五里霧中

★ マンガなどの感想 ★

◆ まんがくらぶオリジナル 感想①

2009年11月25日 | ◆4コマ誌⑥ まんがくらぶオリジナル

2010年1月号

 

以下、ネタばれあります。 (未読の方はご注意ください)

 

 

●こうかふこうか (佐藤両々先生)

 27日、コミックス発売!

 表紙の亀山さん、カッコイー!Σd(゜∀゜d)ォゥィェ!!

 

 今回は、クリスマスということでケーキづくりな幸花さんたち。

 ケーキづくりならば、やはり器用な慶喜さんが頼りになる!

 

 ・・・余談ですけど、徳川慶喜(よしのぶ)さんって、いらっしゃるじゃないですか。

 徳川最後の将軍。

 私の父は、こちらの慶喜さんのことを「けいき」って呼んでいたんですよ。

 「慶喜」 = 「けいき」 = 「けーき」 = 「ケーキ」 ・・・ばんざーい!!!ヽ(`Д´)ノ

 

 

 そんなわけで、慶喜さんのケーキ教室。

 

 私は甘いモノ好きーなくせに、種類詳しくないんですよね。

 「シュトーレン」て、どんなモノなのだろう?

 ドイツのおかしということですが・・・美味しそう(^o^)

 

 そんな美味しさを期待させる感覚は、「シュトーレン」の絵もそうなのですが、

 おそらく作業前~作業中の雰囲気から、来ているように思います。

 

 幸花さんはじめ、亀山さん・鶴見さんの「きゃっきゃ」した雰囲気。

 最近、人間関係ドラマがゴタゴタしていたから、

 なおさらこうした空気を楽しく感じて、美味しさのイメージに重なるような風味。

 

 

 そして、財前くん・・・節操ないな~(ぉぃ

 彼、今後は亀山さんねらい・・・なのか?

 んーでも、鶴見さんもさそっているし、必ずしもそんな意識ではないのかな?

 

 財前くんは、ちょっと「たらし」っぽいけど、

 そのぶんスマートな雰囲気が、いい感じではあると思うんですよね。

 あの鶴見さんですら、認めている部分はあるし・・・財前&亀山となるのか??

 

 ハッ! すると残った鶴見さんは・・・私と???(なんでやねん!

 いや、まさか富山くん?!!

 「お母さん」と「手のかかる子」で、ナイスコンビ

 ・・・とかだったりしたら、どないしょー!!(錯乱)

 

 

 そして、『こうかふこうか』 『しょっぴんブギ』 『天使のお仕事』

 3作品のコラボ企画ー! これは面白い!!

 

 幸花さんとモモさんて、たしか同窓生(学年違い)だったはず。

 あと、馬場さんらしき人もいたような・・・

 ・・・と思っていたら、ちょっと違った方向からコラボが来ましたね~(^◇^;)

 今、「天使」のモモさんは大変な時期でしょうからね・・・時間軸が同じなら。

 

 と書いている最中、『天使のお仕事』コミックス感想を書き忘れていたことを

 思い出してしまった!!∑(´Д`;) あちゃ~

 

 ・・・などと、しまらないシメではありますが、

 コミックス3巻発売を待ちながら・・・今後も楽しみであります!

 

 

 

●やまいだれ (小坂俊史先生)

 12月17日、2巻発売!

 ・・・ですが、最終回!!

 

 黒見マコさん、ついに禁断の薬開発に成功!

 あまりにブラックな4コマ目に戦慄((((;=д=.)))) いや、黒過ぎでしょう・・・

 

 ほかにも、「辞世の句」やら【おれたち多数派】やら、

 いつもどーりに『やまいだれ』らしいネタ満載。

 

 

 それでも、やはり最終回ということで、

 「奇跡の医師ヒカル」や「流しのナースさん」などに変化が・・・?

 

 ヒカル先生・・・フビンすぎ(つд`)

 私はこの作品で、ヒカル先生ネタが好きだったので・・・悲し。

 時代の流れに人は勝てないのだと、しみじみ思い知らされます(そんな話?)

 

 ナースさんは、時代の流れに乗ろうとしたけど、上手くいかなかったようで?

 いや、目の付けどころはいいんでしょうけど(^^;

 

 そして、本作品の“形式”として、1つ目と最後のネタにつながりがありますが、

 最後の最後まで黒さ全開!(´Д`;) こんなシメ方なの?!

 田中くんのツッコミに、「うんうん」と共感してしまったり(´▽`;)

 

 

 などなど、やはり小坂先生といえば、

 本来的な意味での「4コマ漫画」らしいネタが多く、

 本作品もそうした“味”を、じっくり楽しませていただきました。

 

 つまり、必ずオチがある形式ですね。

 まんがライフWINで読める『あしなり』での、小坂先生のお話では、

 「4コマ漫画」に対する小坂先生の考え方や真摯な姿勢がみれて、

 興味深いと同時に、その意識の高さに敬服する思いだったりします。

 

 私としては、いろいろな形の「4コマ漫画」があってよい・・・と考える一方、

 4コマ誌である以上は、やはり「4コマ漫画」らしい4コマ漫画が読みたい

 とも思うもの。

 

 ゆえに、小坂先生の作品に対する期待感は高く、

 また「4コマ誌を読む」ということでいえば、小坂先生の作品は

 なくてはならないもの・・・と感じています。

 

 なので、小坂先生の次回作、楽しみにしております!

 そして、『やまいだれ』による4コマ世界も、楽しませていただきました!

 

 

へつづきます。