らんかみち

童話から老話まで

ジェノベーゼのレシピ

2012年10月14日 | 酒、食


 バジルソースを作った。松の実20グラム、ニンニク10グラム、バジル70グラム、塩ティースプーン山盛り、オリーブオイル90グラム。これらを二つ用意して二回に分けてフードプロセッサにかけ(一度に入りきらないから)一つの容器に詰めた。最後にオリーブオイルを注いで約400グラムのソースが出来上がり。これってジェノベーゼ・ペーストと呼ぶのだそうな。うそだろ、チーズなんかが入っていて、もっとこってりしたやつのことだと思っていた。

 さて味はというと、やや塩辛いめだけど普通のバジルソースだった。というか、粗塩が溶けきっていない印象だ。オリーブオイルの層を作って酸化から守りつつ3時間冷凍してみたけど、固まっていない。塩の角が取れて少しマイルド感がアップしている、こいつぁいいじゃないか!

 WEBで調べたレシピには「バジルは洗うな」とか「松の実は軽く煎ってから使う」などとあるけど、ハーブバーバのグループはそんな面倒なことやってなかった。ぼくは彼女たちのレシピを目視で踏襲したにもかかわらず、市販の下手なものよりマシな味のものができたと思う。ただ、バジルの葉がちょっと固い。花芽が生長したせいかもしれないけど、フードプロセッサより擂り鉢に軍配が上がりそうだ。