2018年7月号
表紙は、日本代表を応援する山下さん!
サッカー始まりますものね・・・内容に関してはノーコメントで(ォィ
他、らいかさんや小森さんも応援しつつ、移籍作品なども!
今月の「どなた様?で賞」は、『コスプレ先生の絵画教室』より、ななみ先生!
いつもコスプレのななみ先生が、普通の格好を!?
部屋着すら「もう使わない衣装」ですます先生。
しかし、駅前の絵画教室でのモデルを引き受け、コスプレなしと言われて、
さて、どうするか? といった感じの内容になっていました。
そこで、「通勤途中の会社員のコスプレ」をすることに。
ななみ先生は会社員だったことがないため、コスプレにあたるのだとか(^^;
おかげで、普通の格好をできたわけですが、「普通なのにコスプレに見える」
なんて感想も出てきて笑! でも似合ってますよね~、素敵でしたよ。
【コミックス1巻、発売中!】
●きっと愛され女子になる! (瀬戸口みづき 先生)
料理は得意だが愛想なし、愛想はあるけど料理下手、そんな2人が出会ったら?
佐東さゆりさんは、総菜屋で働く女性であるものの、愛嬌のない所が欠点。
逆に愛嬌あっても料理ができないキャバ嬢・塩原志摩さんに、料理を教えることに。
彼女と交流しつつ、「愛され女子」になることをめざすお話です。
今回は、まさかのハッチさん来店!
瀬戸口先生の別作品『ローカル女子の遠吠え』に登場する女性で、
ブラック企業に勤めていた経験から、そうした気配のあるものに異常におびえるという(^^;
「家族」や「絆」はブラック企業の常套手段、とか言っているのは笑!
また、そんな彼女をからかうように、普通のコロッケを「幸せになれるコロッケ」として
無料であげたら、感激してしまっていたのは愉快なのだけど、気の毒でもありますねえ。
他にも、賀集くんの同僚・諏訪君もやって来て、精一杯の自己アピールしたり、
志摩さんがキャバクラで、お客様の高齢化問題に悩んだりと、いろいろ面白かったですね。
さゆりさんは賀集くんが気になるも、その同僚の諏訪くんがさゆりさんを気にしている状態。
一方、志摩さんは恋多き女性で、すぐお客様のことを好きになるも、うまくいかない状況。
また、ダメ男好きなため、身近にいるマトモな伊勢崎さんにはなびかない所も可笑しかったり。
そんな2人が、自分に足りないものを補い、愛され女子をめざすお話も、
ついにコミックス1巻が発売とのことで、今後も楽しみです!
【移籍連載スタート!】
●わさんぼん (佐藤両々 先生)
和菓子屋、修行物語。
【主な登場人物】
・望月草太 : かつて食べた葬式饅頭の味を追って、亰都の老舗和菓子屋へ。
・桜葉牡丹 : 和菓子屋「桜屋」の看板娘。 男性からのアプローチを受け流す。
・桜葉萩 : 牡丹さんの兄。 真面目で剛直、そして筋肉質。
・道明寺桜 : 萩くんの許嫁(?)。 草太くんへの好意を持て余している。
まんがタイムファミリーで連載していた作品が、移籍!
亰都の老舗和菓子屋「桜屋」に就職した望月草太くんは、そこで看板娘の牡丹さんに
一目ぼれするも、かわされてばかり・・・ そんな彼の修行の日々を描くお話です。
今回は、目標に悩む桜さん。
草太くが自分で店を持てたらと空想交じりに語っていると、萩くんに「半人前が図々しい」
と言われていますけど、「明確なビジョンがあった方が良い」と反論。
それを聞いた桜さんが「目標」をもっている草太くんを、カッコイイと思いつつ、
思わず「ムカつく」とか言っちゃう所が、相変わらずで可愛らしい(^^;
何も考えてなさそうな草太くんが、ビジョンをもって頑張っていることに、
軽く衝撃を受けたようで、それに比べて自分はどうだろうかと悩んでしまっています。
そして、牡丹さんに「目標てある?」と尋ねていますけど、「お母さんみたいになりたい」
と返って来て、「そーゆーんやのうてー」と言いつつ、いや、そういうのも大事だと
思い直していたのは面白かった。
などなど、草太くんや他の人たちの頑張りに、焦りを覚える桜さんでしたけど、
彼女も彼女なりにやれることをやれているのは、立派ですよね。
そんな風に感じつつ、ドラマCD第2弾も6月27日に発売されますし、
移籍連載スタートとのことで、今後も楽しみです!
【最終回!】
●委員長の愛はちょっとおかしい (もすこ 先生)
不良と思われている少年と、ちょっとおかしな委員長さんのお話も、最終回!
最後は、佐渡くんに恋の噂!?
彼が、委員長と付き合っているなんて話が広まって、さすがに驚く佐渡くん。
噂の出所を探すも、委員長がまぎらわしいことを言っているのが原因なのは想定内(^^;
そんな様子が面白いものの、ここで、クラスに打ち解けられない佐渡くんが、
打ち解けられるようになるチャンスだと、委員長が助言。
そこで一歩踏み出そうとしますが、人間関係ではチキンな佐渡くんにはやはり無理。
それでも、委員長があれやこれやと考えて、何とかしようと慌てているのが愉快。
その中で、縛られたいだの、叩かれたいだの、自分の欲望に忠実な方向へ
話を持ってゆこうとする委員長が面白すぎでしたけど、このやりとりが
佐渡くんの評判を上げてくれていたのは、よかったですね~。
まあ、佐渡くんにとっては、誤解は解けないままでしたけど(´▽`;)
などなど、ドM系委員長に好かれてしまった佐渡くんの受難な日々も、これにてシメ。
とはいえ、委員長の存在が彼の日常を変え始めているようですし、
これからも名コンビとしてやってゆくのでしょうね・・・なんて感じつつ、
楽しませていただきましたー!
●部屋にマッチョの霊がいます (nev 先生/原案協力:大澤めぐみ 先生)
コミックス2巻は、今夏発売! ・・・ですが、最終回!!
開催が危ぶまれた「絵本の読み聞かせ会」がどうなるか、気になる所でしたが・・・
涼さん不在でも木葉さんが頑張っていて、不安はあるものの、それでも何とかこなす
彼女の姿は、以前とは違って頼もしさを感じられるものでしたね。
何より、前回大変な目に遭ったにもかかわらず、やり遂げているのが立派過ぎて、
木葉さんの成長と、芯の強さが印象付けられます。
そして、アッコさんが以前に消えた時は仕事にならなかったわけですが、
今回は、自分ができることをやらなきゃという想いが強かったようで、
このあたりからも、木葉さんが大きく変わったことが分かる気がします。
その後、涼さんの弟さんが意識を取り戻したという、めでたい話題もありましたが、
ここで意外な方向へ話が進んでいたのは、驚きましたよ。
消えたアッコさん、そして意識を取り戻した弟くん・・・
まさか、そんなつながりがあったとは!
見事なまでに綺麗なシメとなったラストに、しみじみするばかりでありました。
本作は、気の弱い木葉さんの部屋にマッチョな霊が現れて、筋トレを勧められ、
様々なアドバイスを受けながら、ちょっとずつたくましさを身に着けてゆく様子に、
爽やかさを感じられた作品でした。
マッチョなアッコさんの頼もしさはもちろん、少しずつ“心の筋力”を鍛え上げてゆく
木葉さん自身にも大きな魅力がありましたね・・・なんて考えつつ、
楽しませていただきましたー!
●ゆとりの町長 (小坂俊史 先生)
コミックスは、今夏発売! ・・・ですが、最終回!!
最後は、町長選挙の結果が!?
まず、中間発表が出ましたが、ゆとりさんは現在2位ということで、苦しい状況。
とはいえ、下位にみつ友江さんがいたので安心していたのは笑! 2位じゃダメでしょ!
かなめさんは「まだあわてることはない」と言っていて、3つある開票所のうち
2つは有利だというのが理由らしく納得ですが、はたして上手くいくのかどうか、
気になる最終回となっていました。
それにしても、みつ友江さんが完全に選挙に目覚めていたのは笑!
かなめさんは気にしてましたけど、老後の楽しみができたと考えれば・・・
まあ、泥沼ではあるでしょうけども(^^;
そして、選挙結果。
これもまた、納得の結果と言えるでしょうか。
拍手が起きて、ゆとりコールが鳴り響き、胴上げに酒盛りと、にぎやかなシメ。
何だかんだで、落ち着くべきところに落ち着いた感がありましたね。
セクハラに期待するゆとりさんには笑いましたが・・・
などなど、ついに選挙結果が出た最終回でしたけど、
故郷に帰ってきた無職女子が、徒手空拳で挑んだ選挙戦は、地方の問題や
選挙の戦い方など、様々な事柄が興味深く描かれつつ、全体的にコミカルでありました。
ゆとりさんの考えなしな無謀さと、ゆるい気の抜け方は、普通はマイナス要因っぽい
ですけども、むしろ、だからこそ戦い抜けた面もあったのかなとも思えて、
「ゆとり」という名前の意味が感じられた気がします。
そんなこんなで、ゆとりさんの挑戦は、ひとまず終了となりましたけど、
コミックスも夏ごろ発売予定とのことで・・・ 楽しませていただきましたー!
【その他】
●ラディカル・ホスピタル (ひらのあゆ 先生)
赤坂先生が医療雑誌の取材を受けたことで、評判になっていますが・・・
その後、何やら視線を感じるようになって、不穏な気配が漂っています。
と思ったら、ファンだという女性の視線だったようで、しかも医大生というから驚き。
そのため、この病院を研修先に希望したいらしく、珍しがられているのは面白かった。
やはり条件の良し悪しで、研修先の人気が変わる難しさを感じてしまいますね。
だからこそ、対外的にアピールしてゆく動きが出るのも、必然なのかな?
●妹のおシゴトは時給2000円 (遠山えま 先生)
兄(疑似)と2人きりで夜を過ごすことになったミエ子さん・・・
ですが、兄に恋愛感情を持っていることを悟られては「妹失格」でクビになるかもと
気にしていて、「恋より金」と開き直っていたのは愉快でありました(´▽`;)
その後、風呂場で幽霊(?)に遭遇したり、逃げた先で兄とイチャイチャしたり、
幽霊さんに家族愛をヨコシマだと見抜かれ、ショックを受けるミエ子さんと、
誤解だと弁明する兄上が面白かったですね・・・兄上は本当に家族愛なのかな。
●ひとりで飲めるもん! (コナリミサト 先生)
ベストオブコスメデス大賞に選ばれたのは、朝丘類時くん。
メイさんとの知り合いであるものの、どこかイヤミったらしいチャラ男風。
さすがのメイさんも、表向き平静を装いつつ、内心はメチャクチャ悔しがっていて、
トンカツ定食と生ビールで、ストレス発散する様子が、美味しそう&爽快でありました。
メイさんは、だいぶ類時くんにご立腹なようで、最後まで青スジ立てていたのが珍しい。
と思っていたら、もしかして彼もB級グルメ好き? これは今後どう絡んでくるか楽しみです。
●小森さんは断れない! (クール教信者 先生)
進路にモヤモヤ小森さん。
まさ子さんには「その気になればなんでもできるようになる」と言われますが、
今、その気になっていないことが不安だと考える小森さんの心情は、分かる気がします。
そんな悩める小森さんを、シキさんが合同企業説明会会場に誘っていたのは面白い。
そこで野川先輩に会って、彼女がなぜ留年したのか、文化祭に来れなかったのか、
理由が判明していましたけど、想像と違っていたのは意外でした・・・大変だったのですね。
●少女 Switch (ねこ末端 先生)
うららさんとマコさんを、見ている女子・望月香織さん・・・
マコさんと男子が仲良くしているのを良く思っていない様子で、それを察したうららさんが
マコさんと入れ替わって、香織さんに直談判しに行きますが、初めての友達を守るため
という動機がけなげで良いですね・・・と思っていたら、香織さんの反感の方向が想定外!
なんて話が面白かったわけですけども、そこで、うららさんが親友マコさんのために
頑張っていたのが、これまた素敵でありました。 香織さんとも仲良くなれるかな?