2017年11月号
今月の『恋愛ラボ』感想はこちら
表紙は、手つなぎマキ!?
マフラー姿が寒さを感じさせつつ、つなぐ手の温かさが伝わるかのよう。
他、マコトくんたちはオトメさんと手をつなぎたい様子ですが、
木曽くんと國枝さんはベンチでくっついて、何と言うか、のどか。
今月の「最終回で賞」は、『はたらく女子のセーラー服』!
ゲスト掲載でしたが、最終回!
最後は、多賀さんの妹さんが登場していましたが、彼女は姉と違い制服嫌い。
多賀さんの制服好きとは正反対の性格に、面白味がありましたね。
妹さんの制服嫌いは、体の小さな自分に合う制服が年下のものばかりなのが
原因でしたけど、山之木くんの仕事っぷりのおかげで、前向きになっていたのは
微笑ましいお話になっていました。
制服は、画一化の象徴のように扱われますし、それを嫌うのも理解できます。
けれど同時に、ファッションとして好む人も多いでしょうし、そうした一面も
大事にできたらよいのかな~と思えます。
制服嫌いの妹さんの登場で、ここから面白くなるかな~とも考えましたが、
今回で最終回のようで、ちょっともったいない気もします。
とはいえ、楽しませていただきました!
【10月7日、コミックス2巻・発売!】
●可愛い上司を困らせたい (タチバナロク 先生)
バーベキュー計画、進行中!
山田くんの出会いのため(?)、部署でバーベキューしようという話になりつつ、
なぜか青木くんが実行のために頑張っていますが、まずはめぐみさんの説得から。
部署のみんなでと話すと、めぐみさんが「2人じゃないの?」なんて言っていて、
青木くんと2人きりが良かったのかと感じさせてくれますね、否定してたけど。
結果、オーケーをもらえて、山田くんに報告すると大喜び(^^;
なのに、花沢さんと三木さんに伝えるよう言われると、途端に怖気づいていて、
真剣に出会いを求める気があるのかと、呆れてしまいますねえ。
なので、青木くんが黒木さん達に伝えていましたけど、三木さんは「会社の会食費」
でバーベキューすること、めぐみさんの許可が出ていることを知ってから、
参加を承諾していたのが興味深いですね。 お堅いタイプなのかな。
また、花沢さんはどうも青木くんに興味を持っているようで、気になる所。
青木くんの方はよくわかっていないようで、ちょっとした不安要素になるかも?
そして、これで部署の全員に声をかけたと考える青木くんでしたが、
一番大事な人を忘れているようで笑゚(*゚´∀`゚)゚ 大丈夫なのか!?
などなど、山田くんの望みで、バーベキューへ向けた動きが活発化していましたが、
ここまで来て、山田くんではなく「田中くん」だったと思い出してしまい、
読者の私も彼の名前を失念するレベルだったかと反省しつつ・・・今後も楽しみです!
【ゲスト作品】
●年上の物理女子は可愛いと思いませんか? (ミツナナエ 先生)
出会った物理女子は、可愛いけれど・・・
【主な登場人物】
・朝永佑太 : 高校1年生。 のぞみさんに出会い、文系なのに物理部へ。
・湯川のぞみ : 物理部部長の2年生。 優秀っぽいけど、ドジっ子。
高校生になり、入る部活を考える朝永くんでしたが、そんな彼の前に現れた
可愛い少女は、手作りのロケットランチャーのようなものを抱えていた!?
そこから始まる、物理女子との出会いの物語。
朝永くんに「物理の法則を信じますか?」なんて勧誘を始めるのぞみさんに笑!
実験がメインの物理部だから、数学できなくとも大丈夫だと言っています。
さっそく、ペットボトルで作ったロケットランチャーを飛ばす実験をするものの、
のぞみさんのドジでとんでもないことになってしまい・・・
なんて感じでしたが、トライ&エラーの精神というか、失敗にもめげない
のぞみさんの姿勢は、実験を行う者という点で好感を持てましたね。
などなど、そんな物理部を描く4コマ作品。
それまで独りだったのぞみさんが、朝永くんを加えてどんな物理実験をするのか?
気になりますので、つづきに期待です!
●宇市さんは魔女 (御菓月まる 先生)
居候は魔女!?
【主な登場人物】
・宇市エセラ : 英国生まれ、現在は帰化して日本人の魔女で、300歳越え。
・咲 : 宇市さんが居候している家の娘さん。
・母 : 咲さんの母上。 宇市さんに恩があるらしい。
・猫 : 宇市さんと話す猫で、友人。
咲さんの家の離れに、居候させてもらっている魔女の宇市さん。
現在はただのごく潰しとなっている彼女と、居候先の人々の交流が楽しいお話です。
宇市さん、昔は薬を調合して生計をたてられたものの、薬事法でそれもできなくなった
という話が世知辛くて・・・ でも仕方ないですね(^^;
というわけで仕事もなく、居候させてもらうだけの立場なのですが、そんな彼女に
発破をかけたり、甘やかす母に苦言を呈したりする咲さんとのやりとりが面白い。
しかし、なぜごく潰しな宇市さんを居候させているのか?
というと、何やら理由があるらしく、それが「恩」というのは気になる所。
そこに咲さんも関わっているようですが、本人は知らないというのも興味深いですね。
などなど、魔女さんと居候先の家族との交流を描く4コマ作品ですが、
3号連続ゲストとのことで、過去の話にも注目しつつ、期待です!
【その他】
●笑って!外村さん (水森みなも 先生)
外村さんの本当の笑顔を見てしまった委員長、混乱していて笑!
それをきっかけに、これまでの外村さんの行動が不器用ゆえと気づいていて、よかった。
遠山さんは普通にわかっていましたし、おかげで周囲も誤解を解き始めていて、
それは三雲くんも例外ではなく、外村さんの笑顔でKO! これは今後が楽しみ・・・
と思っていたら、次回で最終回ですとー!?
●ローカル女子の遠吠え (瀬戸口みづき 先生)
1人暮らしを考える鎌木くんでしたが、その理由が実家住みはモテないから(^^;
りん子さんは1人暮らし=自立ではないと持論を持っているものの、それが鎌木くんを
追いつめていたのは笑! そんな1人暮らし談義や、住宅事情話が面白かったですね。
モテたいから1人暮らしも悪くないと思いますが、結局は暮らしを真面目に考えねば!
●ざしきわらしと僕 (西岡さち 先生)
コミックス2巻は、11月発売! そんな今回、みうさんがやって来た!
理緒さんの家に泊まるというので、だいぶ仲良くなっているのが微笑ましい。
しかし、みうさんがいることで、裕貴くんをはさんで、理緒さんがヤキモチやいたり、
やたらと意識している様子が可愛く楽しかった! 2人の仲良しっぷりも良いですね~。
●ごにんばやし (水瀬るるう 先生)
バンドメンバーが周囲からどう見られているのか、亜子さんの友人視点でわかるお話。
ミッチーさんは「姫」、べこさんは「王子」、しおんさんは「ギャル」と呼ばれ、
それぞれに憧れや親しみを覚えられているようですが、亜子さんは「サイクロン」(^^;
友人は好意的な解釈を教えてましたが、実際はネガティブな意味で、なかなか不穏。
でも、そこに亜子さんの強さがあるのですから、そのまま突き進んでほしいですね。
●できれば俺が腕枕 (黒麦はぢめ 先生)
國枝さん、宮澤さんと買い物してますが、その間、木曽くんは郡司くんとお出かけ。
そんな休日模様が面白かった今回でしたけど、木曽くんが睡眠に関連したものばかり
求めているのが愉快でした(´▽`;) 國枝さんの方は服を買って、さらに木曽くんにも
普段のお礼として贈り物をしていたのがよかったですね。 寝起きの「レア」も!