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くぬぎのたろぐ

くぬぎ太郎の日常的視点

少年時代

2011-01-28 00:59:22 | Weblog
形のある物はいつか壊れます。
世の無常ってやつです。

でも形の無いもの…人の記憶もまた、
時間の流れと共に薄れていってしまうもの。

そんな自然の流れに抗うかのように
薄れてしまった記憶を甦らせる作業を
先日実施してまいりました。

いったい何をしたのかというと
実家の棚に埋もれていたビデオテープを
友人に頼んでDVDにダビングしてもらったのです。

実家ではすでにビデオデッキを処分してしまっており、
私の子ども時代を録画したビデオは、
再生することもできず、捨てることもできず、
ただただテープの寿命が来るのを待っている状況でした。

当たり前のことですが
私の子ども時代を今から撮影するにはタイムマシンが必要です。
でもそんなドラえもんはいないので、
重い腰を上げてようやく友人にお願いした次第です。

とりあえず古いテープから順に再生&ダビングしていきました。

≪小学校4年生≫
トランペットを始めた年に器楽クラブで出場したコンクール。

≪小学校6年生≫
同じく器楽クラブで出場したコンクール。
校内の音楽会でファンファーレを吹く私。

≪高校3年生≫
記念すべき第1回定期演奏会で演奏する私。

≪大学4年生≫
サークルのアンサンブルコンサートで演奏する私。

元気に草原を走り回る少年時代の私、
もちろんそんな映像はありません。
ひたすら楽器を吹いている映像ばかりです。

でも、小学生の自分が必死に演奏している姿を見ていると
もはやそれが自分という実感は全く無く、
あたかも自分の子供がステージに上がっているような
妙なハラハラ感がありました。

子供から大人になる過程を抜け目なく見られればよかったのですが
まさにマージナルマンな中学校時代の映像が無く、
小学生から飛んで、
今の自分ほぼ出来上がりの高校生になってしまったのが残念でなりません。

今でも写真やビデオを撮られるのは嫌いですが、
中学生の頃は大大大大大大大大大大大嫌いだったのです。

中学生の俺め!

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