ヤングキングアワーズ 2012年12月号より
以下、ネタばれあります。 (未読の方はご注意ください)
●ドリフターズ (平野耕太 先生)
なんと今回は、黒王軍の話!
「人間を亡ぼす」という目的を掲げた黒王。
前回、とんでもない存在を旗下に加えていることが判明していましたが、
今回も、さらなる戦力増強を図っている模様。
そして、戦力に加えるべき相手が「説得」に応じないとみるや、
力づくでねじふせてしまう黒王、おそるべし!
相手はモンスターの中でも最上級の存在・ドラゴンであるにもかかわらず、
黒王の前では全くの無力。 黒王の絶大な力が、とんでもなかった・・・ これは敵わん。
「すさまじい力だ」
土方が述べるとおり、黒王の力は、他の“廃棄物(エンズ)”を凌駕するもの。
まさに奇跡の力ですねえ・・・ あのお方が正体でしょうから。
それを証明するかのように、さらなる奇跡を起こす黒王。
これぞ本来の力・・・ だからこそ脅威なわけですが。
「兵站という概念が崩れる」という結論が、的確すぎてヤバい。
無制限に物資を増やすことができ、さらに兵力の回復も容易とか、チートすぎる!
“漂流者(ドリフ)”が通常の人間であることを考えると、
いかに天才軍略家やら名将やらがいたとしても、無理ゲーになってしまう恐れが・・・
しかし、黒王は神ではなし。
だからこそ、「その後」のことを考えていると・・・
ラスプーチンに命じていた“制度作り”が本格的すぎて、“始皇帝”になるつもり満々。
そう考えると、彼のもたらす変革はとてつもない規模のものになりますよね。
・・・となると、紫は“漂流者(ドリフ)”に、人間側の変革を求めているのも理解できるかも。
サン=ジェルミが、世界がメチャクチャになると危惧していましたが、
そうでもしないと黒王がもたらす変革に対抗できない、ということなんでしょうかね。
だとすると、豊久や信長が世界にもたらす変革がどのように進行してゆくか、気になります。
他にも、変革者ともいえる“漂流者(ドリフ)”は出てくるのでしょうか?
また、最後にベッドに横たわっていたのは、“彼女”ですよね。
彼女の存在が、今後どう関わってくるのかにも注目。
豊久を恨んでいるか、はたまた別の方面から興味を抱いてしまったか・・・
などなど、いろいろありますが、今後も楽しみです!