北海道美術ネット別館

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2014年5月26~31日は5カ所 + 上映会

2014年05月31日 01時18分15秒 | つれづれ日録
 困った。
 ギャラリーに行く時間をなんとか捻出しても、見た展覧会についてブログを書く時間がない。


 今週の仕事の山は、いきなり月曜日。
 筆者は土曜日も出勤していたので、本来であれば月曜は休む権利があるのだが、仕事はこちらの勤務パターンどおりにはやって来ない。
 しかたなく、昼過ぎに出社した(道新ぎゃらりーで写真道展も見た)。
 しかし、これは結果的に見通しが正しかった。この日の仕事は予想以上に延び、けっきょく退社は午前0時をかなりすぎたのである。
 もしこの日、ふつうに朝から出勤していたら、くたびれきっていたであろう。




 初日からエネルギーを使ってしまったので、27日(火)以降は、若干ペースを落として仕事をすることになった。

 この間、28日には富士フイルムフォトサロン札幌で、後藤昌美写真展 「森と水の刻 阿寒・摩周」を見る。最終日の終了ぎりぎりであった。
 上川管内に住み、道東各地の自然を撮影していて、写真集を何冊も出しているプロらしく、すばらしい出来栄えだと感じた。冬の月光にさえ返る林、湖面を覆うフロストフラワー、紅葉をうっすらと白く染める初雪など、どれもネイチャーフォトのお手本のような30点。

 けっきょく、通常の時間に通常通りバスで帰宅したのは、今週はこの日のみ。
 バスの中では熟睡してしまい、なんだかかえって疲れた。
 バルザック、遅々として進まず。




 29日、朝イチで北海道銀行札幌駅前支店ミニギャラリーとキヤノンギャラリー
 キヤノンの、安川啓太写真展:Cranespotting は、ロンドン好きは絶対に見るべき写真展。建設用などのクレーンに着目したところがユニーク。

 夜は、伊藤隆介さんたちが企画した上映会「Faraway,so close!」のためCAI02へ(もちろんヴェンダースは関係ない)。隆介さん、大島慶太郎さん、倉重哲二さんの新作を見る。
 フィルム上映作品が多いのは、いまどき珍しく、ありがたい。
 その後、ト・オン・カフェで清野有香さんの個展
 おもに新道展で発表したパワフルな大作が中心。




 30日も、実験映画上映会 Faraway,so close 。
 Pip Chodorov 監督の Free Radicals を見て、企画・上映の3人のトークを聴く。
 フリー・ラディカルズは、ブラッケージやウォーホル、メカス、クーベルカが登場するだけでもすごい。最後に実験映画を一覧する、メリエスやブニュエルから始まる場面で伊藤高志「SPICY」が出てきて、おーっと思った。

 トークでは伊藤隆介さんが、今後もこのような上映会を続けたいと話していた。



 というわけで、先週見た展覧会のうち、石垣渉展、望月建展、菅定展がまだ書き終わっていない。
 こういう事態がけっこう続いていて、やばいのである。


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