2017年6月号
表紙は、ちぃちゃんの梅雨時です。
三葉さんをモデルにしたテルテル坊主が、ジョッキ持ってて可笑しい。
他、沙和さんは傘さしてますけど、ぼのと小坂先生ご夫妻は、割と普通(ォィ
今月の「人事異動の季節で賞」は、『銀子の窓口』!
増刊が、5月31日発売! そんな今回、人事異動。
うれし野支店へ異動してきたのは、入行3年目の三井忍くん。
銀子さんの同期らしく、彼女のことを「鉄仮面女」と心の中で呼んでます。
また、自称ドSキャラで通っているようで、失礼な言葉を浴びせたり、
ビッグマウスで驕慢さを感じさせるキャラクターでしたね。
うれし野支店を甘く見ていて、楽勝楽勝と気軽だったものの、
仕事量の多さにてんやわんやで、苦労していたのは当然のこと・・・
ではありますが、仕事自体は真面目にこなそうとしていて、そこは好感かも。
でも、やはり大言壮語が過ぎて、女性陣から冷たい視線をもらうのが愉快でした。
何やら“目覚めて”ましたし、うれし野支店も、ますます面白くなりそうです。
【最終回!】
●よんこまのこ (重野なおき 先生)
連載11年、お疲れさまでしたの最終回! コミックスは秋頃発売とのこと。
2017年4月の段階で、るい君は小学5年生で、あいちゃんが小学3年生。
その成長の早さに、重野&藤島両先生が驚愕していたのは可笑しい(^^;
そして、本作の終了を子供たちに告げた所、それぞれの反応も面白かった。
あいちゃんは「パパのファンが悲しむ」と言ってますけど、それが
【またビミョーな数字を】という感じで笑いました!
一方、るい君は【いろいろ飲みこんだ】ように、驚きはしたものの、
考えに考えて、大人の対応をしていたのは愉快でしたね。
それにしても、あいちゃんはたくましく、るい君は元気いっぱいで、
2人の姿を見ているだけでも楽しくて、本作の大きな魅力となっていました。
最終回だというので、子育てのコツについて語る重野先生でしたけど、
藤島先生から「ビミョー」とツッコミ入れられていて笑!
まあ、藤島先生の方は、子育てのコツですらなかったですが(´▽`;)
などなど、最後もいつも通りながら、最終回っぽさも描かれたシメ。
最後に、重野先生がるい君とあいちゃんに、とある言質をとっていたのには大笑!
いや、これは大事なことですよね(ぇ
本作は、お子様それぞれの個性はもちろん、「こども」としての面白さ、
そしてご両親である重野&藤島先生や、アシスタント・フジワラさんとのやりとり、
4コマ漫画ネタの可笑しさ、全てがよかったですね。 楽しませていただきました!
●美術館のなかのひとたち (黒田いずま 先生)
コミックス3巻は、6月17日発売! ・・・ですが、最終回!!
最後は、前回に準備した芸術祭の本番です。
商店街の人たちと打ち合わせをした甲斐もあって、街のグルメ目当てなお客様が
大勢やってきて、結果オーライな状況になっていたのは面白い(^^;
「お祭り」を意識した気軽な催しの雰囲気で、そうした所も参加しやすいのかも。
また、山之井さんもチョーさんと共に帰って来ていて、相変わらずな様子も愉快です。
商店街とのコラボも成功っぽかったですし、大盛況なのはよいものの、
そのぶん近江さんたちは忙しくて大変そうでしたが、むしろ嬉しいお疲れでしょうかね。
そして、フィナーレイベントが、これまた素晴らしく、上段見開きとなる風景が、
穏やかに、それでも豪勢に、楽しませてくれました。
などなど、初の芸術祭は大成功と言ってもよいほど、面白さ満載となった最終回。
最後まで個性的でマイペースな「美術館のなかのひとたち」の姿に、笑いと安心感が
あって、よかったですね。 楽しませていただきましたー!
【ゲスト作品】
●ショタめし (國本隆史 先生)
少年の作る料理と、それを食べる姉と。
【主な登場人物】
・星野初太 : 家庭の料理を担う9歳。
・星野瑠璃 : 初太くんの姉で、料理は下手。
朝、起きてくる姉のために、おにぎりを作る初太くん。
下着姿で起きてきた姉は二日酔い気味でしたが、弟くんの作った料理にご満悦。
そこから、おにぎりを食べ、シジミの味噌汁をすする様子が美味しそうで、
瑠璃さんのリアクションが楽しく、魅力ある内容になっていました。
さらに、弟くんが料理するようになった理由と、その背景には、しみじみ。
瑠璃さんが料理下手というのもあるでしょうけど、それでも、姉思いな初太くんの
けなげさが感じられましたし、姉弟で出かける姿に良さがありましたね。
作る弟に食べる姉、双方に魅力がありますし、料理のレパートリーも気になる所。
なので、つづきに期待したいです!
【5月29日、コミックス3巻・発売!】
●ぼのちゃん (いがらしみきお 先生)
「ぼのちゃんと迷子の赤ちゃんペンギン編」。
前回、ペンギンの赤ちゃん・ペギュくんを見つけたぼの父。
今回は、ペギュくんのお家を探すべく、ペンギンの集まる場所へ行きますが・・・
ぼのがペギュくんをおぶり、そのまま2人を父がおぶっていたのは可笑しい。
ぼの父も愉快だったらしく、大笑いしていたのが、これに輪をかけていました。
それはともかく、ようやくペンギンの集まる場所に着いたものの、
ペンギンたちはおらず、クズリ父も加えて呼びかけていますが、反応なし。
クズリ父の話よれば、ペンギンたちは場所を移したのかもとのことで、
それを聞いたぼの父が、ペギュくんをクズリ父に押し付けて、帰ろうとしていたのは
大笑いでした゚(*゚´∀`゚)゚
そんなこんなで、ペギュくんの家を探そうとするぼの父でしたが、前途多難。
クズリくんが砂に埋まったり、ペギュくんが可愛かったり、色々ありつつ、
ペンギンたちに会うことができるのか・・・ 今後も楽しみです!
【その他】
●鬼桐さんの洗濯 (ふかさくえみ 先生)
新連載第2回! 今回のお客様は・・・?
看護師をしている苺坂ぱせりさんがやって来ますが、茶子さんの匂いをかいで、
お腹を空かしていることから、やはり人ならざる存在であることが察せられます。
しかしてその正体は、吸血鬼! 彼女の着ている服のブランド「キュー」は
特殊なもので、その扱いの難しさが「洗濯屋」の腕の見せ所といった感じで面白い。
また、硬水・軟水の話なども興味深く、クリーニング店らしい内容でしたね。
さらに、ぱせりさんが茶子さんの血を吸いたがるなど、人外方面の話題も楽しかった。
●リコーダーとランドセル (東屋めめ 先生)
着ぐるみバイトを始めるあつみさん。
最初、「数時間でお金になるいいバイトだよ」と言われて付いてゆく様子が、
あつみさんが幼女っぽいだけに怪し過ぎて可笑しかった(^^;
小さい着ぐるみに入れるのが、あつみさんだけということで選ばれたようですが、
子供たちが群がってくるのをさばくのは、さすがに無理っぽく、大人の着ぐるみに
護衛されていたのが可愛らしくて面白かったですね。
あと、あつし君が厄介だったのも、最後のロリコン無念オチにも笑いました!
●新婚よそじのメシ事情 (小坂俊史 先生)
今回2本立て! 1本目は、次に出てくる料理を当てようとする小坂先生。
王嶋先生が準備している段階で、見当をつけていますけど、それが見事に外れ、
予想外の料理が出てきたのには驚きましたし、面白かった!
チーズフォンデュとか、おしゃれすぎて、小坂先生が戸惑っていたのが愉快。
自分の知らない食卓が繰り広げられることへの不安のようなものは、わかります。
とはいえ、最後は自分の知っている食卓に喜んだりと、楽しそうでしたね~。
2本目は、ひとりのグルメを楽しむ小坂先生。
午前2時、スーパーへ買い物に行く小坂先生・・・て、深夜2時営業なんてあるのか。
それはともかく、小坂先生の本当の目的は、24時間営業の立ち食いソバ屋で、
ひとりそばをすする様子に、しみじみするものがありました。
モノローグが、某孤独のグルメっぽいのも楽しかったですし、
何より、深夜の食事をゼロカロリーと言い張りたい所も愉快でありました(^^;
まあ、王嶋先生にバレバレなあたり、良い夫婦といった趣でした。
●きらきらビームプロダクション (板倉梓 先生)
芸能界のドン・ファイヤープロダクション社長と会食!
そこで、宝田くんのスーツを見立てるため、社長と一緒にデパートへ。
2人で買い物という状況に、デートっぽさを期待する宝田くんでしたけど、
そんな雰囲気はない・・・ものの、ネクタイを選ぶ時の距離の近さはドキドキでしたね。
そして、社長が可愛い服に興味津々な様子を見て、そういう服を着たいのではないか、
と宝田くんが指摘すると、不穏な空気になってしまい、そこから社長が不機嫌に・・・
このあたり、社長も図星を突かれたために感情を揺さぶられたのでしょうかね。
さらに、宝田くんと社長の関係がピンチなまま、試練も待ち受けていて、今後どうなる!?