らんかみち

童話から老話まで

秋のバラとグルメ祭りを明日に控え

2012年10月26日 | 暮らしの落とし穴


 秋のバラとグルメ祭りの前日、テントなどの設営に汗を流しながら、今年のバラは見事じゃないか! と気が付いた。バラの管理をしている人はさぞかし頑張ったんだろう、明日と明後日は文化祭だけど、これぞあなたたちの発表会だね、みたいに労ったところ「そりゃもちろん仕事だから頑張っているけど、これだけ咲いたのは天候が良かったからでしょうね」と素っ気ない。いや、これぞ現場を預かる大人の対応か。プロはチャラチャラ自慢したりせんのだね。

 明日は天気にも恵まれ、バラを愛でながらB級グルメを堪能したい家族連れで賑わうことだろう。しかしB級グルメは酒の肴にならんのだよなぁ。量的には多くないので焼きそばでビールも良いけど、ピザで日本酒は飲めんだろう。
 というより、イベントの現場ってどうして日本酒のワンカップとかを売ってないんだろう。日本酒離れは言わずもがなだけど、日本酒飲む人=酒癖が悪い、という図式でもあるんじゃないかと思ってしまう。ワインもあまり見かけないし、ましてウィスキーなんて見たこともない。当局から「強い酒を出さないように」といった要請でもあるんだろうか。

 もしもB級グルメの会場でB級サカナを売るコーナーがあったらどうだろう。色んな屋台を引っ張ってきて、エスカルゴ屋さんにはワイン、ホルモン屋には日本酒、ラフテー屋さんには泡盛、ケバブ屋さんにはテキーラとかを置く。こんなのがあったら片っ端から飲んで回るけどな。
 ああしかし、帰りはどうするんだってことだよな。これで飲酒事故でも起きた日にゃ苦情が殺到して次から中止を余儀なくされるだろう。明日はスタッフとしてじゃなく、お客として自転車で……え、自転車も駄目? 歩いて行きますぅ。