2010年8月号
不調続き・・・そいえば関係ないけど、
〈音泉〉月曜日配信の「テガミバチラジオ~響け!ラジ針!!~」にて、偶然なのでしょうが
「灯台モトクロス」がネタ投稿されていました。 草太くんのポーズが頭に浮かんだ(^^;
以下、ネタばれあります。 (未読の方はご注意ください)
●みそララ (宮原るり 先生)
マース&アイギによる、飲みニケーション発動! ぶっちゃけトーク全開?!
「飲み」自体が苦手な方にはツライかもですが、飲める人にとっては
そこそこ交流における潤滑油になったり、ならなかったりするわけです。(半パだなオイ)
さっそく、稲葉さんがカジさんの牙城をくずしに笑顔で接近・・・
あらやだ、そちらのゴシュミの方でしたか稲葉さん。(ちがう)
いや、「それがきみの素だよね?」のコマの稲葉さんが、なんだか「さそってる」感じで
イヤらしかったもので、カジさんが血迷わないか心配になってしまいました(ぉぃ
でもカジさんの“仮面”がはがれる瞬間、「計画通り!」みたいな悪い顔でおもろかったです。
今回面白かったのは、本作品ではそれほど描かれない「お仕事での負の面」を、
飲みトークとして語らせていたことですね。
カジさん&稲葉さんによる営業・理不尽話、棚橋さん&チーフによるデザイナー・苦労話、
そんな「現場の苦労」と共に、お互いの部署に対する不満トーク(双方、昔話でしたけど)が
なされていたのは面白かったな~。 とくに「身内の方が厄介」のところは(以下略)
さらに、あわわに「若い女の子」という立場での悩みを語らせている点も興味深かったです。
でも、そうした「負」のオーラを、それぞれがカラッと前向きに昇華するかのように
語り合いしていたのは、さすがマース企画の面々と感じました。(あとアイギ・稲葉さんも)
とくに、マース社長が全てをさわやかに、清めるようにまとめていたのはスゴかった。
この方、やはりタダ者じゃないですね~。 今回、スネてたのが可愛かったけど(^∇^;
いわゆる「君臨すれど統治せず」タイプのリーダー。
こうした人は、“人徳”と周囲に集まる人間の“質”がモノをいいますからねえ。
天然の“人徳”と、マース企画社員一同の“質”は、申し分ないものでしょう・・・たぶん(ぉぃ
そして今エピソードにて、ひと皮むけた感のある麦みそ&カジ・コンビ。
今回もラストで「良好な関係」を築いていると示してくれたり、今後も注目・・・ですかな?
若手3人娘だけではない「成長」が見れた面白エピソードでした。
まあ、今回のことでカジさんは、スキル「毒を呑み込む」を覚えたようだし、
美苑さんも大島さんばりの「グーで殴る」を装備したので、2人の関係は
一方的ではないものになりつつある気配を感じたりも・・・?
あと酒の席で、カジさんの本性についてぶっちゃける美苑さんが顔を近づけた時の
カジさんの表情に、ちょっと何か期待しているんじゃないのか?・・・なんて、
妄想走らせたりしてしまいました(^^;)
何だかんだで丸く収まり、飲みニケーションでさらなる親和性が高まった一同。
今後も彼らの活躍が、楽しみです!
●ウルトラ金ちゃん (さかもとみゆき 先生)
最終回!
お母しゃんと、銀ちゃん・金ちゃん姉弟と、猫・鯛ちゃんの、シビアだけど楽しい日々。
今回も、食いしん坊・金ちゃんの食欲満点ネタなどで笑わせていただきました!
というか、今回は銀ちゃんの方が食いしん坊だったかも(´▽`;) 釣られるなよッ!!
さらに、なかなか起きない金ちゃんに、斬新な発想で対抗しようとするお母しゃん・・・
苦労していらっしゃいますね~( ;∀;)
そして、「母としての自覚」を育んでくれたのが、銀ちゃん・金ちゃんたちであると、
空を見上げ2人を見降ろし、実感かみしめるお母しゃん・・・「立場が人を作る」ですね。
なにげない愛情と感謝の言葉と、満面の笑顔で手を振って、これでお別れ最終回。
・・・と思ったら、8月11日発売の『本当にあったマル生ここだけの話』にて、
『実録!金ちゃんのマル笑リポート』が始まるようです(^^;)
本誌では終了だけど、金ちゃん達のお話はまだまだつづく・・・ということでしょうか。
それはそれで嬉しいけれど、本誌で読めなくなるのはやはり寂しいな~。
私は、コミックス『お母しゃんへのラブレター』を購読していますもので・・・
本作品は、シングルマザーによる2人の子育てという厳しい「現実」を、
ほのぼのと心温まる実録エッセイ風に描いているものであります。
シンプルな絵柄ながらも、そこには実感を伴ったものが感じられ、
しかもそれがジーンと沁みわたるような感覚で、胸に迫ってくる話が多い!
今回のラストも、そんな感じの見事なシメでした。
「母としての自覚」をもったお母しゃんは、子供2人をきちんと育てているからこそ、
その自覚を持てているのですよね。
本作品を読んでいると、その奮闘ぶりに敬意のような想いを抱いてしまいますし、
さらにそれだけの「苦労」を重ねているにも関わらず、「感謝の念」を決して忘れない姿勢は
読んでいる側の人間(私)に、大切なものをその時々に思い出させてくれたりします。
ただ単純に「子供可愛い」というだけではない、がっちりとした芯のある、それでいて
あったかで優しい家族のカタチが、面白おかしく描かれる本作品。
本誌での終了はとても残念ですが、まだコミックスなどで刊行がつづくのであれば、
楽しみは途切れることがないわけで、とりあえず良しとしましょうか!(エラそうに)
そんなこんなで、楽しませていただきました!
そして、今後も楽しみであります!