五里霧中

★ マンガなどの感想 ★

◆ まんがライフ 感想①

2012年02月19日 | ◆4コマ誌⑤ まんがライフ

2012年4月号

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 今月号には、初登場ゲスト作品1つ、他誌からのゲスト作品1つが掲載。

 また、近日コミックス発売の作品も2作品あります!

 

 

 今月の「理不尽なり姑サマで賞」は、『だってヤンママ』より、お姑さんたち!

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 嫁の文句を言い合うお姑さんたちですが、なんというかその内容が理不尽!

 もーそんなこと言われちゃったら、どーしよーもないじゃないですかー・・・ という感じ。

 どうも嫁姑問題というのは、理性ではなく感情の問題のようで。

 しかし、カオリさんは条件に当てはまらなくてよかったですね! よくないんだけど(´▽`;)

 

 

 

【コミックス10巻 2月22日発売!!】

●ポヨポヨ観察日記 (樹るう 先生)

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 アニメ放映中! 樹先生のよる2回目のアフレコ・レポートも載っています!

 それと、2月25日の樹先生サイン会告知もアリ! 私は行けないんですよねえ(;;)

 萌さんとポヨ。

 今回もいつも通りに、2人(?)の仲良しな姿から始まってますけど、

 「冷たい手で触ったらかわいそう」と考えて、手を温める萌さんからポヨ愛を感じます・・・

 おかげで、かまってやれないという本末転倒なことになってますが(´▽`;)

 

 そして面白かったのは、猫の目の話にはじまって、猫の声を聴く、猫の匂いをかぐ、

 といったような、視覚・聴覚・嗅覚という流れの話になっていたことですね~。

 「しゅん膜」というものは初めて知りましたが、たしかにコワそうですな(^^;

 あと、猫の爪ネタがよかった~。

 ポヨの爪切り姿が可愛らしいだけでなく、最後のポヨが嬉しそうで、ホッとさせられました。

 

 などなど、いつも通りの佐藤家の風景でしたが、アニメの方も楽しんでます。

 アニメはテンポが速くて、よい感じに観賞することができますね。

 しかし、佐藤父とおばーちゃんの声が同じ声優さんというのはシュール(^∇^;

 大ベテランのさすがな力量を感じます。

 

 原作の方は、2月22日(ニャンニャンニャンの日?)にコミックス10巻が発売!

 アニメ共々、今後が楽しみです!

 

 

 

【コミックス1巻 2月27日発売!】

●かてきょん (あづま笙子 先生)

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 待望のコミックス1巻が、2月27日に発売~!

 元気いっぱいだけど勉強苦手な女子高生・らいらさんと、

 彼女の家庭教師をすることになった小学生男子・カムイくんの「お勉強」な日々。

 

 今回はホワイトデー!

 ということで、バレンタインのこともあって、お返しに気合が入る・・・らいらさん?

 渡す相手もいないのにクッキー焼いたとか、さすがだな(^^;

 でも、作った理由は嫌いじゃないですね~。 そうそう、せっかくなのだから楽しみましょう。

 そしてカムイくんまで、らいらさんに渡すためのクッキーを手作り・・・!?

 まあ、そこには切実なワケがあるんですけどね(^∇^; 仕方ないよね。

 

 しかし、らいらさんが「ちょっとじっとして」と、カムイくんと向き合うシーン!

 3コマ目では、カムイくんならずともドキッとしましたよね~、コレ。

 女子高生と小学生男子の急接近に、ちょっとだけイケナイ気分になってしまいました(ぇ

 

 また、「愛」という言葉に思わず反応してしまうカムイ先生が可愛かったりと、

 いろいろ楽しかったホワイトデー話。

 最後、お互いの「手作り」をかみしめながら同じことを考える2人のシンクロに、

 思わず頬がほころんでしまいながら・・・ 今後も楽しみです!

 

 

 

【初登場スペシャルゲスト!!】

●あすみクランクイン! (鮭 先生)

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 女優を目指す少女の演劇な日常。 期待作です!

 藍之あすみさんは、女優になるべく日々努力。

 授業中でも関係なく何かを演じている始末で、

 友人の吉永ゆりさんも巻き込んでの、大騒ぎが楽しい4コマ作品です。

 

 あすみさん、芝居にかける情熱・センスは素晴らしいのですが、

 どうもお勉強がダメな子で、ゆりさんにまで「くるくるぱー」とか言われてます(´▽`;)

 けれど、その演技力はホンモノ!

 そんな彼女の変幻自在っぷりが、ネタ1つ1つをコントのように楽しませてくれます。

 

 さらに元俳優の虹川先生も変な人で、これがかなり良い“キャラ”。

 この虹川先生とあすみさんの“演劇バカ”っぷりが、ダンスのような躍動感となり、

 そこに1人テンポの違ったゆりさんが加わることで、みごとなツッコミとなっている印象。

 しかし、あすみさんは「純情派」とかジーパン刑事ネタとか、シブいところを攻めてきますね。

 それだけ研究熱心ということなんでしょうが、今どきのコの研究対象としてはどーなん(^^;

 

 いや、この作品、かなり面白いですよ!

 鮭先生の画力もすばらしく、観ていて飽きない楽しさアリ。

 これは期待したい作品ですね。 ぜひとも、つづきを~!!

 

 

 

【コミックス&DVD発売記念ゲスト!!】

●森田さんは無口 (佐野妙 先生)

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 まんがライフMOMO&まんがくらぶで連載中!

 無口な少女・森田さんと、その友人たちのかしましき日々。

 

 今回は、梅の木の下で戯れる乙女たちの風景。

 いつも通りに、もんもんと考え事をしてしまうため、無口になる森田さんの沈黙が可愛らし。

 一方、美樹さんは食い意地から多弁になって好対照。

 梅を見ているだけで、食べ物を次々連想する彼女の発想力には脱帽ですな(^^;

 

 そして、梅の木の下では少女も妖艶・・・?

 森田さんは自分に色気がない、なんて考えてますけど、その沈黙にはじゅうぶん色香アリ。

 この黙してこその妖艶さというのも、なかなかオツでよろしゅうございますよね。

 最後は、少女たちのかしましさを的確に表現しつつ、

 春の訪れ近きことを感じる情緒が感じられる楽しいシメ。

 そんな空気をかみしめながら、他誌作品ではありますけれど、今後も楽しみです!

 

 

②へつづきます。