らんかみち

童話から老話まで

情報操作にうんざりして

2011年09月10日 | 暮らしの落とし穴
 地デジ対応の中型テレビを母に譲り、テレビのない生活が続いておりましたが、パソコン用チューナーと母の観ていたアナログ14インチテレビを兄がつないでくれたので、ようやく以前の状況に戻りました。

 母には大きな画面の方が見やすかろうと思ったんですが、入院中は共同テレビを観ることもなく、退院してからもテレビを観ることが煩わしいようです。
「相撲が始まるみたいぞ」といえば、ようやくテレビのスイッチを入れたんですが、相撲中継ってやるんだろうなぁ……。

 なぜテレビを観なくなったかというと、「箱の言うことなんか信じられるか」とおっしゃる人がいて、ああそういわれたらそうかな、と思ったからです。
 スポーツなら結果が全てなんだから情報操作なんかされないだろうと信じていたのに、某テレビ局は浅田真央ちゃんよりもキム・ヨナちゃん寄りの中継をして非難されているのだとか。今思えば昔の相撲解説もどうだったのか、最近は相撲も観ないのでさっぱりですが。

 箱の言うこともだけど、網の言うことも眉にツバをつけて読むのが良いと思います。先日、同級生の始めたうどん屋に行ったんですが、ネットの評価を読むと悪く書いていないんです。素人のぼくですら、こいつには手取り足取り教えないとダメだな、と危機感を覚えたほどなのに。それをそのまま書いたら営業妨害になるのかどうか、☆三つなんて、ありえねー!

 そういうことで、あの系統の紹介ブログは開店時間とかの情報を得るだけにとどめることにしました。ネットに氾濫する家電製品の「満足度」も似たようなもんです。店頭で店員さんに話を聞き、自分で見て触って自己責任で判断する。結局は人とのやりとり、という原点に回帰するしかないようです。