らんかみち

童話から老話まで

台風よりも、ああ無情!

2011年09月03日 | 暮らしの落とし穴
 あのね、こう見えてヒマじゃあないの! 例のケアマネージャーが予定変更してほしい旨の電話を何度もかけてくる。毒突きたくもなるんですが、それにすら時間を割きたくない相手なんです。
 母にしてみれば「病院に戻りたい」という、フラットが五つも付く変ロ短調くらいの気分にさせられたようで、こちらが遍路に逃避したくなりました。しかしその問題も、適切なアドバイスをしてくれる人があって穏便に解決できそうです。

 Yundi Li - Chopin Nocturne Op. 9 No. 1 2010


「エリーゼのために」が弾けるならこの曲に挑戦できるほど、変ロ短調はピアノニストに優しいのですが、バイオリンで演奏しようとすると、変ロ短調はバイオリニストに牙をむきます。

 昨日は中村時広 愛媛県知事と菅良二 今治市長にお会いしてきました。県知事と市長の間に入り、気恥ずかしいというより自分がかっこ悪いと思えば小さな写真など。コラージュじゃないですよ、「県知事陳情会」が終わった後の懇親会で撮っていただきました。でもねぇ、市長に余計なことを申し上げてしまい、やっちまったぁ! 



 政治の世界というのは実に難しく、政治家同士の機微のようなものが分かっておらんのですなぁぼくは。帰ってからも別件で糾弾されたんですが、世間一般からしてとんでもないエラーというほどではなくても、政治家の世界では通用しないそうです。

「秋風が吹くころには菅さんは遍路に旅立てるだろう」と、どなたかが言った通りになりましたね。菅前首相が遍路に出るならぼくも後を追いたいところですが、更なる難問がぼくの頭上に降ってきて、ああ無情!