五里霧中

★ マンガなどの感想 ★

◆ まんがタイム 感想

2012年02月11日 | ◆4コマ誌② まんがタイム

2012年3月号

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 今月の『みそララ』感想はこちら

 今後は定期的に書けなくなるうえに、縮小更新になると思います。

 不定期に、できる時にできるだけ、を基本にやっていければという方針で・・・

 

 今月の「可愛いけど・・・で賞」は、『ニッポンのワカ奥様』より、雪うさぎ(和歌さん作)!

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 この季節、雪遊びに興じる和歌さん。 そこで可愛い雪うさぎを作ったのですが・・・

 そこはさすが和歌さん、とてつもない“出来上がり”に一郎さんも吃驚。 ここまでやるか(^^;

 そんな驚きが楽しい冬のネタでありました。 あいかわらずスゴい人だよ・・・ 和歌さん。

 

 

 

●おとぼけ課長 (植田まさし 先生)

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 3月7日、コミックス24巻が発売!!

 そんな今回も、いつも通りに「おとぼけ」全開の課長さん。

 遅刻だ遅刻だと慌ててますが、パンをくわえて出社とか面白い姿が拝めます。

 まあ4コマ目でオチついてますけど、一瞬なにが面白いのかわからなかった(^^;

 

 ほかにも、たぬき寝入りしている若者に冷たい視線を送ったかと思いきや、

 自分もたぬき寝入りしなければいけない状況に(^◇^;)

 こうした課長が何かを批判的に見る ⇒ 自分も同じ状況に・もしくは誤解

 という流れはよくみかけるカタチですね~。

 後半の「最近の若いもん」なんて定番セリフも、体力がないのは若者だけではないという

 オチがついて肩すかしな気分になってますし・・・

 しかも、やや時勢を意識させる時事ネタ的要素もある点が面白かったですね。

 

 などなど、さすがの面白ネタがいろいろ。

 今のご時世、様々な分野で「体力がない」状況が見受けられるでしょうけども、

 そこは課長のように柳のごとく、おとぼけながら受け流してゆければ良いですね~。

 なんて考えつつ、今後も楽しみです!

 

 

 

●わさんぼん (佐藤両々 先生)

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 プレゼント企画実施中な今回、ついに草太くんが牡丹さんとデート!?

 萩くんはじめ、周囲は阻止しようと動いているのが面白かったのですが、

 牡丹さんは「約束」だから仕方なしとのご様子で(^^;

 

 このあたり、亰女・牡丹さんの心をのぞくのは難しいですけど、

 まあさほど乗り気でもなく、しかし行く気がないわけでもない、くらいの感じですかね。

 それでも嬉しそうな草太くんの姿が無邪気でよろしい(^◇^;)

 

 しかし、バスの中での牡丹さんの赤面一喝は、いつも穏やか微笑な彼女にしては珍しい。

 やはり公共の場、人が見ている環境での草太くんの放言は恥ずかしいんですかね~。

 「時と場所」というのがポイントなのか・・・

 それでも、きちんとデート(亰案内)を笑顔でこなす牡丹さん、さすがでございました。

 「良田神社の節分祭」とありますけど、やはり吉田神社がモデルなんでしょうかね。

 末社に菓祖神社があるのも同じですし。

 

 

 そんな風に、いつも通りの草太くん&牡丹さんのやりとりを楽しみつつ、

 亰案内ともいえる風景をながめられたのは、さらなる面白さでありました。

 

 「お菓子の神様」というものもあるんですね~。

 浮かれる草太くんが、「お菓子の神様」の前では神妙になってしまう。

 そしてその横顔を見て、微笑む牡丹さんのシーンはよかったな~。

 こうしたように、いつもふざけている(ように見えてしまう)草太くんが、

 お菓子のことだと真剣になるというのは、「職人」を描くうえで強い芯になっている印象。

 

 まあ、「いつもの草太さん」にもどるのも早かったんですけど(´▽`;)

 でも彼は、牡丹さんに対しても真剣そのもの。

 一目ぼれ(過去にいろいろありましたけど)から、ここまで突っ走ることができる男というのも

 なかなかどうして大したものじゃございませんか!

 「コケの一念岩をも通す」なんて言っちゃうと失礼かもしれませんが、

 そんな一途さを草太くんからは感じます。 牡丹さんに「通じる」日は来るのでしょうかね?

 

 明月さんや咲良さんの想いも、また別問題としてありますけれど、

 今回は牡丹さんとのデートを堪能した草太くん。

 職人道、恋の路、いずれも楽しい本作品・・・ 今後も楽しみです!

 

 

 

●ジムメン (岩城よそご 先生)

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 新生ラブリーから移籍ゲストを経て、新連載スタート!!

 バレンタインが近づく季節、さぞかし苦しんでいると思いきや、笑顔の佑太くん。

 「悟りの境地で乗り切る」とか言ってますけども・・・?

 

 男心の哀しさよ、「所詮ただの企業戦略」とバレンタインを切り捨てようとも、

 どこかでチョコを欲する気持ちがのぞく・・・ そんな切なさを描ききっていますね。(大げさ)

 一方、そんな佑太くんをしり目に女性陣。

 つぼみさんはとうぜん東条くんに渡すとしても、葉子さんはどうでしょう?

 と思ったら、女子力不足の彼女には、きついイベントのようで(´▽`;)

 うん、そんな葉子さんも、私は嫌いじゃないぜ!(ぇ

 

 ふーむしかし、私はてっきり報われない佑太くんに・・・という展開になるかと、

 ちょっとだけ期待していたんですけどね? さてさて、いかがなものでしょう。

 最後の佑太くんと初芽くんとのやりとりも、結局「報われない男・花巻佑太」を演出するに

 とどまりましたし、このまま彼は、報われない路線で突っ走るんでしょうか?(^^;

 それもアリといえばアリ・・・ なのかな。(カワイソウに)

 

 といった風に、佑太くんを中心に、おもしろ“ジムメン”たちの日常が描かれる本作品。

 その人間関係の妙を楽しみつつ、今後に期待です!

 

 

 

今後は、記事1つで書いていこうかと考えております。

長文いくつかと、余裕があれば短い感想をいくつか・・・というカタチで。

今月号では、『らいか・デイズ』『満開!sister』と、本誌作品との2本立てゲストが2本も!

そして、来月号から『ほめよめ』連載開始ですが、『ねじゆるゆる』は最終回の模様!

 

 

●だってあいちてる (むんこ 先生)

 バレンタインに畑中先生、「飲み屋のおねーさん」と温泉旅行!? 1ヶ月早いお返して(^^;

 その急展開ぶりが面白かったけど、男女が泊まりともなりますと・・・ オトナなムードに?

 畑中先生が手を出さない理由が粋、彼女の涙にしっとり、オチに大笑いだしで、楽しかった!!

 

●ラディカル・ホスピタル (ひらのあゆ 先生)

 ラブイベントシーズンということで、ふたたび「背中を押す会」が活躍か?と思いきや、

 こーゆー時期には野暮になるといった風で良い感じ。 でも、別方面でのラブが展開・・・!?

 いや~、ここ来ますか~というカップルが成立しそうな流れに、楽しさが倍増でしたね!

 

●すいーとるーむ? (東屋めめ 先生)

 こちらもバレンタイン! 永井くんもいろいろな人からもらってますが、まあ本命は皆無?

 と思ったら、秋さんからまさかの「義理じゃないですよ」宣言!? ・・・まあ、オチあるけど(^^;

 そんなこんなで義理でもありがたく感じられるとは(;´∀`) でも、もらえるだけ幸せさね。

 

●わかば先輩未満 (佐野妙 先生)

 コミックス発売記念で2本立て! ここでもバレンタイン・ネター!! これ以上苦しめないで・・・

 わかばさんから工場長へのチョコがよいね(´▽`;) 古橋さんのチョコにもニヤニヤ(・∀・)

 そして、2本目で明かされる黒崎さんの夫さんの話での、わかばさんの行動が優しいね。

 

●パパロバ (胡桃ちの 先生)

 いつもようにお客様をおもてなしするなごさん・・・のはずが、今回なぜだか黒いです。

 それというのもバレンタインゆえ! その理由には納得でしたけど、キューくんとのやりとり、

 そしてラストの展開に、愛や恋を感じてしまうのも、この時期ゆえ・・・ なんでしょうかね~。

 

このほかの作品もいろいろ楽しかったです!

とくに『まだまだ浅野さん』『営業侍 和華さん』などゲスト作品に、私は期待しております!