも知らなかった、堺市近郊のローカルな公募に出すものだけど、教室のある奥様が「みんなで応募しましょう!」と、わざわざ申し込み用紙まで用意してくださったものだ。
 
 確かに教室ではみんな仲の良い同志ではあるが、ひとたび公募というコロシアムの舞台に立ったら、互いに血も涙もない争いを繰り広げる敵になる。
 そこんとこを承知の上で彼女は自信をもって宣戦布告したというより、単に育ちの良い奥様の、無邪気な博愛精神にあふれた行為だと思うので、敵に塩を送られた側としては誠心誠意答えないわけにはいかない。

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