五里霧中

★ マンガなどの感想 ★

◆ 今月のドリフ

2012年11月02日 | ◆[不定期] ヤングキング・アワーズ

ヤングキングアワーズ 2012年12月号より

 今月の『蒼き鋼のアルペジオ』感想はこちら

 今月の『僕らはみんな河合荘』感想はこちら

 今月の『ナポレオン -覇道進撃-』感想はこちら

 

 

以下、ネタばれあります。 (未読の方はご注意ください)

 

 

 

 

 

●ドリフターズ (平野耕太 先生)

 Young_king_ours_2012_12_p530

 なんと今回は、黒王軍の話!

 「人間を亡ぼす」という目的を掲げた黒王。

 前回、とんでもない存在を旗下に加えていることが判明していましたが、

 今回も、さらなる戦力増強を図っている模様。

 

 そして、戦力に加えるべき相手が「説得」に応じないとみるや、

 力づくでねじふせてしまう黒王、おそるべし!

 相手はモンスターの中でも最上級の存在・ドラゴンであるにもかかわらず、

 黒王の前では全くの無力。 黒王の絶大な力が、とんでもなかった・・・ これは敵わん。

 

 

 Young_king_ours_2012_12_p536_2

 「すさまじい力だ」

 土方が述べるとおり、黒王の力は、他の“廃棄物(エンズ)”を凌駕するもの。

 まさに奇跡の力ですねえ・・・ あのお方が正体でしょうから。

 

 それを証明するかのように、さらなる奇跡を起こす黒王。

 これぞ本来の力・・・ だからこそ脅威なわけですが。

 「兵站という概念が崩れる」という結論が、的確すぎてヤバい。

 無制限に物資を増やすことができ、さらに兵力の回復も容易とか、チートすぎる!

 “漂流者(ドリフ)”が通常の人間であることを考えると、

 いかに天才軍略家やら名将やらがいたとしても、無理ゲーになってしまう恐れが・・・

 

 

 Young_king_ours_2012_12_p537

 しかし、黒王は神ではなし。

 だからこそ、「その後」のことを考えていると・・・

 ラスプーチンに命じていた“制度作り”が本格的すぎて、“始皇帝”になるつもり満々。

 そう考えると、彼のもたらす変革はとてつもない規模のものになりますよね。

 

 ・・・となると、紫は“漂流者(ドリフ)”に、人間側の変革を求めているのも理解できるかも。

 サン=ジェルミが、世界がメチャクチャになると危惧していましたが、

 そうでもしないと黒王がもたらす変革に対抗できない、ということなんでしょうかね。

 だとすると、豊久や信長が世界にもたらす変革がどのように進行してゆくか、気になります。

 他にも、変革者ともいえる“漂流者(ドリフ)”は出てくるのでしょうか?

 

 また、最後にベッドに横たわっていたのは、“彼女”ですよね。

 彼女の存在が、今後どう関わってくるのかにも注目。

 豊久を恨んでいるか、はたまた別の方面から興味を抱いてしまったか・・・

 などなど、いろいろありますが、今後も楽しみです!

 

 

◆ ヤングキングアワーズ 感想

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。