北海道美術ネット別館

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■渡部源土(げんとう 佳文)作陶展 (10月5日で終了)

2008年10月07日 20時58分46秒 | 展覧会の紹介-工芸、クラフト
(日本語は英文要約のあとにあります)

Watabe Gento is a ceramic artist. He had lived in Kasama,Ibaraki until last month,now he returned to Sapporo.He was born in this city.
He makes bowl,cup,tea tools by Kizeto or Oribe mainly. Kizeto cups and dishes had warmed color.

 渡部さんは、札幌生まれで、ことし49歳の陶芸家。
 もともと趣味だった陶芸ですが、いまから10年ほど前にこの道を本格的に志し、有名な窯場である茨城県の笠間の研修所に入ったという、経歴の持ち主です。
 これまで関東地方に住んでいましたが、このほど札幌に帰ってきて、窯も新たに設置したそうです。

 渡部さんのうつわは、おもに黄瀬戸と織部です。
 黄瀬戸は、やわらかな色調ですよね。
 茶碗や湯飲みを手にしてみると、相当軽いです。これは、タンパンとよばれる緑の斑文が裏側に染み出すのが、黄瀬戸の美しさとして珍重されてきたためなのだそうです。
 ほかに、花器、食籠、香合、急須、ジョッキなどもあります。
 急須を見ると、しっかりしたつくりだなあと思います。

 
           
 
 渡部さんが黄瀬戸のうつわの表面に描いているのは万年青(おもと)の文様です。
 万年青は寒さに弱いので道内ではあまり見られない庭木ですが、家の永続や繁栄の象徴としてとても縁起の良いものだそうです。

 大きめの壺などは織部釉のものが多いです。

 工芸愛海詩(えみし)での発表は3回目。1度は、大野耕太郎さんとの2人展でした。
 郷里に腰を落ち着けて、ますます活躍が期待できそうです。
 

2008年9月23日(火)-10月5日(日)10:00-18:00
工芸ギャラリー愛海詩(えみし、中央区北1西28 地図D

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