ヤングキングアワーズ 2013年2月号より
以下、ネタばれあります。 (未読の方はご注意ください)
●ドリフターズ (平野耕太 先生)
OVA『HELLSING』第10巻に、『ドリフターズ』の映像があるらしいですよ! 観たい!
そんな今回、〈漂流者〉を侮らないアナスタシアさん、目覚めたジャンヌさんを諭してます。
うーん、ジャンヌさん、怒りに“燃え上って”ますね~。
生かしたことが吉と出るかと思ってましたが、これは凶になってしまうのか・・・?
それはともかく、気になったのは「頭蓋が割られたにしては元気」というセリフ。
〈廃棄物〉といえども、頭蓋を割られてはやはり「死」ぬ、ということなのですかね。
ジルドレのタフさは、彼特有のスキルだったのかな?
あと、アナスタシアさん、ジャンヌさんがお気に入りみたいですね。
このあたりの関係も面白そうなので、今後注目です。
一方、黒王様はドラゴンを粛清中?
最強の存在が雑魚モンスターに群がられている姿は、まさに凌辱されてる風。
ちょっと気の毒な感じでもありますね・・・
ただ、ここで黒王様に何やら問題が?
あのカケラのようなものは何なのか・・・ 塩の塊、その破片でしょうか?
〈廃棄物〉は「死」ぬと塩の塊となってしまうのは、ジルドレで実証済み。
つまり、黒王の死期が近いことの暗示だったりするのでは・・・?
これは前回のラスプーチンとの会話からも察することができますし、
ゆえに黒王様は焦っているのかもしれませんね。 このあたりがつけ入るスキになるかも。
その頃、豊久軍団は休息中。
飯食ってる豊久さん、なんか可愛かったぞ!?
与一さんまで酔っぱらっちゃって、義経に対する愚痴言ってるし(´▽`;)
ハンニバルはハンニバルで、おじいちゃんだし・・・
信長さんだけ苦労している様子なのには、笑ってしまった!
「織田家の皆さん」に感謝の気持ちを述べてるし!! このくせ者集団、面白い!
それはともかく、元気になったドワーフたち。
彼らに鉄砲を見せる信長さん。 ここから鉄砲軍団の創設につながるのか・・・?
さすがドワーフたちは構造を把握しながら、あれこれ談義。 まさに鍛冶職人といった様子。
ここで面白かったのは、なぜ弓や石弓でなく、鉄砲なのかという話。
たしかに戦国時代にも鉄砲は使われていましたが、それとはべつに弓も使われていて、
鉄砲の有用性というのは、当初は今ひとつ理解されていなかったとか聞いたことあります。
ここで話題になっているのも、まさにそうした点なのですけど、
鉄砲が有用であると理解しているのが、豊久と信長というのは興味深いですね。
ただ実戦的な面からみているか、もっと大きな観点からみているかの違いがありますが・・・
信長さんが鉄砲を有用とみている理由が、時代をこえていてさすがでしたね。
戦国時代よりもう少し後の時代、その有用性が戦争のカタチを大きく変えるわけですから。
などなど、ちょいと恐ろしい信長さんの一面が垣間見えた鉄砲談義。
これが豊久軍団に何をもたらしてゆくのか・・・ 今後も楽しみです!