M馬日記(元、日曜レーサー)

塩噴きじいさんの独り言
※2011年11月をもって一時停止
 (再開未定)

【読書】シークレットレース

2014年06月18日 | Weblog
読むのは3度目ぐらいなんですけどね。


で、2003年のツールのDVDを見たわけですよ。
Stage.8 ラルプデュエズ。

ハミルトンの独白を頭に入れて画面を見ていると当時抱いていた印象
というか興奮というか、それがまったく違うものに見えるんですよね。

ここに映っているのは全員そうなんだ~ と思うと、どっかんと遅れて
いるヴィランクがまともに見いてくるから。

「全員がようやく同じ土俵に」

そうなんだよな。


展開はすごいんだけど、なんだかがっかりするのも事実。


暗い振り返りたくない歴史なんだろうけど、こおやって記録が残る。
そして、この世界、正直者がバカを見ているように思う。

当時、告発した者は引退に追い込まれている。
今更「あなたが正しい」といわれたとしても時間は戻らないのだ。

いつでもやりなおせる?

はぁ??

と思うぞ。

正しいか正しくないか、ということではなく、その村の掟に背くと
はじかれるだけ、「誰もが同じ条件にいて同じルールで勝負をしている」
それのどこが悪いのか?と感じるのは当たり前。

でもそれは世界共通の認識ではなかった。
ツールは”お金になりすぎる”こと。


”普通ではない”選手が現れるたびに「大丈夫か?」と勘繰ってしまう
というのはとっても悲しいことだ。

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「安静」にしておくことしかやることがない、ちゅうものなんだかな~

コメント
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