2013年8月号
表紙は、コミックス8巻が7月4日に発売される『恋愛ラボ』のリコ&マキ!
アニメも7月放映開始とあって、今月号の裏側はなんと、アニメ版のリコ&マキです。
なかなか良い感じじゃないですか~。
今月の「めっさ可愛かったで賞」は、『特別企画:恋愛ラボのススメ!』より、吉村先生エノ!
今月号には、『恋愛ラボ』応援企画として、様々な作家先生が寄稿されています。
お気に入りシーンなどを描いたものなのですが、中でも吉村佳先生のエノが可愛かった!
全身像はキリッとした感じに、ハル会長と会っているシーンでは照れ照れに、
そして他の皆が言っていることに反論するときは涙目に・・・ とにかく可愛いです。
また、水森みなも先生の、最後のお気に入りポイントが面白かったり、
クール教信者先生の作風トレースな内容と、エノ・オチが最高に笑えたり、
はなこ先生が王子系好きだったり、とく村長先生が彼女いない歴=年齢と哀しかったり、
水瀬るるう先生の描くリコが生き生きとしていたり、かなり面白かったです。
いや~、こーゆーのやっつけで描いちゃうだろうな~とか思っていたら、どれもレベル高い!
【コミックス1巻、7月4日発売!】
●趣味じゃない園芸 (駒倉葛尾 先生)
働くアウトドア系公務員さんのお話。
県立植物園ではたらく小野山蘭さん、植物のお世話してます。
個性的な職員さん達に囲まれつつ、公務員としての仕事風景が描かれる4コマ作品です。
今回は、夏の装いになってまいりました植物園の人々。
暑さ対策ということで、日よけに植物を使うという提案が。
稲生さんが本格的すぎて、収穫物がとれる植物を使おうとしていたのは面白い!
日よけ=つる植物って定番なんですね・・・
ほとんど詳しくないもので、植物に関するお話が興味深く読めるのも、本作の魅力です。
そして、小堀くんはアサガオを提示!
職員の反応はよろしくないですが、小堀さんの語るアサガオうんちくも、なかなか楽しい。
アサガオなんて、小学生のころに育てたぐらいですけど、
それくらいの時期のことをよく覚えているのか、印象的な植物でもありますよね。
そこで、植物を来園者に投票してもらうことになり、
まあ結果は、期間を考えれば当然のものでしたね(^◇^;)
収穫物なんて時間をかけなきゃ、結果が出ませんもの。
などなど、植物園で働く公務員さんたちの日々を描いた本作品。
コミックス1巻が7月4日発売とのことで、今後も楽しみです!
【ゲスト作品】
●ラン様の放課後遊戯 (とく村長 先生)
左手に謎の力を秘めた少女と、周囲の人たちとの交流が楽しい4コマ作品。
まんがタイムジャンボで連載中!
放課後だけに現れる謎の美少女・ラン様。
彼女の左手には不思議な力があり、その力を軸にした、放課後の風景が描かれます。
今回は、占い同好会の水晶玉に、「近い未来が見える」力を与えたラン様。
しかし、そこに示された占いは、「葉沼ランに何かが起こる」というもので、緊張が漂います。
ラン様と葉沼さん、同姓同名の2人、いったいどちらかに何が起きるのか・・・
なんて感じに、ハラハラしつつも、有太くんやりらさんを加えた4人のやりとりが楽しかった!
ラン様も葉沼さんも、りらさんではなく、有太くんだけを頼ったり、
ハチの侵入に4人がおののいたり、有太くんだけが散々な目に遭ったり、
最後、ラン様が問題を解決(?)したりと、にぎやかな様子がよかったですね~。
ラン様の左手は、相変わらずバランスが悪かったですけども(;´∀`)
などなど、放課後の美少女・ラン様と、周囲の人たちとの交流楽しい本作品。
まんがタイムジャンボ連載中ということで、今後も注目です!
●信長のおよめちゃん (大場玲耶 先生)
尾張の少年と、空(樹の上)から落ちてきた少女のお話。
いきなり落ちてきて、少年を押しつぶしながらも、ぽんやりしている少女・帰蝶さん。
どうにも彼女、記憶をなくしているようで・・・?
なんて始まりました本作品ですが、
「帰蝶」という名前に、尾張の少年とくれば、もうあの人だろうと丸わかり!
というかタイトルが『信長のおよめちゃん』なので、少年は信長だと察することができます。
そんな帰蝶さんと信長くんの出会いなわけですが、
この作品には、それだけではない面白味が1つありまして・・・
ぽんやり天然マイペースの帰蝶さん。
しかし、彼女には秘密があって、それがトビラ絵になっている2人の少女。
黒髪の子が帰蝶さんなのですが、ではもう1人は?
このもう1人の少女こそが、帰蝶さんの記憶喪失の原因であり、
性格が正反対な彼女の登場で、お話が一気に面白さを増した気がします。
ただの信長モノ(帰蝶さんが主役ですが)ではない工夫が好印象。
帰蝶さんと、もう1人の少女のキャラクターも良い感じですし、つづきに期待大です!
●すしっ娘 (3.5合 先生)
寿司屋に弟子入り志願な少女のお話。
寿司屋「細魚」の息子・鯛介くんが、店の前を掃除しようと表に出ると、
そこに1人の少女が倒れていた・・・!?
と始まるお話は、倒れていた(?)少女・前田さよりさんが、
鯛介くんの父親に、弟子入りを申し込むという展開に。
昔、「細魚」で食べた穴子の味が忘れられないというさよりさんを、
お試しということで雇うことになりますが、真面目な彼女に対して、
大将(鯛介くんの親父さん)の行動が面白味になっています。
大将が寡黙で威厳のある職人さんなのに、内面はお茶目なところがとても可笑しい。
この人のキャラクターが特徴的で、本作の楽しさの中心になってますね~。
さよりさんにも、ちょっと面白い面がありますけど、大将の個性には敵わない。
けれど主役は彼女。 ここからどのように寿司屋で働いてゆくのか・・・ つづきに期待!