M馬日記(元、日曜レーサー)

塩噴きじいさんの独り言
※2011年11月をもって一時停止
 (再開未定)

ふしぎに

2014年08月19日 | Weblog
ちょっと硬いお話。


南の島でボーリング調査が開始されたとのこと。
これを聞いて思うところを。
前々から政治的なことをブログに書くのはどうか、と思っておりますが、
右左中道ということではないのでいいかな。


直接民主制が取れない場合、民主主義の基本を為すものは『選挙』と思いまする。
かの地の方々は、選挙でNOという候補者を選択したはず。当然、死に票はあると
は思いますがこれも民主主義の原則の多数決で決まったこと。

つまり、地元は民主主義にもとづき NO を選択したのに、その民意を無視する
かたちで強行される、これも民主主義という名の権利行使。

自分たちの主張を決められているもっとも尊重すべきルールで出したにも関わらず
実現できない、となれば果たしてそれは民主主義と言えるのだろうか?


ということをニュース映像を見ながら思った昨日今日。


・オスプレイ
・原発
・諫早湾
・オリンピック


地元民の民意<国策  という図式のなんと多いことよ。

このような状態において地方議員や首長はどのような権限を有しているのだろうか?

あなたは、子供から、、
「なんで反対したのに強硬されているの?」

と問われたらどう答えるつもりでしょうか?



こと、外交問題にかかわることに地元の意見を聞くことの意味を問いたい。
ちょっと前、「最低でも県外」とぶち上げた某党から選出された首相でさえ
(つまり日本国民の総意とされる=民主主義)、少し経ったら、「学べば学ぶほど
・・・」と言って投げ出しちゃった。

結局、民主主義国家と思っているけどこの国は選挙での国民意思を超越するものが
存在する国ということになるのだろうか?


正当なルールを行使して意志を反映しても、それが実現できず、それでも
実力行使する民意を強制排除する、その権利はどんな法律にのっとり強制される
のだろうか?

歴史をみるに、民主主義はときの権力者との闘争により(流血ののち)獲得され
た、多くの民の命との等価交換の賜物であり、それは血にまみれているがゆえに
尊重され絶対原則として君臨できるのであって、勝者から与えられ頭で理解した
だけで「さもわかったように」ふるまっていてもそれはやっぱり猿マネ以上では
ないのだな、と思わずにいられない。

だから賢い指導者が、ルールを無視して閣議決定とかでこれから生まれてくる子孫
にも影響するようなことを決めてしまうのだろうか。


正当な対価を払わなければやはり民主主義は為されないのだろうか。
やっぱりこの国は戦争の終わり方を間違えたんだろうか・・。



ICT先進国。
直接民主制可能でしょう。
不正防止の仕掛けさえちゃんと「見える化」すれば議員なんて不要。
重要案件の都度、出勤前に投票すればよろしい。結果は即日公開。

官僚に国民が直接、指揮命令を行い、罷免権ももつ、、今の間接民主制の矛盾が
露見している限りにおいて検討に値するのじゃないかなぁ~と思うのであった。


ではそのために、あなたはなにをするの?

ここが一番肝心なところなんですけど、
何もしない口先だけのハゲじいちゃんなんですね・・・。



コメント
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