2018年1月号
表紙は、お正月ちぃちゃん!
三葉さんと羽根つきして、墨塗られても笑顔な所が良いですね。
他、みっちゃんとアルバートも羽根つきで、新年が近づく雰囲気。
今月の「3号連続ゲストのラストで賞」は、『魔法少女メテオちゃん』!
魔界へ帰る日が・・・?
突然、魔界に帰って来いと言われたメテオさん。
帰ることが出来るようになったものの、今一つ嬉しそうでもない様子。
それというのも、美園川さんとの別れが引っかかっているようで・・・
なんてお話になりましたけど、それを知った美園川さんがクレープを
おごってくれたりして、送別会のようなやりとりが楽しかった。
しかし、そこへ魔物が現れて一大事。
魔法少女らしい(?)メテオさんの活躍もありつつ、
丸く収まる展開が面白い。
この結末なら、続きも作れそうですし、このまま連載化もあり?
なんて期待したい所です!
【新連載!】
●未亡人と魔女 (仙石寛子 先生)
異世界に迷い込んだ未亡人と、彼女を出迎えた魔女さん。
【主な登場人物】
・未亡人 : 新婚なのに旦那さんを亡くした女性。
・魔女 : 魔女かどうかは不明。 異世界の住人らしい?
出張に出かける途中、知らない場所へ迷い込んでしまった未亡人さん。
そこにいた魔女のような恰好をした女性から、ここは異世界だと聞かされて・・・
と始まるお話。
「異世界」なんてものを認識していない未亡人さんは、ただただ混乱。
そこで、旦那さんを亡くしてからのことを振り返りつつ、心情を吐露することに。
自分は自立した女だから、旦那が亡くなって、しばらくは大変だったものの、
仕事をこなす変わらない日常をすごし、「驚くほど代わり映えしない」生活を
こなしていたのだとか・・・
「寂しいくらいで意外と平気なの」と、旦那さんとうつった写真に語り掛ける
未亡人さんでしたけど、心の底には取り除けていない想いがあるようで、
そのあたりが異世界へ来たことによって溢れだしていたのが、印象的でした。
「どうせなら、あの世に行きたかった」と嘆く未亡人さんが、切ない。
そして、そんな彼女を見て戸惑う魔女さん。
そんな2人の異世界での交流が、どのように描かれてゆくのか。
未亡人さんの心の解放を期待したいと考えつつ、新連載、楽しみです!
【12月27日、コミックス7巻・発売!】
●ばつ×いち (おーはしるい 先生)
忘れ物の中に、マスターへの手紙が・・・
山ちゃんさんが見つけた、お客様の忘れ物らしきノート。
その中に、マスターへの手紙があったため、由依さんがどうするか気になりましたが、
見つかると面倒だからと元に戻していていたのは愉快(^^;
まあ、「俺がモテないのはどう考えてもおかしいんですよ」とか言ってるマスターを
見てしまったら、たしかに面倒なことになりそうだと思っても、仕方ありませんね。
ところが、手紙の存在を知られてしまい、マスターが調子に乗りそうだったため、
あれこれ言って、それを抑えようとする由依さんが面白かった。
そして、山ちゃんさんが見ていたお客様の情報から、忘れ物の主が男性であると判明。
何だか微妙な雰囲気になりつつ、手紙の内容が気になる所でしたが・・・
なんてお話でしたけど、手紙の内容よりも、別の点でミスリードがあったことに
大笑いでありました゚(*゚´∀`゚)゚
まあ、マスターは相変わらずな感じでしたけど、せっかくの改心(?)の機会を、
容赦なく叩き潰す由依さんの苛烈さが可笑しかったですね・・・
なんて感じつつ、今後も楽しみです!
【その他】
●ちぃちゃんのおしながき (大井昌和 先生)
「繁盛記」9巻&『四季を食べる女』、発売中! そんな今回、お正月。
年賀状のための芋判を作ったり、もちつき大会を開いたり、お正月気分が最高です。
つきたてのお餅は美味しそうだし、あんことおもちのパフェは大好評だし、
ピロシキ風揚げもちピザも含めて、私も食べたいくらいで、満腹感ありましたね。
そんな正月風景が楽しく、かつ今年(来年)への期待が高まります!
●リコーダーとランドセル (東屋めめ 先生)
5年生の下校時間、警察署も忙しくなる・・・?
あつし君が通報されるから、というのは気の毒ながらも可笑しかったのですが、
「防犯パトロール」の上着を着させることで、通報を抑えていたのは見事でした。
しかし、そのため、警察署の人々が手持無沙汰になってしまい、あつし君の到来を
待ち望んでいたのは愉快でありました。 来たら嬉しそうでしたし(^^;
●そのアパート、座敷童子付き物件につき… (小夏ゆーた 先生)
今回2本立て! 1本目は、年末をすごす一同。
沙和さんがコタツの誘惑に負けないよう頑張りますが、結局屈していたのは笑!
年賀状を買う竜太郎さんですけど、沙和さんのためにお年玉まで用意しようと
していたのは、なかなか微笑ましい所でした。
陽さんの焼き芋も、大掃除も、年末気分がありましたね。
2本目は、ストーリー形式で、陽さん視点のお話。
沙和さんが見えない彼女が、見えない何かにおびえていた頃。
それでも、竜太郎さんの言葉に不安が消し飛んでいたのは、興味深い心の動き。
だからこそ沙和さんの存在を、見えなくとも感じる彼女笑顔が、素敵に思えます。
●クレオパトラな日々 (柳原満月 先生)
コミックス1巻、1月発売! そんな今回、弟との対決へ・・・
ローマではルビコン越えが行われ、カエサルとポンペイウスの戦いも佳境。
一方、王宮を追われたクレオパトラさんも兵を集め、マグスくんと戦うことに。
マグスくんは周囲に祭り上げられているだけですが、それでも兵力は多くて強力。
その不利をどう覆すか気になる所でしたが、思わぬ方向から話が動き、盛り上がります。
●出没!アダチック天国 (吉沢緑時 先生)
足立区を知るため、足立区の不動産屋「スター不動産」を取材へ・・・
最初のお勧め物件スポットなどは、普通に興味深い内容だったのですが、
中国のお客の話や、店長さんの語る掲載ギリギリの裏話などは、危険水域で面白い。
QUOカード贈呈企画でやって来る「個性的」なお客の話は、リアルでしたね(^^;
「人として強くなれる」ことが足立区の魅力と言われましても・・・