■アユ
(写真は岡垣町湯川産。)
皆さんは最初、アユのあの独特な西瓜の香りに出会った時、いかがでしたか?
僕は『ホントだ!』と驚き、また西瓜好きでもあるので嬉しくもありました。
今でも魚部員の中で、アユのこの匂い未経験者には、嗅がせてます。
さて、アユはどこで食べますか?
スーパーでも売ってますが、あまり家庭の食卓では馴染みがないですね。普通は。
九州以外の状況は知りませんが、熊本や大分などを始め、温泉宿とかでは
よく出されるものだという印象があります。
魚部顧問は、川・池・干潟に入ってない時は、温泉に浸かってます。
(淡水魚図鑑の自己紹介にも書いたけど)
それで、あちこちで出されたアユも食べました。
この川のアユが旨いんだ! とかじゃなくて恐縮ですが。
お店というか、料理人の方の手を経て調理されたアユで、印象に残るものを。
1飴源(佐賀県浜玉町)
川魚料理屋として、とても有名なお店ですね。
ここのアユはやはり美味しかったです。
塩焼き。蓼酢(蓼食う虫も好きずき、で有名な)を付けて食べます。
そして、お店の名にもある「飴焼き」。これまた、旨いです。
いつか遠い先、魚部員たちがいい大人になって、ここで「魚部会」でも開けたらステキ。
2花菱(佐賀県唐津市)
著名な美食家?山本益博氏の『こんな宿に泊まりたい』に出ていたところ。
こちらも僕の懐じゃなんなので、お昼にいただいただけですが。
「子持ちアユの煮浸し」
これが最初に出て、非常に美味しかった思い出があります。
3玉ノ湯(大分県湯布院町)
こちらは全国的に超メジャーなお宿。
泊まるのはとんでもないのですが、お食事処がある。
「アユの塩焼き~竹籠に笹の葉敷き詰めて」
これまた、アユってとんでもなく美味しいんだ!と思わされます。
あちこちで、アユをいただいたんですが、自身「またいつか食せるかしら?」
と言うところばかりになりました。
しかし、きっと保証付きで旨いはず・・・。
■ヤマメ
数年前、紫川で20数㎝のヤマメを捕まえました。
そんなのは初めてだったので、とても興奮して学校の水槽へすぐに入れたのです。
が、数十分後。
ふと水槽の脇を見ると、飛び出たヤマメ・・・。
もはや水に入れても、復活しそうにありません。
「ゴメンよ。」
申し訳なさで一杯。せめて、食そう。
自宅でさばいて塩焼きにしたのです。
「泥臭っ・・」
そう、全然美味しくない。口の中に充ちるのは「泥の香り」。
そうか。紫川のヤマメは釣ってすぐ食ってもダメなんだ。
自分で獲って、自分でさばいて調理して、食う。
それがいいと思うのですが、アユでも書いたようにプロの方のお仕事を
いただくのが好きな魚部顧問でもあります。
ヤマメも、あちこちで食べました。
で、オススメのプロの味は・・・
1料庵 川瀬美(大分県長湯町)
こちらは温泉宿翡翠之庄が敷地内でやってる食事処。
大分ではヤマメを「エノハ」というそうです。
ヤマメ料理、色々あります。
唐揚げ、頭からバリバリ食べられます。ビックリです。
塩焼きも刺身も、どれも「川魚臭さ」、微塵もありません。スゴイです。
最後は、ここだけの「エノハ茶漬け」があります。
(ここで働いておられた方のお店、「瓶覗」(小倉北区)でもエノハ茶漬け食べられます)
次は、「バスギルがおかずだった」か「カジカ・チチブ」か「普通は食べない魚でしょ」かな
「カマツカ」塩焼きなどで食用に…
紫川にて飼うには大きすぎ
では食すかとも迷ったのですが
結局放して帰りました
やっぱり見かけによらず、記載の通り美味しいのしょうか?
少し後悔しています
カマツカなら、やはりおいかわ丸氏でしょう。
彼が、このコメントを見てカマツカの食味や
最適調理法を書き込んで下さることを期待します。
氏はカマツカを様々な調理法で食したらしいです。
最近聞いた所では。
魚部の紫川師匠が、言ってました。
かつて食べるために川魚を採っていたが、なかでも
カマツカはいいエモノだったと。
夜ライトを持って、じっとしてるカマツカを突きに
行っていたらしいです。
その漁を「夜ぼり」と言ってました。
大分の番匠川では、カマツカが名物料理だと聞いたことがあるのですが、事実かどうかは確かめていません。