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五里霧中

★ マンガなどの感想 ★

◆ まんがライフ 感想➁

2016年02月24日 | ◆4コマ誌⑤ まんがライフ

2016年4月号 のつづきです。

 ①は、『動物のおしゃべり』 『ホラーハウスは内より裏が怖い』 『しらす』
    『ミケさんは役に立たない!?』 『新フリテンくん』
です。
 
 まんがライフWIN 『姫のためなら死ねる』は、生理的にムリな相手・・・
 といっても、清少納言と紫式部ではなく、藤原道長さんと伊周くんのお話。
 コミカルに描かれつつも、割とシャレにならないことに!? どうなることか。
 
 

●おじょじょじょ (クール教信者 先生)

 徒然くんの過去とは・・・

 春さんは、彼の前世は猫だったと考えている様子・・・って、その過去じゃない(^^;
 飼い主気分でミルクをあげるものの、紅さんに話したら、いかがわC話に誤解されて笑!

 そこから、皆の動物イメージの話題で盛り上がり、紅さんが可笑しかったりでしたけど、
 徒然くんが来て、春さんが「過去(前世)は全てお見通し」なんて言ったものだから、
 何やら妙な方向へ話が行っていたのは、気になりますね~。
 前回、じいが述べていた「裏」の話に関わりそうですが、どうなることか・・・

 

●うしろのご先祖さま (勇人 先生) 

 夏休みということで、ラジオ体操に行くご先祖さまたち。

 小学生と一緒になって、元気に楽しくすごすものの、そこにはシオンちゃんもいて、
 見つかったら大変なことに! と思いきや、賃金の発生しない状態では覇気もなく、
 ご先祖さまたちにまるで気付かない所が、普段と違って可笑しかったですね~。

 けれど、結局見つかってしまい、ご先祖さまを擁護する小学生たちとシオンちゃんで、
 裁判ごっこが始まっていたのも、また愉快でありました(^^;
 その結果、ついにシオンちゃんとも仲良しに? なんてお話が、すっきり楽しかった!

 

●お姉ちゃんが来た (安西理晃 先生)

 待ちに待ったホワイトデー・・・でしたが?

 朋也くん、何の用意もしていなかったため、正直に言おうとするものの、
 期待する一香さんを見ては言い出せず、困った事態に・・・

 なんてお話でしたが、正直にあろうとする朋也くんも立派でしたけど、
 そんな朋也くんに、きちんと感謝の言葉を述べた一香さんも素敵でした。
 朋也くんがお返しを用意し忘れていたことに、やはりショックを受けつつも、
 そうした態度をとれる一香さん、よかったですよ。

 

●となりのエロチカちゃん (後藤羽矢子 先生) 

 エロチカさん、太るの巻。

 登校してきたエロチカさんを見て、驚く恩納くんとクラスメイトたち。
 むっちり太った彼女は、フェロモンを発せず、むしろなごみの空気をまとい、
 おかんキャラとして慕われ始めていたのは、面白かった!

 ただ、エロっぽかった時に遠巻きにしていた人たちが、おかんに寄って来る
 という構図も、結局は外見の雰囲気に惑わされているだけなのですよね。
 エロチカさんにとっては、少し窮屈な状況でもあり、どちらでも接し方の変わらない
 恩納くんのような存在が、ありがたいのだな~と感じられたのは、楽しかったです。

 

●わくわくワーキング (おーはしるい 先生)

 初々しい学生ペアを見て、学生時代を思い出すみおさん・・・

 「このトシになっても好きな男と手もつなげないみおちゃんが初々しい」という
 ともみさんの評価には笑いましたけど、みおさんには、甘酸っぱい想い出などなし!
 学生時代は良い成績をとることばかり考えて、恋愛に浮かれる兄にも冷淡だったとか。

 中野くんも似たような境遇で、ともみさんから「哀れな2人」なんて言われていて笑!
 でも、ロクな青春を送ってないと気にするみおさんに、中野くんが述べていたことは、
 とても大事なことだと感じました。

 恋愛している人も、勉強に励んでいる人も、それぞれの青春を生きているのだし、
 それがあって現在の自分がある。 
不本意でなかったのであれば、他人が何を言おうと、
 関係ないことですよね。

 

●キャバはじめました (忍田鳩子 先生) 

 ひとみさんが、派手な髪型に!?

 何でも、お客様に「地味」と言われ、「はなやか」を求められたためですが、
 努力の方向性が少しズレていたのは、ひとみさんらしくて可笑しかったり(^^;
 でも、モンローのために、と考えている所は、さすがでしたね。

 益子さんや轟くんは、黒髪死守同盟を結んで、猛反対していて笑!
 けれど、そこから様々な形でイメチェンを試みていたのは、楽しかったかも。
 ただ、ひとみさん自身は、社長に言われた「中身」を変えることをめざして、
 またもズレた努力をしていたのが、愉快! 今のままでも、魅力的ですよね。

 

●ナノレンジャー (渡辺伊織 先生)

 生徒指導週間に、静香先生の相談室が開催!?

 といっても、生徒指導週間の呼称を「静香ちゃんのなんでも相談室」に
 変えただけで、生徒たちにウケていたのは、なんとも面白い所でしたね(^^;
 名付け親は姫くんで、その裏に不純な動機があったのは、笑!

 しかも、生徒たちにウケるのも当然と思える、静香先生の見事な受け答えが
 これまた楽しかったのですが、不動くんの相談に対して、真剣に、かつ的確に、
 言葉を返していたのが、印象的でしたね~。 素敵でしたよ!

 

●がーでん姉妹 (竹本泉 先生) 

 三つ子姉妹の受験、悲喜こもごも!?

 空子さん、風子さん、花子さん、受験会場で入れ替わり対策をとられていて笑!
 さすがに誰かを犠牲にしてまで、入れ替わりするメリットはないでしょうけど(^^;

 そして結果が、ちょっと意外な方向へ進んでいて、驚いちゃいましたね~。
 女子大・国立、本命とすべり止め、色々でしたけど、これまで一緒だった3姉妹が、
 ここで進路の分かれ目になるのかも? という展開に、珍しさを感じてしまいました。
 3人1組だった彼女たちが、各々の個性を発揮することになりそうです。

 


◆ まんがライフ 感想①

2016年02月23日 | ◆4コマ誌⑤ まんがライフ

2016年4月号

 

 表紙は、ミカちゃんたち!
 さくらを抱え、タローをそばに、笑顔いっぱいな雰囲気が可愛らしい。
 他、ゲスト作品や新連載作品も!
 
 

 今月の「不死者で賞」は、『化野さんはすでに死んでる。』より、上終幽一さん!

 

 今回、ゾンビ以外の不死者さんが登場!

 営業の上終幽一さんは、首なしさん。
 昨今は、けっこう有名になりましたよね、デュラハン。

 アイルランドの伝承における死を告げる存在で、
 日本では「首なし騎士」の姿で知られているでしょうか。

 そんなデュラハンの上終さんですが、会社勤めの営業職ということで、
 首が外れている以外は、普通の人っぽい所が面白かったり(^^;

 しかも尊大な性格で、自分の出身大学を誇ったり、不死者としては同じである
 化野さんと張り合ったりと、俗世にまみれている感がハンパなく、愉快でした。

 そんな彼にも、知られたくないことがあったようですけども、
 いわゆる隠れオタク的なものを知られたくない心情に、共感できちゃいましたね~。

 

 

【コミックス15巻、発売中~!】
●動物のおしゃべり (神仙寺瑛 先生)

  

 今日も今日とて、動物たちとのふれあい。

 お兄ちゃんが読んでいる本の「謎の未確認生物」=UMAも、
 動物の範疇に入れてよいのでしょうかね? まあ、謎なので謎ですけど(意味不明)

 ミカちゃんがお兄ちゃんに、「パンダさんのしっぽの色」について聞いてますが、
 お兄ちゃんは、そもそもしっぽがあるのかわかっていなかったらしくて、笑!
 ちなみに答えが4コマのタイトルだったのには、感服いたしました。

 そして、予防接種。
 しぶるタローくんを、どうやって連れてゆこうか悩むお兄ちゃんでしたが、
 ナイスアイデアで退路をふさいでいたのは、お見事!

 それにしても、動物病院でミカちゃんが読んでいた本の
 「カニス ルプス ファミリアーリス」には大笑゜(*゜´∀`゜)゜ カッコイイ!

 また、ホワイトデーのあれこれも、微笑ましかったですね。
 お兄ちゃんの田崎さんへの1日早いお返しの理由について、ミカちゃんが
 「副音声」でお届けしていたのが楽しすぎました!

 さらに、チャラ男・安藤くんのマオさんへのアタックも、
 砕け散ってはいましたけども、本気が垣間見えているのは、興味深かったです。

 ただ、マオさんには、やはりお兄ちゃんからもらった物の方が特別だという
 その心情に、感じ入るものがありましたね~。

 などなど、動物あれこれ、ホワイトデーあれこれな今回。
 動物たちとのふれあいはもちろん、人間模様にも注目しつつ、今後も楽しみです!

 

 

【新連載!】
●ホラーハウスは内より裏が怖い (胡桃ちの 先生)

  

 評判のおばけ屋敷を訪れた少女が1人・・・

 ビルの間にある階段を下りると、「カロン」とギリシャ語で書かれた看板が。
 昼間でも悲鳴が絶えず、評判を耳にして来たお客も、救急車で運ばれるほど、
 恐ろしいおばけ屋敷なのだとか。

 そこへ、1人の泣き顔な少女がやって来たところから、物語は始まります。
 やたらと怖がりで、ちょっとしたことで大騒ぎ。
 入店前から泣きじゃくる姿は、お世辞にも可愛いとは言えないような表情で(^^;

 そんな少女の姿が、コミカルに感じられる内容でしたが、
 「カロン」の従業員である男性陣・ヨウくんやシロさんも、個性的な面々で、
 首を外したり、眼球を取り出したりと、サービス満点に怖がらせてくれます。

 しかし、少女がここへ来たのは、ホラーハウスを堪能するためではなく、
 自分の怖がりをなおそうと、働くためというから、これまた面白そう。

 シロさんも、彼女に似合うホラースタイルを見繕って、
 何やら期待できそうなお話でありました。

 怖がり泣き虫少女と、ホラーハウスの面々と、 どのような物語をつむぐのか。
 連載開始とのことで、今後も楽しみです!

 

 

【ゲスト作品】
●しらす (原田楽 先生)

  

 文鳥しらすと暮らす鈴木くん。

 「おしゃべり増刊で話題の鳥4コマ」とのことですが、
 申し訳ない、私は存じ上げませんでした。

 鳥が好きな鈴木くんは、文鳥のしらすと暮らしていて、
 その日常が楽しい内容となっているようです。

 今回は、2月22日=猫の日というので、鳥の日もあるのでは?
 と考えた鈴木くんが、ネットで検索してみたところ、毎月28日が、
 鳥にとっては不吉な日だったことが判明して、衝撃を受けていたのは笑!

 そこから、猫や犬との間にある格差に、あれこれ悩む姿も、また愉快。
 猫好きな別府くんにとって、鳥は唐揚げみたいなものというから、
 こりゃ戦争起きますよ(ぇ

 また、犬好きな矢口くんは、犬の良さを語りつつも、鳥も肯定する好青年。
 でも、しらすの行動を「おっさん」に例えていたのは大笑゜(*゜´∀`゜)゜
 しかも笑顔で、好意をもって例えている所が、妙に可笑しかったですね~。

 そして何より、鈴木くんとしらすのやりとりに、動物とたわむれる楽しさを
 感じられるあたりも、魅力になっていました。
 
 ちなみに、文鳥の日というのもあるようで、しらすもひと安心。
 正直、かなり面白かった作品ですので、再登場に期待したいです!

 

 

【最終回!】
●ミケさんは役に立たない!?
 (藤丘ようこ 先生)

  

 4月7日、コミックス発売! ・・・ではありますが、最終回!

 最後は、ミケさんたちが天界へ帰ってしまう!?
 といった展開になっていました。

 スマホを手に入れたミケさん、さっそく真人くんとやりとりしてますが、
 やはりゲームに熱中してしまうあたり、ミケさんらしい(^^;

 今では、元家政婦として真人くんと一緒にいるだけだったミケさんですが、
 くるみちゃん共々、家政婦の契約期間が切れるというので、帰ってしまいます。

 あっさり去ってゆくミケさんとくるみちゃん。
 残された真人くんは、静かな部屋で、「本来のひとり暮らし」を実感しつつ、
 「ヒマ」だと感じていますけど、やはり寂しいという感情があるようで・・・

 親御さんが亡くなり、独りになった真人くんのもとに派遣された家政婦ミケさんは、
 働かない家政婦さんで、むしろ真人くんの負担が増えてしまうあたり、
 いかがなものか? という印象がぬぐえなかった、という点はあります。

 しかし、そのことが、むしろ真人くんの寂しさをまぎらわせつつ、
 しっかりした生活をさせるのに、一役買っていたと考えますと、
 誰かの存在があることの大切さを、噛みしめたくもなりますよね。

 それがグータラな人であっても、不快さが我慢できないほどでなければ、
 居てくれることの幸せというものは、確実にあるのだと思えます。

 そんなこと感じてしまった最終回。
 ミケさんたちのいなくなった部屋で、寂しさを覚える真人くんに、しみじみ・・・
 ではありましたけど、最後は、ああやっぱりね! という展開で笑!

 何だかんだで、楽しい生活の復活に、安心感を覚えつつ、
 コミックスは4月7日発売とのことで、楽しませていただきましたー!

 

 

【2月27日、『超絶フリテンくん』発売!】
●新フリテンくん (植田まさし 先生)

  

 無人島でも、ひな祭り? なトビラ絵が楽しい。

 【スイートルーム】いつかスイートルームに泊まってみたいと考える青年。
 30数年後、事業に成功し、泊まれるほどになった自分に、ご満悦・・・
 ですが、夢の中ではまだまだ? というネタは、もしや植田先生ご自身の投影?

 【温泉】美肌の湯に入った女性陣、お肌がツルツルになったと喜んでますが、
 男性は「そんなに早く効果が出るわけない」と、否定的・・・だったものの、
 別の所はきちんとツルツルになっていて、笑! おかげで男性、災難ですな。

 【タンス預金】銀行が頼りにならないから、タンス預金をしている男性。
 説得されて銀行に預けるようになるも、「タンス預金」は変わらなくて愉快でした。
 これは、最近の時事ネタという感じでしょうかね。 マイナス金利の影響とか。

 【開き】魚を釣って来たパパさん、開きにしていますけど、それを見たママさん、
 ほぼ毎日、別の物を開きにしていて、お疲れ様です(^^;
 これ本当、地味に大変というか、面倒くさいんですよね~。 共感します。

 【ゴシップ好き】社内で、書類のやりとりをしている男女を見かけ、
 「できてる」と述べるOLさん、あちこちで同じようなペアを見つけては指摘。
 しかし、まさか郵便はがきにまで、ゴシップを見出すとは、もはや妄想の域ですよ!

 などなど、今回もおもしろネタの数々でありました。
 それにしても、ゴシップ好きのOLさんはアレですよね、カップリングを見つけては
 妄想するタイプの女性ですよね・・・ なんて感じつつ、今後も楽しみです!

 

  

【新人4コマ杯 1月期月間賞】
・魔法使えない少女カラメロ★ (めちゃめちゃめちゃん 先生)

 

 タイトル通りな少女のお話。

 カラメロは魔法使い。
 優しさと愛を勉強しに地球へ来たといいますが、使える魔法はひとつだけ?
 そんな少女と友人たちとのやりとりが、楽しい4コマ作品でしょうかね。

 まず目を引かれたのは、採点どおりに画力。
 しっかりと描かれた絵柄には、魅力を感じました。
 使える魔法も地味というか、役に立ちそうもないあたりが面白味になりそう。

 なので、もっと読んでみたいとは思わされるのですが、
 編集部コメントによると、詰め込みすぎて窮屈になっている部分があるらしく、
 そうした点に改善があると、良いのかもしれませんね。

 
 もう一歩の作品は、『落とし物はなんですか』(早見みすず 先生)
 忘れ物センター常連の女性と、担当者の男性とのやりとりが楽しそうです。
 担当者の、また来たのかという不満げな表情がリアルで(^^;
 
 

②へつづきます。
 


◆ まんがライフ 感想➁

2016年01月22日 | ◆4コマ誌⑤ まんがライフ

2016年3月号 のつづきです。

 ①は、『ぼのぼのS』 『キャバはじめました』 『カタコイ・カノン』です。

 まんがライフWIN 『姫のためなら死ねる』は、清少納言、料理をするの巻。
 お正月も終わって七草粥をつくることになったものの、そこで清少納言の暴走が!?
 ラストの教訓にうなずくばかりでありました・・・ 愛情は、あくまでスパイス!
 
 

●動物のおしゃべり (神仙寺瑛 先生)

 コミックス15巻は、2月17日発売! そんな今回、気になる関係。

 休日くらいゆっくり寝させてほしいと、サクラの遊ぼう攻勢を拒絶するお兄ちゃん。
 と思いきや、サクラの方が一枚上手で、【肉球の上で転がされる兄】状態なのは笑!

 そんなお兄ちゃんでしたけど、マオさんと一緒に帰ることになって、
 そこでの2人のやりとりが、マオさんの心知らずなお兄ちゃんといった感じで、
 もどかしくも楽しかったですね~。 マオさん、わきまえているあたり、好感持てます。

 

●スパロウズホテル (山東ユカ 先生)

 今回の主役は、酒井さん!?

 佐藤さんを「天使」と呼ぶ彼の目には、彼女は「可憐」と映るのだから、
 【正にフシ穴】というタイトルがふさわしく、愉快でありました(^^;

 そんな彼、バレンタインにチョコを「渡そう」とすべく、同僚を呼んで
 会議を始めたから、重症すぎて可笑しかった! 同僚女性の「BL」への執着には笑!
 さらに、幸せの絶頂へ導かれて、まさに“時間の止まった”酒井さん、楽しかったです。

 

●おじょじょじょ (クール教信者 先生) 

 今回、特別編ショートで、ゴルフ編ふたたび!

 ちなみに「その1」は、コミックス1巻に収録されています。
 ということで、ハルさんとクリスくんのゴルフ対決となりましたが、
 クリスくんはイギリスのトップアマということで、強敵です。

 ハルさんの方は、徒然くんをキャディにしたことで成績を伸ばしているようで、
 良い勝負になりますが、ハルさんが追い上げてきたことで、紅さんの応援先が
 変化する流れに、思わずニヤリとしちゃいましたね・・・
 ささやかな応援が風向きを変える瞬間の、徒然くんの悟りが、これまた素敵でした。

 

●お姉ちゃんが来た (安西理晃 先生)

 今回、2本立て! バレンタイン話でありました。

 バレンタインデーに、そわそわする朋也くん、家族からでももらえると嬉しい
 と考えていますが、これは納得ですね・・・ もらえるうちが華なのよ(ぇ

 そして学校では、孝喜くんにチョコを渡そうとする藤咲さんでしたけど、
 彼女の“好きな人”について、村瀬さんが誤解を招くようなことを言ったため、
 色々と混乱が起きていたのは、藤咲さんお気の毒だったものの、愉快でしたね(ォィ

 2本目のマリナっちさん話については、1つ前にプチ感想を書きましたが、
 そこでも語ったように、片想いばかりの本作品、どういった方向へ進むのか、
 気になります!

 

●紡木さん家の場合 (碓井尻尾 先生) 

 2月14日は、ふんどしの日・・・ へー(^o^)

 じゃなくて、バレンタイン近しということで、菊池さんがあげる予定もないのに
 売り場にいた所、それを見つめるストーカ・・・もとい安田先生が!
 そして、それを目撃する紡木家の父子という構図が、可笑しかったです(´▽`;)

 菊池さんに執着する安田先生の不審な言動を眺めていると、紡木家父子が常識的で
 まともな人に見えるだけでなく、安田先生へのツッコミ役として同調しているのが、
 いつもと違った様子で楽しかったですね~。
 
でも、結ちゃん相手だと、立場が逆になってしまう転換には笑゜(*゜´∀`゜)゜

 

●わくわくワーキング (おーはしるい 先生)

 みおさん、カラオケ初体験の巻。

 カラオケに行くことになったものの、未経験のため不安に思うみおさん。
 そこで相談するのが中野くんというあたり、もう仲良しすぎでしょ!

 中野くんの助言を得たみおさん、ひとりカラオケで練習することに。
 なぜ「ひとり」かというと、中野くんが密室で2人きりに耐えられないからとか、
 彼らしくて笑いましたよ! でも、おかげでハマったみおさん、可愛かったです。

 

●ななこまっしぐら! (小池恵子 先生) 

 佐藤タクの平凡で非凡な日常・・・ の巻!?

 平凡なサラリーマンのタクさんですが、非凡なななこさんを相手にしていると、
 色々と非凡さも身に着けてくるようで、その平凡さに隠れた非凡なあれこれが、
 楽しい内容になっていました。

 何より、通勤電車で役立つ非凡な体幹はうらやましい所。
 ななこさんのタックルを受け続けているのですから、そりゃ鍛えられますよね(^^;
 お弁当に関しては、非凡になれて平凡になってましたし、面白かったです。
 そして、平凡な日常の平和を感じられる所も、よかった!

  

●ナノレンジャー (渡辺伊織 先生) 

 姫野くんのバレンタイン!

 ですが、彼の場合、先生に渡したいというから、何と言ったらよいのやら(^^;
 海外では、男性から女性に渡すということもあるらしいのですけどね。
 けれど、ここは日本・・・ということで、姫野くんは女装することに(ぇ

 その発想は可笑しかったのですけども、姫くんの女装姿、想像以上に似合いすぎて、
 不動くん以外の男子が落ち着きをなくしていたのは笑! いや、本当に可愛かった。

 でも、その格好でチョコを渡しても意味はないと気づき、ちょっとイイ話な流れに
 なりかけたものの、姫野&不動がお似合いすぎて、妙な空気が漂ってるし(´▽`;)
 さらに、ドン子さんが盛大に誤解していたのは、可笑しかったですね~。

 


◆ まんがライフ 感想①

2016年01月21日 | ◆4コマ誌⑤ まんがライフ

2016年3月号

 

 表紙は、早くもバレンタインなミカちゃん!
 スティック型のチョコ菓子を、口に付けている姿が可愛らしい。
 他、化野さんや、一香さん、カノンさんも!
 
 

 今月の「そんなバレンタインで賞」は、『お姉ちゃんが来た』より、マリナっちさん!

 

 今回、2本立て!

 2本目の話は、マリナっちさん主役で、総一朗くんとの関係が気になる内容。
 バレンタインということで、手作りチョコを渡すだけでなく、
 告白まで視野に入れているあたり、かなり本気でありました。

 外見は良い総一朗くん、他の女性から注目されていましたけど、
 それに対して、彼の腕を組み、威圧するようににらみつけていたのは、
 マリナっちさんの本気度を感じさせます。

 そして、会話の流れから、思わず告白へ・・・?
 なんてお話でしたけど、ここでの総一朗くんの反応は、マリナっちさんの気持ちを
 わかっていた、ということなのでしょうかね?

 そこから続いた言葉の残酷さに、マリナっちさんは気づいていないようでしたが、
 そのことがまた、切なく感じられちゃいましたね・・・

 本作品、恋の矢印が、どれもこれも片道なあたり、気になるポイントであります。
 マリナっちさんも、片想いで終わるのかどうなのか。
 また、ルリルリさんと総一朗くんの関係もどうなるのか、波乱の予感です。

 

 

【TVアニメ化カラー!】
●ぼのぼのS (いがらしみきお 先生)

  

 2号連続で、ショート編掲載!

 今回は、ヒグマの大将も驚く出来事が・・・?
 火山が噴火して、森の動物たちが大騒ぎ。

 ぼのも報せを聞いて驚いてましたが、やたらと遠い山が噴火していて笑!
 けれど大将は、油断してはいけないと述べて、注意を促します。
 こーゆー所、さすがですね。

 確かに、森のあちこちで異変が起きていて、大忙しになるのですが、
 その現場で遊んでしまうぼのたちが愉快でありました(´▽`;)
 「いじめる?」も見れましたし。

 そして、一番の異常に対して、大将が指示した対策に大笑!
 いや、間違ってないかもしれませんけど、皆で取り組む姿が妙に可笑しかった!

 などなど、火山の噴火と森の異変に、慌てふためく一同が楽しかったお話。
 「ぼのぼのスペシャル」は、1月29日発売とのことで、次号も楽しみです!

 

 

【今月のピックアップ!】
●キャバはじめました (忍田鳩子 先生)

  

 ラミさんのバレンタイン!

 渡す相手は、もちろん銀次さんなのですが、昨年チョコはNGということで、
 受け取ってもらえず、そこで、アゲハさんに相談していますけど・・・?

 ここで、アゲハさんが出したアイデアが、なかなかグッドでありました。
 当日、ラミさんが来ることを恐れている銀次さんでしたが、
 そこに現れたラミさんの姿に驚き! なんと、すっぴん!

 普段、オカマなラミさんは怖がる銀次さんも、すっぴんだと大丈夫。
 そりゃどう見ても、ただのイケメンですからね~。
 「男のボクからみてもカッコいい」なんて、銀次さんに言われてますし(^^;

 そのため、バレンタインのプレゼントもすんなり渡せて、めでたしめでたし・・・
 と思いきや、とつぜんラミさんが逃げ出してしまいます。

 その後、いつもの姿で現れて、いつも通り銀次さんがおびえる展開になって、
 いつも通りに愉快でしたし、ラストのひとみさんのモノローグで大笑゜(*゜´∀`゜)゜
 銀次さんがお気の毒ではありましたが、かなり面白かったです。

 などなど、ラミさんと銀次さんのバレンタインでしたけど、
 興味深かかったのは、ラミさんのすっぴん姿と、いつもの姿。

 銀次さんにウケがよかったのは前者だったのに、ラミさんが選んだのは後者。
 これはつまり、どちらが本当の意味での「自分」であるのかを、
 ラミさん自身がしっかり認識していたことに他なりませんよね。

 彼女にとって、イケメン姿は本当の自分ではなく、オカマ姿こそが本物。
 そちらの姿の方が生き生きしてましたし、そういうものなのでしょう。

 ただ、オカマ姿だと銀次さんに避けられてしまうのですから、深く考えると
 切ない話になってしまうのですけども、そこをコミカルに描いている点が、
 好感触でもありますね・・・ なんて感じつつ、今後も楽しみです!

 

 

【最終回!】
●カタコイ・カノン (胡桃ちの 先生)

  

 コミックス3巻は、3月7日発売! ・・・ですが、最終回!!

 記憶をなくしたカノンさんが選んだ道は・・・?
 と気になる最終回となりましたが、まさかのトビラ絵には驚きましたよ。

 ウェディングドレスのカノンさんと、写真にうつっているのは、金星くん!?
 と思ったら、いきなり次の4コマで、銀月くんと意味ありげな会話。
 そして衝撃の事実から、急展開で何が何だか(´▽`;)

 そこから、要さんとの再会を経て、カノンさんに記憶が徐々に戻っていた
 ことが判明しましたけど、それはそれでツライことなのかな~とも感じたり。

 でも、そんな感傷も吹き飛ぶ後半の話に、どう反応したらよいものか!
 いやいや、まあまあ、う~ん・・・ 何と言えばよいのでしょう(^^;

 これはコミックス完結3巻で、補完があったりするものなのでしょうかね?
 どこからどこまでがコレだったのやら・・・

 何だかんだでハッピーEND?っぽい気もしますけど、はてさて。
 とはいえ、楽しませていただきましたー!

 

 

【新人4コマ杯 12月期月間賞】
・眠り姫と起こさない王子 (渋谷一月 先生)

 

 タイトル通りの姫と王子様。

 魔女の呪いで眠っていたお姫様。
 その魔女を王子が倒したから、眠りから覚める時が来たものの?

 といった感じのお話のようですが、打算的なお姫様が、
 王子様のキスをゲットしようと、あれこれアプローチするあたりが
 面白そうな4コマ作品です。

 編集部コメントによれば、打算的なだけでなく、甲斐甲斐しさもみせる
 姫のキャラクターに魅力があったらしいので、そのあたりに注目しつつ、
 つづきが読んでみたいものですね。
 

 「もう一歩」の作品は、『学校の姫』(BONトーク 先生)
 
タイトル通り、普通の公立校に「お姫様」がいる所に面白味がありそう。
 本物のお姫様ではなく、浮世離れした生徒という点が可笑しいです。
 

②へつづきます。
 


◆ まんがライフ 感想➁

2015年12月22日 | ◆4コマ誌⑤ まんがライフ

2016年2月号 のつづきです。

 ①は、『わくわくワーキング』 『白衣さんとロボ』
    『ぽてさら大サーカス』 『黙って俺の世話になれ』
です。
 
  まんがライフWIN 『姫のためなら死ねる』は、定子様のお風呂イベントォ!
 ということで、大張り切りの清少納言が面白かったでございます。
 妄想あふれんばかりなため、理性を総動員する様子は、むしろ気の毒か(^^;

 

●おじょじょじょ (クール教信者 先生)

 姉妹の和解、その後・・・

 ついに、ハルさんとアキさんが和解へ至り、一件落着。
 ではありましたが、アキさんが徒然くんへ向ける視線が熱くて、
 別の心配が浮上していたのは、苦笑い(´▽`;) でも、以前よりはマシな状況か。

 姉妹の和解は、徒然くんの尽力あってのものでしたので、
 彼女たちはもちろん、姉妹の父上も徒然くんに足を向けて寝られませんね~
 なんて思っていたら、次は彼の問題が浮上してきそうな予感? 「裏」の人間か。

 

●化野さんはすでに死んでる。 (晴瀬ひろき 先生) 

 ゾンビは湿気が苦手・・・

 まあ、腐りやすくなりますからね、乾燥させておかないと大変そう。
 さらに、ゾンビ以外の「不死者」の説明がされてましたけど、
 他の不死者も出てくるのでしょうかね? ヴァンパイアやデュラハンなど期待。

 そして、クールな総務の事務員・鹿ヶ谷花梨さん。
 しかし、ゾンビに憧れているため、化野さん相手だとクールな仮面がとれて、
 ミーハーになっちゃうあたりが面白かった! 化野さんと意気投合してるし(^^;

 

●スパロウズホテル (山東ユカ 先生)

 元旦から働くホテルの人々・・・

 新年初日から、カウントダウンではしゃぎすぎた人々をこらしめて、
 スパロウズホテルどころか、街の守護神にまでなっている佐藤さんに笑!

 塩川主任が、今年は色んな会社の仕事始めの日が早いことを喜んでいて、
 それだけホテル利用者が増える=仕事も増えることを嬉しがるとは(´▽`;)
 御園くんも、さっそくシフトに入って、新年、スパロウズホテル始動ですね!

 

●うしろのご先祖さま (勇人 先生) 

 菜々緒さん、お風呂が壊れて銭湯へ!

 柱文に「サービス満載の神回の予感」とあって、なるほど、お風呂回(^^;
 ご先祖さまたちはもちろん、静さんも一緒に銭湯へ行くことに・・・

 脱衣所での下着姿、そしてお風呂と、サービス満載に偽りなし!(ォィ
 お子様が、菜々緒さんの胸に注目したり、ここはきっとパラダイスですね。
 サウナの「ロウリュ」などもありつつ、いろいろ楽しい銭湯模様でありました!

 

●ポインズンガール (瀬野反人 先生)

 何やら、沢田さんがイライラしていて・・・

 その原因を聞いたところ、図書委員がつくる会誌の載っていたレビューが
 ネットからの丸パクリだったとかで、その委員さんの代わりになる人を
 探しているのだとか。 あ、ここの記事は生ものですよ!(パクる価値もないけど)

 そこで、桃子さんたちにレビューを頼んでくるものの、
 マトモなものができるはずもなく、桃子・委員長・ツン子さんそれぞれのレビューが
 面白おかしかった! まあ、ツン子さんが意外でしたけどね・・・
 私もあれくらい書きたい(ぇ

 

●お姉ちゃんが来た (安西理晃 先生) 

 お正月、朝起きると、お姉ちゃんが隣で寝てた!?

 そんな朋也くんでしたけど、まあ、さすがに夢だったのは幸い?
 一香さんも同じような夢を見たようですが、ストレートに喜ぶあたり、
 朋也くんとの落差が面白かったり(^^;

 そして、美鶴くんもやって来ましたが、水原家でもいつも通りな彼は、
 一家とも気安く付き合える関係といった感じで、なんだか楽しかったですね。
 こたつで、一香さん朋也くんと戯れるあたり、もう1人の兄弟っぽくて。

 

●となりのエロチカちゃん (後藤羽矢子 先生)

 二次元の初夢を見たい恩納くんでしたが・・・?

 モモカちゃんの夢を見ようと、準備万端で寝たはずの恩納くん。
 しかし夢に出てきたのは、エロチカさんで、しかもいつもと違った雰囲気。
 恩納くんを「能書きばっかりのオタク」と罵るブラックさが、新鮮でしたね。

 さらに、優しいけれど本格的なお色気攻撃を仕掛けてくるエロチカさんや、
 ホンモノっぽいけど、恩納くんに迫ってくるエロチカさんなど、楽しかった!
 これだけ夢に見てしまうということは、恩納くん、もう彼女のこと意識しまくり。
 なんて感じが微笑ましかったですが、夢の話が「創作のタブー・ベスト3」には笑!

 

●キャバはじめました (忍田鳩子 先生) 

 12月29日=「モンロー」の2015年ラスト営業日!

 朝まで飲むぞと張り切るアゲハさんでしたが、銀次さんは大掃除をするのだとか。
 そこで、ひとみさんが手伝うと言い出したものだから、ユカさんも対抗意識で同調し、
 みんなでやる流れになっていたのが、何とも楽しい。

 そこで店の中にしまってあった様々なモノが発掘されてましたけど、
 バブリー・アゲハさんには、さすがに笑ってしまいました! 派手すぎる(´▽`;)

 腐海となっていた社長室も、ひとみさんの活躍でキレイになっていたのは、さすが。
 おかげで、さっぱり気分で新年を迎えられそうな雰囲気が、爽やかでありました!