２０１２年３月号
今後は定期的に書けなくなるうえに、縮小更新になると思います。
不定期に、できる時にできるだけ、を基本にやっていければという方針で・・・
今月の「これぞ親友で賞」は、『ラディカル・ホスピタル』より、榊＆景山コンビ！
榊先生の遅刻で、いろいろ慌ただしい病棟。 なんでも事故だとかで、大騒ぎになってます。
みんな心配してますが、中でも景山先生の反応がよかった！ さすが親友・・・といった風の
行動・やりとりを見せてくれて面白かったですね～。 あんな景山先生を見れるとは(^◇^;)
●先生のたまご （みなづき忍 先生）
今回は、数木先生の話です！
たまこ先生と同様に、担任を受け持つことになった数木先生。
初めての三者面談ということで、いろいろ不安を感じている様子。
いつもは手を焼く先輩教師たちを眺めて、ツッコミ役を引き受ける彼も、
今回ばかりは冷静なままでいられない！ そんな姿が珍しくも楽しいお話でした。
まあ苦労していると言えば、たまこ先生も同じだったんですけど、
いざ始まってみると、生真面目すぎる数木先生の焦燥が目立つ結果に(^^；
数木先生の誠実さがしっかり描かれた今回は、
彼の魅力をじっくり感じさせてくれる内容となっていましたね。
また、主人公であるたまこ先生ではなく、副担任・大山先生との関わりが
より深く描かれていたのも面白い点。 最後の２人のやりとりは、ニヤリニヤリでしたよ。
なんというか、教職に限らず「働く」ということを経験していれば、
何となく感じ入るものがあるような気がするお話でした。
主人公・たまこ先生ではなく、周囲の人たちにスポットを当てた話で、
キャラクターを印象づけてくる今回のような内容は、なかなか良いんじゃないでしょうか？
ほかの先生方の話にも期待しつつ・・・ 今後が楽しみです！
●がんばれ！生徒会長さん （３１０ 先生）
フレッシュゲスト！！ ３１０先生のご登場ですね～。
小さくて目立たない生徒会長・西野さん。
なぜか彼女しかいない生徒会執行部を盛り立てるべく、
自らメンバー募集に出たところ、いきなり告白されて・・・？
告白してきたのは東山くん。
クールで表情があまり変わらないけど、西野さんが好きっぽい。
そして、西野さんは告白されたことに気付いていない天然っぷり(^^；
そんな２人のやりとりが楽しい本作品。
純粋無垢で可愛らしい西野さんと、彼女をクールに愛でる東山くんとのバランスが絶妙。
ともすれば、子供っぽい純粋さゆえに不安定で、放っておけない生徒会長に、
クールな男子がホレていて支えてあげようとするという構図は、
安心感を伴いつつ、見守っていたいという感覚をわきあがらせるように思います。
あと、「いいやつ認定証」とか、おもしろ可愛いじゃないですか～（＾∇＾；
ここから始まる２人の生徒会ライフ。
２人の世界に閉じこもるもよし、ここからさらなる広がりを見せるもよしで、
つづきに期待しております！
●恋は地獄車 （瀬戸口みづき 先生）
バレンタイン話とうことで、おなじみ万里子さんの力作が拝める今回・・・
しかし珍しく、千歳さんもがんばってます！
手作りチョコに挑戦する千歳さん。
雑誌のアンケートを参考にしていることに対して、先生のお言葉がさすがなんだけど、
野暮はしないという態度が年長者の器！ 恋愛の経験値って、こうして上がるのね（；；）
渡す相手は、もちろん後藤さん・・・ しかし難敵ですよね(^^；
滝くんが語る「手作りチョコのよさ」を貶める最低の返しをしながらも、
その最低さを自覚しているのだから、ちょっとやそっとじゃ揺らぎませんよ。
でもねえ、万里子さんが「渡してあげようか」と述べるのを断って、
“あの”千歳さんが手渡ししようとする姿勢がね、なんともけなげで応援したくなりますよ！
まあ、思い込んだら一直線というのも、千歳さんらしいと言えばらしいのですが・・・
そんな彼女の想いへの後藤さんの対応。
これを読者諸氏は、どう受け止めたのでしょうか？
私はけっこう誠実だと感じたんですけどね。
茶化すでも皮肉るわけでもない彼の態度は、いつもと少し違った印象で、
けっして悪くはないと思ったのですが、さてさて。
万里子さんの力作チョコも、さすがの面白さでしたが、
今回は千歳さんの行動がよかったですね～。
これが今後の展開にどう影響してゆくのか・・・ 楽しみです！
●木下君の日常的非日常 （日下さつき 先生）
日下先生が新作で登場!!!
いや～、これは面白かったというか、期待したい作品です！
前の会社ではいろいろ苦労が多かったらしい、木下はじめくん２４歳。
新しい職場で緊張しまくり・・・だったのですが、なんか妙なモノがひっついてきて・・・？
このナゾの生物、要所要所で木下くんの緊張をほぐしてくれる魔法の言葉
「キノセイ（気のせい）」を発してくれて、おかげで彼がリラックスできるという
なんともありがたくて可愛らしい存在です。
どこにでも出てきて木下くんにつきまとい、はじめは不気味がってた彼も、
やがて慣れてしまって一緒にいるのが当たり前になってます(^^；
このキノセイさんが可愛らしくて良い感じなうえに、
木下くんの緊張をほぐすリラックスを与えてくれている点に、
とても心地よい空気を感じられて、読んでいてホッとするような気分にさせられますね～。
木下くんはまだ完全には心を開いてはいないようだけど、
だからこそ、彼とこのフシギな生き物の日常をもっと見てみたい！
というわけなので、ぜひともつづきに期待しております！！
・新人ギャグまんが展 ： 菊丸文太 先生
犬とお散歩する女性、手綱をにぎって主導権争いに手こずっています。
そんな犬のお散歩風景が描かれた作品。 これがなかなか面白い！
リードが絡まった時の対応とか、お散歩経験者であれば、共感したりするんでしょうかね。
お散歩をはじめ、犬との生活を描く作品として期待できそうな気がします。 つづき～。
今後は、記事１つで書いていこうかと考えております。
余裕がある時は、このあとに短い感想も書くかもしれません。
今回も、『オトメシュラン』のバレンタイン風景で、エリさんのいじらしさが微笑ましかったり、
『よゆう酌々』の高級フレンチでの会話が楽しかったり、
『そこぬけRPG』のバレンタインでけっこう真面目なアプローチのゲボくんが不屈だったり、
『天使な小悪魔』ではついに・・・などなど、いろいろ楽しかったです！