突発的に新企画「この“キャラ”を見よ!」
私の読んでいるマンガ作品などから、やたらと目についたり、私好みだったりする
「キャラクター」に焦点を当てて何かしら書いてみよう・・・というだけのものです。
栄えある(?)第1回の“キャラ”は、『蒼き鋼のアルペジオ』より、タカオさん。
← 2巻表紙。 この方がタカオさん。
編集長サマも、タカオさん押しらしい。
ソースは「ヤングキング・アワーズ」今月号。
本作品のあらすじなどは、
1巻プチ感想でご参照ください。
簡単にいえば、軍艦・潜水艦SFドンパチ。
なぜか少女のカタチをした艦艇の「精神」が、
しゃべったり戦ったりするお話。
主人公は、人間の男性ですけど。
・タカオさんについて
このタカオさん、人類にとっての“敵”である「霧の艦隊」所属、
重巡洋艦タカオの「メンタルモデル」と呼ばれる意識体なのです。
つまり、彼女はタカオという軍艦そのもの。
彼女=軍艦タカオ・・・と理解するとわかりやすいのでしょうか。
単なる擬人化ではなく、彼女の存在そのものが軍艦!
ちなみに、タカオ(高雄)というのは実在した重巡洋艦です。
同名の軍艦は他にもありますが、重巡としての高雄は、大戦で活躍したものですね。
↑ 1巻170ページより、主人公たちと戦闘中のタカオ。
戦艦には火力で劣る重巡洋艦であるものの、主人公たちにとってはじゅうぶん脅威。
← このように、「超重力砲」と呼ばれる超兵器を用いて、
主人公たちを苦しめたタカオさん。
雄々しくてカッコイイです。
彼女の意思が軍艦そのものの意思であるため、
戦闘も彼女1人の思考によって行われます。
この艦艇には、兵士は誰もいないのです。
艦艇のあらゆる部位が、彼女の手足なのか?
とても便利で、機動性に優れるという利点はありそう。
しかし、主人公たちの潜水艦も「霧の艦隊」のものである
はずなのに、人間が機器を扱っているんですよね。
人間を乗せることで、メンタルモデルの負担が減ったり
するのでしょうかね?
それはともかく、1巻では主人公たちと激戦をくりひろげたタカオさんでしたが、
その戦闘を経て、ちょっとした変化を遂げることになります。
・勉強家なうえに可愛らしいタカオさん
タカオさんは本屋にて、ある書籍を購入します。
↑ それがコレ。(2巻 127ページ)
『船と艦長』と題されたこの本は、「ぼくらのもの知りシリーズ」とあることから、
子供向けの書籍であると推察されます。
そう、タカオさんは人間社会のことに対して、まったくの無知なのです!
ゆえに、こんなところから勉強を始めなきゃイカンらしいのです。
彼女は主人公たちとの戦いから「艦長」の重要性を知り、
そのためこの本を読んで、さらにその想いを深めているところです。
そして、自分を「上手に操ってくれる艦長」を望み、恋い慕うような気持ちを抱くのでした。
↑ うっとり妄想にひたるタカオさん。(2巻 128ページ)
自分を思い通りに動かしてくれる「艦長」を彼女は求め、その理想像を妄想しています。
「君は君自身の事をまだよく知らない」と叱咤されるタカオさん。
「艦長・・・そんな でも私は・・・!」と落ち込むタカオさん。
しかしこの後、妄想の中の「艦長」は、自分に全てを委ねてくれれば大丈夫みたいなことを
タカオさんに優しく語りかけるのです。 そしてまどろむタカオさん。
そんな妄想にひたる彼女も可愛いのですが、トドメはこれ。
← 妄想のあとの「ぐふふふ」。
これで私は、タカオさんにホレました(ぇ
可愛いよ・・・・・ね?
しかし、「自分を乗りこなす艦長(オトコ)」を求めるなんて、
何だかエロチックな雰囲気の暗喩でもありそうですよね(コラ
また、2巻表紙をはずすと、さらに可愛らしいタカオさんを拝めますよ。
・・・と、そんな感じでタカオさんの魅力について語ってみましたが、
あまり伝わらないかもしれないので、ぜひともコミックスを読んで魅了されてください。
メンタルモデルは、ほかにも主人公たちの潜水艦のイオナや
「霧の艦隊」戦艦級の少女たちが登場しますので、そちらも必見!
コンゴウ様に踏まれたいとか、ヤマト嬢にかしずきたいとか、そんな気持ちになれますよ(ぇ
ただ1つ、気になることがあります。
← 2巻裏側に描かれた主人公たち・・・の右下。
この子たちは、主人公たちの潜水艦イ401の
メンタルモデルであるイオナの分身2号・3号です。
本体(?)よりも小さめな身体で、子供っぽくて
可愛らしい感じですよね。
・・・しかしですよ?
ということは、タカオさんも分身2号・3号を生み出せるということなのではないでしょうか??
こんなにも小さくなったタカオさん・・・ぜひ見てみたいなあ。
Ark Performance 先生、何とかしてくれないでしょうかね(チラっチラっ)
ちなみにArk Performance 先生は、『週刊マンガ日本史』にて「山本五十六」を執筆予定。
めっさ楽しみですよー!
ということで、ちょっと実験的に企画記事を書いてみましたが・・・
シリーズつづけるかどうかは未定です(ォィ
今回は、非4コマ漫画からでしたが、もしつづくとしたら、
やはり4コマ漫画の“キャラ”を中心に紹介することになると思います。
・・・どうなるかは、わかりませんけど(^_^;)