NPO法人北九州・魚部 「魚ぶろぐ」

日本各地で生き物や自然とかかわってるあなた、つながりの一つに「魚部」という場を加えませんか?

新12号(10号其の②)【G.I.2013の足跡~展示参加の可否から】

2014-04-13 09:23:13 | 成果物

ギョブイノウエ(G.I.)の2013年度の取組みを記録しておこうと

まず新10号では2013夏の大微小種展で作ったガイドブック自体を紹介。

(※持ってなかった人、もう入手しましたか?)



今まで魚ぶろぐ上だけでなく、何処でもきちんとまとめたことはないが

企画段階から制作過程のあれこれを書き残しておきたい。



かつて一緒に活動してきた高校生たちは、たぶんG.I.の特徴として

何処に何が居るという池や川の場所だとか、これは何だとか

そういう知識的な面しか思い浮かばないようだ。



それはたしかに15年以上もやってれば蓄積する。

だけど、同時にその蓄積から「あれこれ考え実現すること」こそ

「魚部」の本質だとG.I.は考えている。


※も一つ、活動の過程で得られた多くの人々、

特にギョブ仲間やギョブ応援団の方々との出会いも極めて重要だ。

これらが三本柱なんじゃないかと思う。




■あ・・前置きが長い。本題へいこう。




まず最終的なところから。

企画展では毎回、ファイルがこんなにパンパンになります・・





これは、いのちのたび博物館2013夏特別展『世界の昆虫展』チラシ。

ここには大微小種展のことは出てない。

それは博物館本体の展示とは何となく別扱い的だったり

準備スケジュールが博物館のように粛々とではなく

場当たり的にバタバタ同時進行で進んでいるからか、と思っている。

このチラシの制作時期には、まだ大微小種展は霧の中だ・・



・展示のお誘い~2012年末頃(だった?)

博物館の昆虫担当でいらっしゃった上田恭一郎先生より

2013夏に昆虫テーマで特別展するのでギョブもどう?

という感じでお誘いをいただいたように記憶。

※上田先生には過去2回、同様のお誘いいただいた。





・写真は、2013年1月12日の北九州高校での恒例の新年ギョブ会。

上田先生もいらしてくださり、このときも特別展のお話を少し。


展示依頼文書を学校宛に送っていただいた(はずなんだが、

結局、G.I.のもとには届かなかった。いまだに謎。)





・写真は、2013年3月15日、展示予定場所を初めて見た。

博物館で展示してもらう標本を納めに行き、上田先生に見せていただく。


展示参加の実現が、より具体的になっていくにつれ

では、G.I.たちには何が出来るか?というのを日常、頭の片隅で

いつもぼんやり考えていく。



・ところが、この数日後、事態急変。

すべてが棚上げとなってしまう・・・・・・・・・・。


3月23日、所用で博物館へ。

上田先生から、いちおうスペース確保しておきます

という大変ありがたいお言葉を頂戴した。



・2013年3月末、高校生たちと一緒に活動継続を決断。

4月に入り、活動のあり方や内容を再検討し、

博物館や響灘ビオトープ、ギョブOBをはじめ

ギョブ仲間やギョブ応援団の方々にもご相談し、可能性を模索。



・5月15日、博物館の下村先生へメールし、やり取り。

11代目よっしい君らとやったエビカニ展で大変お世話になった

下村先生が特別展のご担当だと知り、また改めて協力依頼いただく。


下村先生へは直接電話でも何度かお話し、実現の可否を考える。

G.I.の状況や抱える問題点をすべてご理解くださり、

「北九州にギョブあり!」「北九州の自然は面白い!」

というのを展示で伝えて欲しいと言ってくださる。


それを高校生を担当してもらったY先生にもお伝えしたところ

「そこまで言っていただき、やらないという選択肢は無い」

と言っていただき、決断!


「魚部」という活動=G.I.だと思っていた(今も)ので

“独りで全部やってしまう”ということも考え

下村先生やY先生にも相談する。


しかしながら、やはりやるなら高校生も巻き込んで

経験させる方がよかろうということで、一緒にすることに。

(※結果的には大正解。

 独りで全種集めたり、展示物作ったりは不可能ではないが

 維持したり、会場で説明したりは到底無理。

 また、一緒の方がやっぱり、楽しかった!!)



・この頃、ギョブ仲間のM氏ともメールやお会いして

大微小種展の企画内容を相談し、いろいろアドバイスをいただく。

この相談というのは、頭の中にある

展示のコンセプトや展示内容のイメージをあれこれ伝えること。

そうして、展示水槽は、氏が調べてくれた品物が最も良かったので

それを調達することに決めた。



・5月18日、温めていた展示案(コンセプト&内容)をペーパーにまとめ、

Y先生に見ていただく。



・5月20日、博物館で下村先生に直接お会いし、展示参加をお伝えする。

このとき、あえて大げさに「大微小種展」と銘打って

 ① 福岡県の5mm以下の微小水生昆虫を50種展示

 ② 展示に合わせて『大微小種展ガイドブック』なるものを作成

など、展示コンセプト&内容をお話した。



・同日夕方、下村先生との話を踏まえ、高校生たちに会って説明する。



※これがそのペーパーの一部。



こうして、「大微小種展」プロジェクトが各人に共有され、始動。






             ⇒其の③へつづく







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新11号【妄言虚言に、ただぼう然。】

2014-04-12 18:48:18 | 日常


タイトル通り。


なんでそんなことを言うんだろう、言えるのだろう。

と、理解に苦しむどころか、全く訳が分からない。



そう言う人はそうなもんよ、なんて

分かったようなことは到底思えない。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新10号【G.I.2013の足跡~大微小種展ガイドブック】

2014-04-03 22:41:46 | 成果物

ギョブの多くの展示・発表活動と同様に

『北九州の干潟BOOK』等の刊行物も

実質的にはプロデュースや執筆、撮影をしていても

ギョブイノウエは名前を出さないでいることが多い。


特に2013年度は、ある忌々しい事情のせいでその傾向にあった。

魚ぶろぐの中で、G.I.が2013年度に何を創り上げ、

それにどう関わったり取組んだかという過程を

記録しておくことにした。





■『大微小種展ガイドブック』



・A5版フルカラー、64ページ

・発行日:2013年7月13日


・発行部数:2万冊

 ※博物館の展示会場で7割ほど無料配布。

 ※ほか響灘ビオトープ(数百冊?)、
  スターフライヤー機内(1,000冊)等でも無料配布。


・販売価格:300円

 ※クエスト小倉本店、ジュンク堂福岡店、同池袋店
  昆虫文献六本脚、いのちのたび博物館ショップにて取扱


・制作期間:2013年6月初旬~7月初旬

 ※執筆・作成期間は20日間弱(だったかな?)


・執筆:中島淳氏(微小種カタログ「流水性ガムシ、コガシラミズムシ、
         ヒメドロムシ」、中島コラム)

    工藤雄太氏(工藤コラム)

    井上大輔(上記以外)

・使用画像:井上大輔、中島淳氏、工藤雄太氏


・原稿チェック:既刊の図鑑同様、中島淳氏にお願いし大変お世話になった。


・校正作業:執筆者3名、北九州高校・魚部(顧問・部員)、マツモト印刷M氏


・印刷製本:株式会社マツモト


・概略(サンプルページ)

【目次・はじめに】



【この指とまれ?】



【微小種カタログ】



【コラム(画像は「工藤コラム」の一部)】





※残部はあまりないと思うので、

興味をお持ちになった方は、お早目の入手がいいかもです。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新9号【もひとつ、心にしみた。】

2014-04-01 22:37:32 | OB





四国のある大学院で、このドジョウを研究してる

ギョブOBのA君に相談があって話した。

正月にウチに来てくれて以来、かな。



面倒かもしれないお願い事、快諾してくれた。

特にこの1年間、しばしば、いやずっと思うんだけど

自分の周りの人たちの心遣いや優しさが

ありがたくうれしい。






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新8号【コチビミズムシの仲間?】

2014-04-01 21:31:54 | 水生昆虫







冬。

沖縄本島中部。

水たまりをのぞく。



コチビミズムシの一種かな?

(チビミズムシの一種? 

 いや小さかったような・・)

名前は何て言うんだろ。



たった2色だけど、色遣いのせいで

めっちゃ派手に見える。






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする