北海道美術ネット別館

アート、写真、書など展覧会の情報や紹介、批評、日記etc。毎日更新しています

越後妻有交流館・キナーレ 06夏休み(33)

2006年10月05日 20時53分50秒 | 2006夏 越後妻有など
 ところが、ガイドブックの地図で見ると駅からすぐにありそうな「キナーレ」は、歩いていくと10分以上かかるのである。これは、札幌でたとえれば、エスタ(ビックカメラ)から京王プラザホテルまでまっすぐ歩くと大した距離ではないのに、線路と平行した道路がなく、いったん北3条通まで南下しないと行けないような、ちょっと腹立たしい事態なのだ。
 キナーレの建築自体も作品だし、中には温泉もあるほか、たくさんの作品が展示されており、ボランティア「こへび隊」のカフェなどもあったのだが、時間がなくてほとんど見られなかった。
 この建物がおもしろいのは、中庭が広くてほとんど池になっており、1階は池に面した廻廊になっていること。
 夏は涼しいだろうが、冬は除雪が大変そうだ。
 その池にあった作品。
 フランスとポルトガルを拠点にしているジョアナ・ヴァスコンセロスの「ボトルの中のメッセージ」
       

 藤木隆明+工学院大学藤木研究室「水景色」
       
 子どもたちが楽しそうにあそんでいた。
 このトリエンナーレにかぎらず、子どもの遊べる美術作品というのは、そんなにない。

 ガイドブックには、キナーレ内の作品として、ナウィン・ラワンチャイクンの「ナウィン・プロダクション有限会社」による「こへび物語り」などが列挙されているが、ほとんどがワークショップ型で、鑑賞者が見ることができるのはその結果(経過)報告みたいなものである。

 トリエンナーレのクッキーを買って十日町駅にもどる。
 あまりの暑さに、着ていたTシャツは汗でびしょぬれになってしまい、東京に着くまで乾かなかった。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。