五里霧中

★ マンガなどの感想 ★

◆ まんがタイム 感想

2018年05月29日 | ◆4コマ誌② まんがタイム

2018年6月号

 

 表紙は、潮干狩りする部長代理さん!
 貝をとろうとして、逆に食いつかれて慌てているのが面白い。
 他、遥さんも、あみかさんも、貝殻に入ってヴィーナス状態!?

 

 

 今月の「人は見た目が9割でもないで賞」は、『らいか・デイズ』より、楽器屋さん!

 

 今回、子供の通学を見守るボランティアをする楽器屋のおにーさん。

 しかし、外見が外見だけに、子供たちに怖がられるわ、警察官に怪しまれるわと
 散々な様子が愉快だったりしましたけど、その人となりに触れるうちに打ち解け、
 むしろ尊敬され、愛されてゆく内容が楽しかったですね~。

 まあ、警察官さんには、陽子さんとの会話で呆れられてましたけど(^^;
 陽子さん、おにーさん大好きすぎるし・・・

 そんなこんなで、慕われるようになったおにーさんでしたが、
 人は見た目が9割と言われるのは、主に第一印象のことであって(それはそれで大事)、
 その人を知るには、やはり中身をじっくり見ていかないと、と感じさせられます。

 

 

【コミックス1巻、発売中!】

●見上げればいつも妹が。 (市川和馬 先生)

  

 妹に教わる兄・・・?

 何やら、遥さんが「先生」になって、兄・ツブテくんに授業をおこなっていますが、
 遥さんが塾講師のバイトを始めるための練習とのことで納得・・・とはいえ、
 律儀に制服姿なツブテくん(30)が可笑しい(^^;

 ツブテくんは、大学との両立ができるのかと述べつつ、学費は心配するなと
 兄貴風を吹かせていますけど、学生服姿では説得力が減少していて笑!

 そして、講師を始めた遥さんは、男子には好評の模様・・・主に胸が(ォィ
 おさげの女子さんも、分かりやすい授業だと考えて歓迎ムードでしたが・・・?

 あまりに遥さんが癒し系すぎたため、ちょっとしたトラブル(?)が発生。
 そのことをツブテくんに相談して、返ってきた助言をもとに自分で対抗策を考案。
 これが上手くハマっていたのは、問題解決の爽快さと相まって、心地よかったですね。

 などなど、遥さんがバイトを始めたお話でしたけど、
 妹を心配したツブテくんが、中学生に間違えられたりしたのも愉快でしたし、
 ついにコミックス1巻が発売したとのことで、ますます今後も、楽しみです!

 

 

【新作登場!】

●ハニトラなんか怖くない! (東屋めめ 先生)

  

 アプローチかけてくる女性がいることを気にする男性ですが・・・

 【主な登場人物】
 ・綾小路 : 平凡な会社員・・・のはずが、ハニトラをかけられている!?
 ・山田  : 派遣の女性。 綾小路くんのことを気にして色々聞いてくる。

 明るくて気が利く派遣社員の山田さんが、彼女がいるか聞いて来たり、
 休日の予定を知りたがることを、訝しいと感じる綾小路くんでしたが、
 彼女が自分にハニートラップを仕掛けてきているのでは? と疑い始め・・・

 と始まるお話ですが、どう考えても、綾小路くんのことを気にして声かけてるだけ
 のように見えますよね(^^;

 「美人に好かれる理由がまったくない」と述べる、彼の自己評価の低さが気の毒ですが、
 そこから「ハニートラップ」へ発想が跳ぶ所が可笑しかったり。

 ただ、大きない仕事を任されたタイミングや、上司さんからも「特に女性には注意」と
 釘を刺されていることが原因で、仕方ない面もありますね・・・
 まあ、上司さんの注意はハニトラでなく、セクハラ面なのですけども(´▽`;)

 そのため、そこから起きる日常のラッキースケベなハプニングすらも、
 すべてハニートラップだと考えて、過剰に反応してしまう綾小路くんが面白おかしい。
 おかげで、女性陣からは「紳士」を思われて人望を得てゆく所も・・・

 などなど、女性からのハニートラップを意識し過ぎる綾小路くんが、愉快な作品。
 彼に興味津々な山田さんも、何やらワケありっぽくて気になってしまいますし、
 連続登場とのことで、次回も楽しみです!

 

 

【ゲスト作品】

●茨城ってどこにあるんですか? (真枝アキ 先生)

  

 茨城の魅力を伝えてゆく(?)4コマ作品。

 【主な登場人物】
 ・伊佐木鈴子 : タウン誌をつくる会社の新人さん。 茨城初体験。
 ・一ノ瀬愛  : 茨城支社の先輩。 牛久出身。
 ・柊ミライ  : 茨城支社の先輩。 つくば出身。
 ・佐伯光   : 茨城支社のチーフ。 水戸出身。

 タウン関東の茨城支社へ、新入社員としてやって来た伊佐木鈴子さん。
 しかし、茨城は初めてらしく、それでやっていけるのかと先輩方は心配。
 そこで、茨城の魅力を伝えようと、あれこれ教えることに・・・

 といった感じに、先輩方それぞれの出身地を中心に、茨城のことを解説する内容が
 面白おかしく、かつ興味深いものとなっています。

 茨城にも、新幹線は走っている(線路だけ)とか、干し芋おいしいとか、
 県庁所在地の場所とか、水戸黄門が有名とか、茨城に関する様々な話が面白い。
 あと大事なのが、「いばらき」であること・・・「ぎ」じゃないのです。

 などなど、茨城初体験の鈴子さんが、どのように茨城を知ってゆくのか・・・
 先輩たちそれぞれの出身地域の特色も、色々あるるようですし、
 もっと茨城を知りたいので、つづきに期待です!

 

 

●お天気おねえさんの晴れ舞台 (きなこ 先生)

  

 ちょっと変わったお天気おねえさん・・・?

 【主な登場人物】
 ・大原琴音 : お天気おねえさん。 緊張すると、面白い行動をとってしまう。
 ・牧由香  : マネージャー。 台本にないことをする琴音さんにハラハラ。
 ・奥田   : ディレクター。

 広島で、お天気おねえさんをしている琴音さんと、そのマネージャーの由香さん。
 カメラの前で突拍子もないことを始める琴音さんに冷や冷やする由香さんですが、
 視聴者には好評らしく、人気者。

 そんなお天気おねえさんと、マネージャーさんのお話ですが、
 琴音さんは天然風味ながらも真面目で、緊張するとパフォーマンスのようなことを
 始めてしまうのだから面白い。

 オーディションの時も、突然リンボーダンスを始めたことが合格につながったようで、
 そうした琴音さんの行動が面白味になっている内容ですが、本人は真面目だし、
 癒し系の要素もあって、由香さんも振り回されつつなごんでいるのが良いですね。

 などなど、お天気おねえさんが何をやらかすのか、期待したくなる作品。
 癒しも感じる所に魅力がありますので、ぜひとも、つづきを~!

 

 

【その他】

●ラディカル・ホスピタル (ひらのあゆ 先生)

 医者の言葉は、神の言葉?
 ヤスじいは、榊先生の言葉は神妙に聞くというものの、先生の方は「説教係」は苦手。

 そんな所が榊先生らしいわけですが、それでも医者なので、時には患者さんに説教も?
 3パターンの患者さん、それぞれのご家族が話に来て、医者の言葉を必要としたり、
 医者の言葉で気付かされたりする様子に、色々と考えさせられてしまいますね。
 なかなか聞く耳持たない人への対処など、お医者先生も大変です。

 

●大家さんは思春期! (水瀬るるう 先生) 

 休暇に旅行でも行こうかと話す前田さんと、先輩さんたちでしたが・・・
 前田さんが旅行を特別イベントだと述べた所、先輩が怒りだしていますけど、
 確かに前田さんの場合、可愛い大家さんに隣の巨乳美女と、毎日がイベント模様(^^;
 灯台下暗しというか、身近な幸せには鈍感になってしまうのでしょうかね。
 そして、先輩から勧められたゲームをして寝不足になった前田さんが、アパートの
 皆から心配されたりする様子が、まさに「得がたい環境」で、心地よさを感じます。

 

●レーカン! (瀬田ヒナコ 先生)

 天海さんと一緒に写真に写った、脚だけのユーレイさん・・・
 声を出せない代わりに、脚の動きで感情を示す所が可愛く、かつ面白い。
 さらに、コギャル霊や代返侍の脚に、重なるように写る姿が愉快でしたね(^^;
 そんな美脚霊さん、短距離走が得意で、江角さんたちが挑んでも勝てないのですが、
 なぜ短距離走が得意なのか、その理由が判明する時が、お別れの時になる展開に
 しみじみしてしまいましたね・・・ エロ猫に遭遇しなくてよかったオチには笑!

 

●さわらせてっ!あみかさん (トフ子 先生) 

 シフォン先生と水着を買いに行くあみかさん・・・沙織さんでない所がミソ。
 どの水着にしようか迷うあみかさんに、ほめ上手な先生が言葉をかけると、
 どれも欲しくなってしまうから、そんな様子が心地よく感じられて面白かったですね。
 しかし、そこで沙織さんに遭遇してしまったものだから、予想通りの反応していて笑!
 そして、あみさかんのかわりに先生の水着を選ぶ沙織さんが、いつものテンションで
 可笑しかったものの、決める時はきちんとキメていたのが、カッコよかったかも。

 

●七瀬先輩のレキシスイッチ (高橋祐 先生)

 幽霊を怖がる七瀬先輩・・・と思いきや、それが落ち武者と知るや興味津々で笑!
 「落ち武者は別腹」とか面白すぎでしょ(´▽`;) でも、確かに当時の侍を見ることが
 できるのは、歴史好きにとっては貴重な体験ですからね、わからなくもない(ぇ
 そして、龍造寺の怪談話などしれましたが、5人いるのに四天王の話は有名ですけど、
 やっぱり気になりますよね。 他にも、松永久秀や大谷吉継なども興味深い所ですが、
 「過去と未来はずっとつながっている」という先輩の話には、しみじみでありました。

 

●そとバンド! (横道曲郎 先生) 

 ミイさんと砂原くんが話している所へ、現れたのは・・・?
 メガネをかけたC組の小須仁フミヒコくんは、バンドに加わりたいようで、
 ベースが空いているとのことで、参加の方向へ話が進みますが、路上だと聞いて
 やっぱりやめると言い出すフミヒコくんが、いけ好かない感じでしたねえ。
 そこで、曲を聴かせて驚かせようとするミイさんでしたが・・・という展開が熱い。
 はたして、ここからバンド結成となるのかどうか、4人そろって今後が楽しみです!

 

 

【まんがタイム 月間新人展】

・すしねこ与兵衛 (新井友規 先生)

 

 しゃべる猫と、ちょっと冷え性の少女と・・・

 【主な登場人物】
 ・与兵衛 : しゃべる猫。 今は亡き寿司職人と会話していた。
 ・少女  : ちょっと冷え性。 寿司職人さんの姪っ子で、与兵衛と話せる。

 かつて、ご主人と呼んでいた寿司職人さんと話していた猫・与兵衛。
 彼だけが特別だと思っていたものの、その姪である少女とも会話できて感激ですが、
 少女の方は混乱していて・・・

 といった感じのお話で、猫と少女のやりとりに面白味ある4コマ作品になっています。
 与兵衛が愉快なリアクションをとる様子に、楽しさを感じますし、もっと読んでみたい!

 


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